西穂高岳(西穂高口駅から往復)絶景に感動!!
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 877m
- 下り
- 878m
コースタイム
天候 | 1/13(日)晴→曇→雪 1/14(月)快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・新穂高ロープウェイ 往復2,600円(JAF会員割引で300円引)、荷物代(6kg以上)片道300円×2 |
コース状況/ 危険箇所等 |
例年よりも積雪量が少ないそうで、特に独標から西穂高岳までの岩稜歩きではアイゼンワークに注意が必要。 |
その他周辺情報 | ・西穂山荘テント場 1,000円/人 |
写真
感想
山岳会の月例山行として三連休に燕岳に行く計画でしたが、訳あって急遽変更し、西穂高岳に登ることになりました。
新穂高センター前にある冬季登山者用駐車場(無料)に10:30頃到着しましたが、三連休とあって既に満車。諦めて市営新穂高第3駐車場に戻ろうとしましたが、ちょうど下山してきた方がおられ、運良く駐車することができました。
新穂高ロープウェイは外国人観光客などで大混雑でしたが、臨時便に乗ることができ、スムーズに西穂高口駅へ。腹ごしらえをして初日の目的地、西穂山荘を目指します。
山荘までは一旦下ってから地味に急な登り。でも天気が良いので、しんどいながらも気持ちの良いハイキングという感じでした。山荘到着後はテント設営。元々テントを囲むように雪壁が作られていて、風もほぼなく快適な場所でした。
今回の山行。名目上は冬山合宿ということで、合宿らしく空いた時間を利用して小屋近くの斜面で滑落を想定したスタンディングアックスビレイによる訓練を実施。厳冬期に厳しい山を登る上ではぜひ身に着けておきたい内容でした。
翌朝は2:30前に起床。テントの内部とシュラフカバーの内側には霜がびっしり付いてました。身支度をし、4:13登山スタート。気温は-15℃くらいで若干西風が吹いていますが、手先の感覚がないくらいの寒さで全然耐えられる範囲です。
星が瞬く夜空の下、暗闇の中をひたすら登り、丸山そして独標へ。ここまでは特段の危険個所はありませんでしたが、独標から先は急峻な岩稜のアップダウンが続くため、岩場ではホールド、スタンスをよく確認し、アイゼンを引っ掛けないよう細心の注意を払って進みます。辺りが明るくなるに連れて、暗くて見えなかったものが見え始め、高度感を一気に感じるようになりました。それと同時に素晴らしい景色が辺り一面に広がっていきました。
あわよくば西穂高岳山頂でご来光をという計画でしたが、あと少し間に合わず、山頂直下でサンライズ。振り返ると登ってきた稜線が赤く染まり、まさにモルゲンロートという感じで、感動しました。
程なく西穂高岳に到着!多分この日では一番乗りでした。厳冬期とは思えない穏やかな天候で、あらゆる山が見渡せました。この時期にこんな状況にいる自分が信じられない感じで、とても感動的でした。北の方を見るとジャンダルムがすぐそばに。近くに見えても遠い憧れの地にいつかは行ってみたいと思いを馳せました。
雪の岩稜に慣れたのか、下山時は前に広がる景色を楽しみながら、気持ち良く歩くことができました。気温はずっと氷点下でしたが、歩いていると暑いくらい。この日はお昼頃になってもガスが出てこず、麓に下山するまで景色を楽しむことができました。
急遽決まった山行でしたが、新年一発目の登山が最高のものとなり本当にラッキーでした!
これで今年は良い年になりそう!かな?笑
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