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Yamareco

記録ID: 170368
全員に公開
雪山ハイキング
奥秩父

徳和から乾徳山

2012年02月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
11.6km
登り
1,252m
下り
1,257m

コースタイム

徳和駐車場(7:25)-登山口(7:44)-銀晶水(8:10)-錦晶水(8:50)-国師ヶ原十字路(9:05〜15)-月見岩(9:34〜45)-乾徳山頂(10:35〜11:40)-高原ヒュッテ(13:05〜13:50)-三富からの富士標識(14:05)-国師ヶ原(14:15)-錦晶水(14:20)-銀晶水(14:45〜55)-登山口(15:10〜25)-徳和駐車場(15:45)
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
宿泊した甲府のホテルから車で徳和へ。
コース状況/
危険箇所等
銀晶水の先から雪が残るが凍結場所はない。
錦晶水から国師ヶ原にかけては一面雪原だが、雪は締まっていてアイゼンは必要なかった。

山頂直下2か所の鎖場はともに岩に雪は付いておらず、鎖の凍結もなく平時と同じ環境で登れた。

水のタルからの下りは新雪の下に氷が隠れておりアイゼン、できれば6本爪くらいあった方が無難。

銀晶水は凍結していたが、錦晶水は流れていた。

ハイシーズンは人気の山もこの時期は人が少なく、徳和から国師ヶ原までは二人分の足跡しかなかった。
もちろんこの日もシカ3頭以外誰とも出会わなかった。
登山道入り口
この先に広い路肩がありSUVならそこまで入れます
2012年02月19日 07:52撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
2/19 7:52
登山道入り口
この先に広い路肩がありSUVならそこまで入れます
錦晶水を過ぎると雪が増えます
2012年02月19日 09:00撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
2/19 9:00
錦晶水を過ぎると雪が増えます
国師ヶ原
青空と白樺と雪のコントラストがサイコー
2012年02月19日 09:11撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
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国師ヶ原
青空と白樺と雪のコントラストがサイコー
月見岩
2012年02月19日 09:45撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
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月見岩
振り返ると富士山!!
2012年02月19日 09:43撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
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2/19 9:43
振り返ると富士山!!
もういっちょ!
2012年02月19日 09:43撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
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2/19 9:43
もういっちょ!
望遠で!!
2012年02月19日 09:44撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
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2/19 9:44
望遠で!!
自分的にはこっちの写真の方が好きかな?
2012年02月19日 09:45撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
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2/19 9:45
自分的にはこっちの写真の方が好きかな?
南アルプスも一望
カヤトがいい感じ
2012年02月19日 09:46撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
3
2/19 9:46
南アルプスも一望
カヤトがいい感じ
望遠で右から荒川、赤石、聖
2012年02月19日 09:44撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
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2/19 9:44
望遠で右から荒川、赤石、聖
鎖場の下から
富士山が見えないぞ!!
2012年02月19日 10:48撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
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2/19 10:48
鎖場の下から
富士山が見えないぞ!!
南アルプスはくっきり
2012年02月19日 10:48撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
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2/19 10:48
南アルプスはくっきり
白峰三山
2012年02月19日 10:49撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
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2/19 10:49
白峰三山
最後の鎖場
ここは腕力でよじ登る
2012年02月19日 10:49撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
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2/19 10:49
最後の鎖場
ここは腕力でよじ登る
上から見ると…
写真ではなかなか高度感が表現できません
2012年02月19日 11:28撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
1
2/19 11:28
上から見ると…
写真ではなかなか高度感が表現できません
山頂
2012年02月19日 11:33撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
