乗鞍岳
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- GPS
- --:--
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 373m
- 下り
- 358m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
連絡バス10:55朴ノ木平〜畳平11:40 |
コース状況/ 危険箇所等 |
残雪部の踏み跡あり |
写真
装備
個人装備 |
アイゼン
ピッケル
ロングスパッツ
|
---|
感想
8:00過ぎに御岳の田ノ原登山口を出発し、乗鞍スカイラインの朴の木平バス停へ向かう。直線距離では25kmの両山であるが、御岳の南麓から乗鞍岳の北麓までの車の走行距離は約120kmあり、3時間を想定した。幸い道路事情も良く、10:30には朴の木平に到着。荷物の整理を済ませて10:55発のバスに乗り込む。始発の平湯温泉からの乗車率は高く、朴の木平で待っていた10数人が乗り込みと補助席も数人使う込み具合である。予定より3分早く、10:37に標高2,700mの畳平に到着。肩の小屋まで最短距離の観賞道はこの時期閉鎖されており、鶴ヶ池に沿った整備された道を歩き始める。この時間から行動する登山客はいないであろうと思っていた通り、周りはすべて周辺を散策する観光客である。コロナ観測所へ行く道と分かつと全面に雪が現われ、剣ヶ峰斜面に取り付く沢山の山スキーヤーが見える。ここから、雪面のトラバースとなるが、踏み跡で両足の幅分の道ができておりアイゼンは不要である。ただし万が一の滑落防止のためにピッケルは使用する。高度を少し下げながら肩の小屋に到着すると、ここから頂上直下の鞍部まで少し左に逸れながらの直到である。だいぶ雪面も緩くなっておりアイゼンは付けずにひたすら前へ進む。畳平より300m下の位ヶ原(山スキーの基地)から登ってきて、しかも荷も重いであろう山スキーヤーに負ける訳にはいかない。数人のスキーヤーを追い越し頂上直下の鞍部に到着する。ここからは、敢えて雪道を選んで前進するスキーヤーから分かれて、雪のない夏道を辿って山頂に到着。雲はほとんどないが、遠くは霞んでいる。それでも穂高、槍、笠、中央アルプス、そしてもちろん今朝登った御岳は良く見える。続々とスキーヤーが登って来るので、頂上での滞在は10分で済ませて下り始める。頂上直下の鞍部から肩の小屋までは、雪も緩んでいるので、慎重に下っている何人かの登山客を尻目にスケーター式に一気に下りる。シリセードをしている人たち、確かに楽しい下り方であるが、尻が破け易いし、方向転換が効かないのが難点である。時計を見ると頂上から20分弱で下りてきた。確か13:50のバスがあったはずと思い、帰り道を急ぐ。最後は駆け足でバスに飛び乗ると最後の補助席。ゼイゼイとした息のまま席に座ると直ぐにバスは発車。両通りのお客さん、見苦しくて済みませんでした。
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