阿蘇赤谷〜赤ガレ谷〜ダイレクト尾根(2回目)
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- GPS
- 08:02
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 920m
- 下り
- 757m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
共同装備 |
ダブルロープ(50m*2本)
補助ロープ(20m)
ジャンピング+リングボルト(撤退用)
捨て縄(8mm)
|
---|
感想
今週も赤谷へ。
先週はソロでしたが、今週はメンバーが揃ったので安心して赤谷を目指します。
天気は今回も快晴。
前日の冷え込みで氷が付いてるんじゃないかと淡い期待を抱いて登っていくと、関門を過ぎてから少しづつ岩に氷が張り付いてます。
おっこれは‥と期待しながら2俣の出合いまで行くと足元に氷♪
シャーベット状の雪が解けて固まったような柔らかい氷でしたが、これで期待度アップということでF1へ目を向けると、先週と同様氷は無かったです。笑
何もないスラブ状のF1を慎重に登りF2へ。
F2は中央に薄っすらと氷が付いていて、何もない岩肌よりは少し登りやすかったですが、上部の抜け口のところは少し冷やっとする感じです。
F2の上部を塞いでいるデカい岩(去年の冬の写真には無かったので1年以内に落ちてきたっぽい)の下をくぐり抜けF3へ。
先週はここから赤ガレ谷へトラバースしたので、ここから先は未踏の世界です。
F3は氷が中央部に薄く付いていて、アックスが少し効く感じ。
右岸中腹と上部左岸側にハンガーボルトがあるので、少し安心して登れました。
更に進みF4へ。
ここで立ち止まる…。
6〜8mくらいのナメ滝で正面中央部は氷が薄くツルツル。
左岸側は傾斜がきついため登れそうになく、右岸側は斜度が緩く登れそうではあるが、中間支点が無く斜面の落ち口が更に下の方に伸びているため落下距離が伸びて危険。
とりあえず正面をトライしてみるが、2、3メートル登ったとこで氷が剥がれて滑るためクライムダウン。
次に右岸側の岩をトライしてみましたが、岩の凹凸には雪や氷がついていてホールドが微妙…。
滑ったら下まで落ちるので危険と判断して再びクライムダウン。
もう一度正面をトライしてみるも、ちょっと足を緩めるとガリガリと氷を削りながら滑り落ちる感じで、結局ここで断念することしました。
残念。。
F3〜F4の間には懸垂支点はないため岩に捨て縄を通して懸垂でF2上部へ戻り、ここからは先週と同じく赤ガレ谷へトラバースしてダイレクト尾根から天狗の舞台へ抜けました。
今日も青空がキレイで、谷の中から眺める景色や山頂へ抜けた後の景色が素晴らしく、赤谷は残念だったけど、山行としては十分に満足できる内容でした♪
【感想】
ネットにあがっている去年の写真と今年の写真を見比べてみると、谷の様子がちょこちょこ(一部大きく)異なります。
なので、出かける際は色んなことを想定しての準備が必要に思います。
あと、赤谷F4は氷がついてないとレベル高いです。。
中間支点でもあればアックスを掛けたりして登りようがありますが、何もないので落ちるのを覚悟で(ホントはそんなことしちゃいけません…)トライするしかないようです。
自分のレベルでは結局氷が付くのを待たないと登れないということがよく分かる1日でした。
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