鹿島槍ヶ岳&爺ヶ岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 2,282m
- 下り
- 2,268m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 9:08
天候 | 2日間とも曇り、展望はあり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所、道迷い箇所はありません。 |
その他周辺情報 | 薬師の湯 |
写真
感想
T工大の学生を連れての会社の山岳部の山行で鹿島槍ヶ岳に登りました。柏原新道は2回目ですが、今回はテントを持つことなく、冷池山荘泊まりなので荷物は軽く、それほど苦も無く種池山荘に到着しました。全員体調は良好、一方、翌日は天候が悪化する良そうであったので、鹿島槍ヶ岳を一気にアタックし登頂に成功しました。曇りがちながら視界は比較的良好で、北アルプスの山々を見渡すことが出来ました。紅葉は正にベストのタイミングで錦秋の秋を堪能することが出来ました。
以下は学生さん執筆の山行報告の抜粋です。
今回は例年よりも短い2 日間の行程であり,日程がきついことが想定されたため,翌朝の出発は5 時30 分で,朝早く薄暗い中での出発となった。急な上り坂が序盤に控えているコースではあったが,Iさんの先導により,ペースを刻み,着実に上へ上へと登って行った。途中ごつごつとした岩場があったが,比較的登りやすいコースであった。種池山荘につくと,周囲の木々がなくなり,視界が開けて周囲の山々の風景が鮮明に見えた。目的地の鹿島槍ヶ岳も視認することができた。種池山荘から,爺ヶ岳へは緩やかな上り坂。左右には木々がなく絶景が広がる中での登山であった。高地では一足早く木々の紅葉が進んでおり,葉が赤色に染まる。緑と赤のコントラストの風景が美しかった。美しい景色の中快調なペースで進んでいき,昼前には冷池山荘につくことができた。昼食後,つかの間の休息を取り,いよいよ鹿島槍ヶ岳へのアタックを開始した。アタック開始後およそ40 分,山の頂上についた。これが鹿島槍かと思ったら,布引岳であり,一段向こう側に大ボスの鹿島槍ヶ岳が聳えていた。その後急な山肌を登っていき,ようやく鹿島槍ヶ岳山頂に着いた。山頂では,四方に美しい景色が広がっていた。風が強く真冬のような寒さであったが,達成感は格別であった。その後下山の途につき,冷池山荘に到着したのは2 時過ぎ。1 日目にして,予定の登山をすべて終えることができるハイペースの登山をビールの乾杯で締めくくる
ことができた。
次の日は,朝もやの中を前日以上のハイペースで進んでいく。爺ヶ岳の山頂は周りが雲に包まれ,何も見えないあいにくの天候。爺ヶ岳から種池山荘までは,瞬間移動したかのようなハイスピードで下って行った。山小屋では恒例の餅ラーメンを朝飯として食すことができるほどの速さであった。その後,1000m ぐらいの高低差を2 時間ほどで降り,T工大の学生1 名が膝の塑性崩壊を起こすものの,大事には至らず,一行は無事に登山口に戻ってくることができた。
今回の山行はスピーディーでいいとこどりをした濃縮ジュースを飲んでいるようなものであった。帰りに入った温泉が格別に気持ちが良かった。
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