2/19 11:33
山頂
三脚立てて記念撮影
空が青い
2012年02月19日 11:21撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
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2/19 11:21
三脚立てて記念撮影
空が青い
やっぱり富士山は見えません
月見岩で写真撮っといてよかった
2012年02月19日 11:32撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
2/19 11:32
やっぱり富士山は見えません
月見岩で写真撮っといてよかった
またまた南アルプス
2012年02月19日 11:23撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
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またまた南アルプス
もう一枚
2012年02月19日 11:23撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
2/19 11:23
もう一枚
甲斐駒と仙丈
夫婦みたいですね
2012年02月19日 11:32撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
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2/19 11:32
甲斐駒と仙丈
夫婦みたいですね
またまた白峰三山
2012年02月19日 11:32撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
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2/19 11:32
またまた白峰三山
こっちももう一度
手前から荒川、赤石、聖
月見岩で撮ったのと比べたらちょっと霞んだ感じ
2012年02月19日 11:32撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
2/19 11:32
こっちももう一度
手前から荒川、赤石、聖
月見岩で撮ったのと比べたらちょっと霞んだ感じ
大菩薩連嶺
2012年02月19日 11:24撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
2/19 11:24
大菩薩連嶺
飛竜の左奥に雲取が見えます
2012年02月19日 11:27撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
2/19 11:27
飛竜の左奥に雲取が見えます
左から和名倉、笠取、唐松尾
2012年02月19日 11:26撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
2/19 11:26
左から和名倉、笠取、唐松尾
甲信武から雁坂、雁峠
山梨は雁のつく地名が多いね
2012年02月19日 11:25撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
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2/19 11:25
甲信武から雁坂、雁峠
山梨は雁のつく地名が多いね
甲信武と木賊
普段はあまり姿を見せない甲信武がここからはくっきりと見えます
2012年02月19日 11:26撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
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2/19 11:26
甲信武と木賊
普段はあまり姿を見せない甲信武がここからはくっきりと見えます
金峰はでべそ
2012年02月19日 11:31撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
2/19 11:31
金峰はでべそ
高原ヒュッテ
ドアのガラスは割れだいぶ荒れてますが、一見したらいい感じ。
2012年02月19日 13:17撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
2/19 13:17
高原ヒュッテ
ドアのガラスは割れだいぶ荒れてますが、一見したらいい感じ。
国師ヶ原は白樺とカラマツの奥秩父とは思えない明るい林
2012年02月19日 13:16撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
2/19 13:16
国師ヶ原は白樺とカラマツの奥秩父とは思えない明るい林
関東富士見百景
三富からの富士
だそうですが…
2012年02月19日 14:12撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
2/19 14:12
関東富士見百景
三富からの富士
だそうですが…
でも振り返れば乾徳山が凛々しく立っている
2012年02月19日 14:11撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
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2/19 14:11
でも振り返れば乾徳山が凛々しく立っている
登山者は私だけでした
2012年02月19日 16:14撮影 by  FinePix S5Pro , FUJIFILM
2/19 16:14
登山者は私だけでした
撮影機器:

感想

週末両日好転の天気予報から、土日それぞれ日帰り登山を計画、甲府のドーミーインも予約していたが、金曜深夜から自宅周辺はよもやの雪。
ノーマルの私の車では土曜日の登山は難しいと判断したが、一方で当日キャンセルはキャンセル料100%なので土曜は意味もなく甲府に宿泊。
まあドーミーインなのでサウナ付の温泉にのんびり入れたから悪くはなかったけど・・・

なにはともあれ19日7時過ぎに乾徳山登山口の徳和に到着。
この時期ヤマレコで乾徳山を検索しても数が少なく、登山者が少ないことは予想されたが、やはり駐車場には登山者のものらしき車はなし。

徳和の集落を抜け、車道を歩くこと20分ほどで登山口。
登山口の先に2台くらいは止められる駐車スペースがあるのでSUVならここまで上がれるだろうが、私の車では100%無理。

最初は杉の植林の中の薄暗い登り、
例のごとく登り出しは椎間板ヘルニアによる足の痛み。
いつもは右足がしびれるんだけど、この日は左足。
でも登っていると痛みは消える。
古い林道あとを交差してしばらくで銀晶水。
ここは凍結している。
この先は雪が残るけど、アイゼンをつけるほどもない。

