楽しみいっぱい群馬百名山の御堂山

2019年01月23日(水) [日帰り]

• GPS: 04:39
• 距離: 9.7km
• 登り: 754m
• 下り: 740m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:59
• 休憩: 0:40
• 合計: 4:39

距離 9.7km 登り 757m 下り 751m

7:56 藤井入り口バス停
8:44 みの滝
8:53 じじ岩ばば岩のコル
8:58 9:29 じいとばあ展望地
9:51 じじ岩ばば岩のコル
10:19 10:20 御堂山分岐
10:27 10:29 御堂山
10:41 御堂山分岐
11:03 高石峠
11:13 11:19 雨宮山
11:32 高石峠
12:35 藤井入り口バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

バス停など空き地に邪魔にならないよう駐車する

コース状況／危険箇所等

登山ポスト無
危険箇所はありません。
■藤井関所跡から御堂山頂
危険箇所なし。落ち葉が深く，落ち葉に隠れている穴や石で体勢を崩すことあり。
■御堂山への尾根からじじばば岩展望台
左右切り落ちた狭い尾根を歩くので苦手な人は怖いかも。ただし、高度感はそれほどなく立木で体を確保できる。
■御堂山への尾根からじじばば岩がよく見える見晴台まで(正式名ではないので表示なし)
尾根筋に無理矢理道を見つける。
■御堂山から雨宮山、下山まで
雨宮山頂と尾根の分岐のみに道標あり
獣道を利用しながらの、山道歩きになりそう。

特に高石峠よりの下りは尾根付近は道があるが、途中で車両が入る林道にでる。林道を利用しながら下るとき、林道が谷からそれるところから、林道を外れ谷沿いに歩くと余分に歩かないですむ。ただし、落ち葉の下に道が隠れていたり、消えていたり、どうも登山ルートは関係ない林道があったりとルートファインディング能力が試される。特に沢沿いは畑の石垣があったりと昔、人が入っていたような跡があるので、比較的歩きやすいと感じました。

その他周辺情報

古月堂
群馬県甘楽郡下仁田町大字本宿3760
TEL [phone] FAX [phone]
「本宿どうなつ」5個560円

写真

1/23 9:35

どちらがじじ岩、どちらがばば岩

1/23 9:46

1/23 9:51

切り立った尾根を移動します。ただし、木があるので手で握りやすい

1/23 9:58

1/23 10:01

獣道なんだか、人道なんだか

1/23 10:04

この展望は素晴らしい。ただし、道はありません。

1/23 10:30

1/23 10:35

妙義山は荒れか

1/23 10:39

御堂山山頂を見上げる

1/23 10:48

これが道。ほとんどわかりません

1/23 11:05

確かに、わかりにくい

1/23 11:05

1/23 11:17

浅間山は隠れてしまいました

1/23 11:20

雨宮山山頂

1/23 11:31

1/23 11:50

これでもなんとなくわかるような

1/23 11:57

ここはわかりやすい道が

1/23 12:00

1/23 12:03

建物が見えれば一安心

1/23 12:06

舗装胴を降りると、集落に到着

1/23 12:10

いいなー

1/23 12:13

理髪屋さんか

1/23 12:22

和菓子屋さん古月堂。「どうなつ」おみやげにオススメ

1/23 12:36

1/23 17:06

「どうなつ」です

撮影機器：

X-E3 FUJIFILM

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

Pancho2

　今回の山行は、ELK66さんの「【御堂山】西上州の秘境的景観「じじ岩、ばば岩」に紹介されていた隣の尾根にあるじじ岩、ばば岩展望台の情報。kaba353さんの「御堂山（じじ岩、ばば岩）から雨宮山の周回」を参考にさせていただきました。GPS情報を活用させていただき、迷わず歩くことができました。ありがとうございます。
　
　ロウソクのようにそびえ立つ岩の奇妙な景色。しかも、有名でないためか，手すりなど景色を楽しむのに邪魔な物なし。遠くに妙義山、荒船山や白くなった浅間山まで葉を落とした木々の間からチラチラみることができ、なかなかの景色。さすが群馬百名山に選ばれているだけあります。

　山歩き時間は短いけれど、なだらかな林道歩き、枯れた沢歩き、切り立った岩場歩き、道を探す楽しみなどなど、短い時間に盛りだくさんな内容を楽しめました。しかも、麓の集落は昔の街道宿場町の面影があり、車まで戻る街歩きはプチ観光旅行でした。

　車で訪れましたが、到着時駐車場がみつかりませんでした。さいわい歩いている地元の方を見つけ、駐車場を訪ねるとバス停横の空き地にみなさん車を止めてますよと教えていただいたので、安心してバス停横にひっそり駐車しました。
　
　ガソリンスタンド方向に歩き、沢横の道をのぼってゆくとイノシシよけの電線が道路を横切ってます。柱のそばにある黄プラスティックのハンドルをにぎり電線をどかせば良いのはわかっていましたが、面倒なので電線をそのままつまんでまたぎました。その時は電気が流れてなかったようです。心配な方は黄色のハンドルを握り，電線を移動しましょう。
　
　今回のハイライトじじ岩、ばば岩はすぐ下まで訪れることができます。以前の登山者に残していただいたGPS軌跡を利用しても軌跡がぶれているので、自分で歩きやすい場所を選んで移動する必要があります。今回は足下ばかりが気になり、目印のオレンジビニールテープの目印を見落としてしまいました。
　
　御堂山から雨宮山まで道跡がほとんど無く、ところどころにあるピンクテープが唯一の目印か。わからなくなったら、道からほとんど離れてない尾根を歩けば問題はなさそう。ただし、地図の等高線で尾根を見落とすと、ちがう尾根に降りてしまいそう。
　
　特に注意深く歩く必要があるのが、高石峠からの下山路。わかりにくい登山道が新しい林道で途切れてしまい、登山道がほとんどわかりません。さいわい沢周辺の地形が歩きやすいところが多いので、無事下山できました。

　おまけは眼下を自衛隊C-1輸送機が飛んでるのを見ることができました。戦闘機やヘリコプターが同じような高度で飛ぶと騒音がひどいですが、思いの外静かなのが印象的でした。
　本宿の古月堂の和菓子「本宿どうなつ」は、おいしいのでお土産にオススメ。

　終日だれにもであわない静かな山行となりました。それほど奥深くもなく、時間に十分余裕があるので、おかしいと思った時、じっくり考えることができるのがよかったです。