幌尻岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 27.8km
- 登り
- 1,819m
- 下り
- 1,809m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
とよぬか山荘シャトルバス利用(要事前予約) 帰りは新千歳空港まで約95km |
コース状況/ 危険箇所等 |
最大の難所は約1時間の豊糠川の遡行、単独行の場合、水位ひざ下が安全の目安と思います。 |
その他周辺情報 | むかわ温泉四季の館 |
写真
感想
とよぬか山荘(旧豊糠小学校)を午前3時に出発するマイクロバスに乗って林道終点へ向かう。本日7/1は山荘が開業し、それに合わせてバスの運転も開始する。バスは事前予約制であるが、この日を待ちわびたハイカー17人で、ほぼ満員である。単独行のハイカーは何人かいるが、日帰りを予定しているのは私を含めて2人だけと添乗員から報告があった。約20劼瞭擦里蠅1時間掛けて終点の第2ゲート前に到着する。荷物を整える他のハイカーを尻目に直ぐに山行開始。まずは長い7.5劼領啼司發、1時間半掛けて北電の取水口に到着する。途中何度か熊の糞を目撃するが、自分が襲われることはないであろうと思って進むしかない。取水口からは豊糠川を遡行する。最初の30分は右岸に登山道が整備されている。2ヶ所ほど川沿いの岩肌をへつる様に進む所があり鎖が設置されている。片足の幅しかない踏み場を鎖に掴まった手を頼りに慎重に進む。何度か高巻きしながら進むと間もなく渡渉開始地点に到着。沢靴に履き替えストックを持ち渡渉開始。今年は雪融けが早かった上に、雨が少なく、水嵩は膝下との事前情報通り水量は多くない。さほど労せず渡渉を繰り返していく。渡渉箇所は赤ペンキの印、或いは赤テープが下がっており迷うことはない。約20回の渡渉を1時間ほどでこなして幌尻山荘に到着。前日、入山した地元山岳会の方と言葉を交わし、沢靴から登山靴に履き替え、いよいよ本格的な登りである。特に出だしはきつい勾配である。一旦勾配は緩くなるが、視界が開けてくると再度きつい登り。ここを登りきると幌尻岳を左手に望む稜線に出る。ここから稜線を反時計回りにぐるりと半周し堀尻岳へ登っていく。左下は大きなカールとなっており雪融け水のせせらぎが聞こえてくる。既に登山開始から5時間以上経過しており、足の運びは思わしくないが、1回の休憩を挟んで、ゆっくりと前に進んでいく。痩せた尾根を越えて最後の岩稜を登ると頂上に到着。本日一番乗りのため誰もいない。風が強く体が冷えるためヤッケを着込む。日本で一番長い山脈である日高山脈に初めて登った。南北共にかなり見渡せるが、残念ながらすぐ北にある戸蔦別岳以外に言い当てられる山がない(写真コメントは後日確認)。6時間以上の道のりだったので、ゆっくりしたいところであるが、帰りのバスの時間までに下りなくてはならないことを考えるとあまり長居はできず、下山開始。稜線上で、同じバスに乗ってきたハイカーらと次々にすれ違っていく。皆、私同様にきつそうである。約2時間で幌尻山荘に戻る。沢靴に履き替え、おにぎりを頬張っていると小屋の主人が話し掛けてくる。思っていたより若い。40代前半であろうか。行きは3時間で登ってきたと言ったら、疲労もあるので4時間は見ておいた方が良いとのこと。確かにおっしゃる通りとバスの時間まで4時間半を残してゆっくり歩き出す。かなりゆっくりのつもりでも下り道。途中2回ほど休んだが結局、バスの時刻より1時間以上早く出発地点に到着。行きの幌尻山荘手前で足を滑らせて転び左腿を強打したが、大した怪我もなく、12時間、28劼猟垢つ垢せ街圓鯡技終えた。
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