カラマツが混じり出し、道はかなり明るくなる。
雪の上の足跡を見ると、たぶん二人分だけ。
ハイシーズン人気の山もこの時期はほとんど人は入っていないんだろう。
古い林道を2回過ると前方高くに大ダオが垣間見えるようになる。
はじめて登った時は大ダオを扇平と間違えてずいぶん遠いと思ったものだ。
雪は少しずつ増えるが苦になるほどではない。

水が流れている錦晶水を過ぎると、白樺とカラマツが点在する国師ヶ原に出る。
青い空、シラカバ、雪原・・・ここは本当に奥秩父??冬の八ヶ岳高原といってもわからないような気持ちのいい場所。
前面に乾徳山の端正な三角錐が姿を現す。
大平からの道には数人程度の足跡。
一面の雪原だが雪は締まっていてアイゼンは必要ない。

カヤトの中の急坂を登り切れば月見岩。
寒いけど絶景・・・
奥秩父から大菩薩、富士山、南アルプス・・・・
この景色が見れたらここで引き返してもたぶん満足。

ここからが最後の登り、
扇平を過ぎると岩がごろつく白檜の樹林。
雪が残るが赤いテープに沿って進めば問題ない。
まずは髭剃り岩。
いつも間違う行止まりの岩を今回もまたよじ登ってしまいへっぴり腰で引き返す。
何回来てもここは間違ってしまう。学習効果がないバカな俺。
→に沿って右手の木が敷いてある方に進みはしごを下る。

最初の鎖場は岩に少し雪がついているが問題ない。
ここは鎖に頼らなくても登れる。
続いて頂上直下の鎖場。こっちは腕力勝負。
ところが鎖を登る前に手袋脱いで写真を何枚か撮っていたら寒さで指の感覚がなくなってしまった。
握力が無くなったので両手をズボンの中に入れ股間で温める。
なーにやってんだか・・・
握力が戻るのに5分ほどかかった。手は暖まったが股間が冷たい。笑

ここも岩の着雪、凍結はなく普段と同じように登れる。

山頂からは月見岩を凌ぐ360度の大パノラマ。
ただ、富士山は雲の中に隠れてしまった。
気温は低いけど風がないので山頂で1時間ちょっと過ごした。

下りは水のタルから下山道へ。
こっちは全くトレースがない。
水のタルからの急下降は新雪の下に氷が隠れていてアイゼンがないと厳しい。
4本の軽アイゼンをつけたけど、6本爪にすればよかった。
木にしがみつきながら慎重に下るが正直言って鎖場よりもこっちの方が数段おっかない。
標高差で200メートルほどまっすぐ下るとやがてトラバース気味に下るようになり、いきなり白樺とナラの雪原に飛び出す。
入口の窓が割れているがしっかりとした高原ヒュッテに入ってちょっと遅めの昼ごはん。

国師ヶ原の十字路からそのまま降りてもよかったけど、もう一度富士山が見たくなって大平方面へ寄り道。
関東富士見百景の標識のところまで行くがやっぱり富士山は見えなかった。

このまま道満尾根を下っても良かったけど、なんだか急斜面がずるずる滑りそうなイメージがあったので国師ヶ原まで戻り往路を下る。
ここまでは順調だったけど、登山口まで戻ったところで足がつってしまった。
荷物を下ろして15分ほどゆっくりストレッチ。
最後はヘロヘロになりながら何とか駐車場に到着。

いろいろあったけど、鎖も楽しい、景色もサイコー、そして雪の国師ヶ原の白樺林も予想外の美しさだった。

来週は金曜日から嫁さんと一泊で箱根に行く予定だが予報はよくない。
天気が悪かったら登山はやめて温泉旅行に変更。

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