【秋山山稜と道志山塊を繋ぐ】高畑山〜雛鶴峠〜赤鞍ヶ岳〜二十六夜山
- GPS
- 06:06
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,488m
- 下り
- 1,528m
コースタイム
07:36 朝日小沢上バス停
08:11 鈴懸峠
08:47 大桑山
09:15 高畑山
09:39 大タビ山
09:47 高岩
09:58 雛鶴峠
10:12 日向舟
10:57 棚ノ入山 12:07
11:29 赤鞍ヶ岳 11:44
12:33 三日月峠
12:44 二十六夜山
13:28 登山口
13:36 下尾崎バス停
13:42 寺下バス停
地図上のコースタイム
朝日小沢上バス停-(0:50)-鈴ヶ音峠-(1:30)-高畑山-(4:30)-赤鞍ヶ岳-(2:05)-二十六夜山-(0:50)-下尾崎バス停 計9:45
実際のコースタイム
6時間6分(計算間違っていないハズなんですが・・・)
天候 | のち |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
帰り:下尾崎から上野原駅まで[url=http://www.yamanashibus.com/noriai_ippan_uenohara_05.html]バス[/url]のはずが、自宅近くまで送迎 |
写真
感想
秋山山稜のうち、まだ鈴懸峠〜高畑山は歩いていなかったのでここをメインとして歩き、いつか道志の山々を歩くことを考えて赤鞍ヶ岳まで行ってきました。
まず鈴懸峠まではJR猿橋駅から富士急バスの営業所まで歩き、そこから朝日小沢上行きのバスであがりました。
そこからさらに舗装された道を進み、九鬼山との分岐の鈴懸峠を越え、少しくだったところからNTTの中継局の私道に入りました。
私道の入口にはチェーンのゲートが設置されており、立ち入り禁止の看板が立っていて躊躇しましたが、標識は私道の方へ示されていたので、そのまま入ることにしました。
しばらく私道を進むと登山道入口に看板があり、そこから入りました。
登山道には雪はなく、前日の雨のために落ち葉の下がぬかるんでいる箇所がありました。
徐々に傾斜がきつくなり、ところどころ雪が見えはじめ、一息つきたいと思った所で大桑山に到着しました。
展望はありませんでした。
ここから地図には岩稜と記載されていた箇所を通過し、高畑山へ登頂しました。
岩稜といっても多少岩が出ている程度で危ないという印象は受けませんでした。
また、岩稜からは南側が開けており、天気が良ければ道志の山々を望むことができたようです。
高畑山の山頂もまた、ガスによって北側の山々を望むことができませんでした。
山頂から少し東へ進んだ後、南側の道志方面へ向かいました。
樽峠まではかなりの急坂をくだり、ここから高岩へ急登しました。
さらに今度は若干傾斜の緩くなった下り坂で雛鶴峠までくだりました。
のんびり登っていると山の上から大きな声が聞こえてきたのですが、ガスが出ていたので、追いつくまで姿は見えませんでした。
追いついてみると、10人ほどの中高年グループでした。
さらに長い上り坂を進み、日向舟を乗り越えて一休みしました。
ここからなだらかな上り坂をあがり、サンショ平で休憩をとりました。
ちょうど赤鞍ヶ岳から登山者の方が来たので話をしたところ、地元の方ということで、いずれ登りたいと思っている御正体山のオススメルートを教えていただきました。
話が一段落した所でトレースを借りながら赤鞍ヶ岳をめざしました。
登りはじめのところの東斜面が崩れているので注意しながら登りました。
その先は特に危ない箇所はありませんでした。
赤鞍ヶ岳山頂まで徐々に積雪量が増え、くるぶしを超えるほどの場所もありました。
スパッツを使用せずなんとか登り終え、山頂で早めの昼食をとりました。
山頂には他に登山者の姿はなく、のんびりと食事ができました。
展望もなく、食事をとった後は身体が冷えてきたので早々にサンショ平まで戻ることにしました。
足首に入る雪に不快感を覚えながらもスパッツを着けずに降りていると、ふたたび雛鶴峠の先で追い越した集団の声が聞こえました。
サンショ平に着くと例の集団が休憩をとっていましたが、迷惑になると思い、今度は休憩をとらずに二十六夜山方面をめざしました。
棚ノ入山付近で8人前後の老年グループを追い抜き、いくつかのペアを追い抜きました。
この辺りからふたたび雪は減り始め、二十六夜山にはうすく積もっている程度でした。
ここからほとんど雪のない杉林をくだり、綺麗な沢づたいにくだりました。
ここの登山道は荒れ気味ですが、自然豊かで綺麗な沢があり、自分にとっては魅力的な登山道でした。
登山口からは集落の中のコンクリートの道をくだり、県道35号線にでました。
県道には上野原駅までバスが走っており、終バスに間に合うとわかり、寺下峠を越えて梁川駅まで行く気がなくなってしまいました。
なので、上野原駅行きのバスに追いつかれるまで県道沿いに歩くことにしました。
登山口から一番近い下尾崎のバス停から歩き始め、寺下バス停を過ぎた辺りをのんびり歩いていたところ、いきなり自分の横にミニバンが止まり、何事かと思ったら、
「こんなところ歩いてどこまで行くんだ」と助手席の方に聞かれ、
「上野原駅までです。」と答えたところ、
「じゃあ駅まで乗せてってやるよ」とおっしゃってくださったので、お言葉に甘えて乗せて頂きました。
いざ乗車してみたら道志の山を縦走してきた方たちでした。
アルプスをすべて登った方や、50年以上山登りをしてる方など、経験豊かな方ばかりで、色々と役に立つ情報を教えていただきました。
色々と話していると、どこに住んでいるかと聞かれ、自宅のおおよその場所を説明したところ、その辺りを通って帰るからそこで降ろしてくださるということになり、結果自宅からわずか2kmのところまで送ってい頂きました。
[b]【まとめ】[/b]
自分は今まで車に拾ってもらうということがなかったので、そういうことを想像もしていませんでしたが、こういう親切な方もいると知り、嬉しかったです。
しかし、バスの時刻に合わせて下山できなかったことは反省しないといけないです。(バス停で低体温症なんてイヤだし・・・)
ここ最近の山行はコースタイムギリギリのことが多く、余裕をもたしすぎた計画を立ててしまったようです。
今回は残念ながら道志の山々をあまり眺められませんでしたが、色々と情報を知り、道志の山にも登りたいと思いました。(いずれは丹沢までつなぎたい!)
今回のルートのうち、雛鶴峠からあがる登山者が多くいました。その方たちは赤鞍ヶ岳へはあがらず、二十六夜山へ向かう方がほとんどでした。
自分は知らなかったのですが、二十六夜山というはこの山域で人気な山のようです。
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