山梨県南部町の山貫ヶ岳 白鳥山
- GPS
- 03:40
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 733m
- 下り
- 732m
コースタイム
09:05 貫ヶ岳山頂⇒ 09:30 中沢焼山分岐⇒ 09:45 晴海展望台⇒
10:15 中沢焼山分岐⇒ 10:55 貫ヶ岳中沢登山口⇒ 11:05 中沢公民館
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
尾崎交差点から県道190号線トンネルを抜けて国道52号線甲駿橋北詰交差点を右に曲がりました。 間もなく山梨県との県境になり左折して橋を渡り境川沿いに山梨県道192号線の狭い道を進み境川に架かる橋を右折して道なりに進むと中沢公民館がありました。 車道を隔てた反対側のゲートボール場の広場に車を置かせてもらいました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
車から降りるとこの冬最後の寒波と思われる寒さで顔が硬直する中、軽く手足を動かし登山開始準備をしました。 中沢公民館前にある貫ヶ岳登山口への道標に従い狭い車道を西方向に進むと「一乗寺」への進入道があり、竹藪を右手側に見ながら道なりに進むと左手側にお墓がありました。 間もなく杉の人工林の中に入り右手側の電柱の根元に貫ヶ岳中沢登山口の道標があり、ここから登山道に入りました。 尾根に沿って10分も登らない内に高齢者のメンバーの一人が「体調がおかしい」と座り込んでしまいました。 顔色が悪く吐き気を催すようでしたので大事を採り一人が付き添い車に戻りました。 残った4名で山頂を目指し登山を再開しました。 ジグザグに登って行くと間伐されたばかりの檜の人工林になりました。 広いなだらかな所を過ぎると急勾配の尾根道の直登になり、笹が歩道脇に見えてくると間もなく中沢焼山分岐(貫ヶ岳から南北に平治の段に延びている尾根)に出ました。 北へ平らな歩道を進みこぶを二つ越えて標高897.3mの貫ヶ岳山頂に着きました。 山頂は人工林がせまり、北側の小ぶりな広葉樹の間から富士山が見えるくらいで展望は期待できません。 早々に引き返し中沢焼山分岐から南へ晴海展望台まで行きました。 雪を頂いた中腹に雲がかかり、ここからの富士山の眺めは抜群に良かったです。 リダーにお願いして予定を変更して晴海展望台まで来ましたので長居はできず来た道を戻り、二人が待つ中沢に予定時間内に下山しました。 ゲートボール場の広場の脇をお借りしてリーダーが準備してきたトン汁を味わい昼食を採りました。 体調を崩したメンバーは回復して元気になっていましたが、午後からの白鳥山は当初計画した本成寺から登る事は止めて車で白鳥山森林公園まで上がり散歩程度の歩きに変更しました。 標高567.7mの白鳥山山頂には白鳥山森林公園駐車場から10分程で着きました。 富士山が近くなり南アルプスも見え標高が低いのに中々展望の良い山 でした。 予定を変更したので時間が余り車で静岡市清水区由比に向かい東海道広重美術館を鑑賞して家路に着きました。 |
写真
感想
一日で山梨百名山貫ヶ岳と白鳥山に登る登山愛好会の定例山行計画に参加しました。
貫ヶ岳往復だけだと展望が無く、人工林の中をひたすら登る楽しみの無い登山になってしまいそうでした。
出発時間が予定より早く余裕時間が生まれましたので計画を少し変更してもらいました。
晴海展望台まで足を延ばして何時も見ている富士山と違う形の富士山を
眺めることができました。
雪を頂いた力強い富士山をダイレクトに見て、欲求不満が吹っ飛び脳裏に山容の美しさを焼き付けて今日一番のプレゼントになりました。
アクシデントがありました。
普段テニスなどで体を動かし、山でも元気な人が座り込んでしまうとは驚きました。
無理をせずに早めに体調不良を訴えたので対応にも余裕があり大事に至らず幸いでした。
以前の自分でしたら「頑張って行こう」とカツを入れて登山を続行させたと思います。
昨年の夏に空木岳で間接的に遭遇した若い登山者の事故からは、無理はさせず戻ることを優先する考えに変わり今回は冷静に対処できたようです。
昼食は一年間料理教室にかよった腕前を持つリーダーが下ごしらえしたトン汁を作りました。
調味料などの分量も計量されて本格的のようです、しかしおたまを持ったコック長が増え蓋を開けたり閉めたりいろいろと指図が飛びかい、味は大丈夫かと心配しながら離れて見ていました。
食べてみると私好みの薄味で美味しくお椀に二杯食べました。
腹いっぱい食べたので午後からの白鳥山はどうでもよくなり、単独ならば昼寝タイムです。
静岡市東海道広重美術館内で村田孝子さん(ポーラ文化研究所 主任研究員)による「美人画にみる化粧と髪型」と題した講演を拝聴しました。
男の私でもわかりやすく解説してくださり、展示されている浮世絵に描かれた美人を見る目が変わり歴史や装飾品などにも関心が向くようになり江戸の昔に思いをはせ鑑賞することができました。
美しくなりたい女性の思いは昔も今も変わらないようです。
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