小野岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 727m
- 下り
- 730m
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
登山口の前にはかなり広いスペースがあり、20台は楽に停められますが本日は我々の他に車を停めている人はいません。
もっとも、我々の前を観光バスを仕立てて登りに来た団体さんが歩いているらしいので人気が無いわけではなさそうです。
なんか妖怪ポストみたいなものがあるなぁと思ったら登山届け入れでした(笑
遭難したらゲゲゲの人、いや妖怪が助けに来てくれたらいいですな。
一反木綿とかに乗せてもらえばヘリ要らず…って何の話なんだか(^^;
最初は杉の植林地を歩きます。
登山道は山頂方向に向けて一直線に延びています。
ううむ、こういう迷いのない登りの登山道って急坂の場合が多いんだよなぁ…。
しばらく歩くと「最後の水場」という標注が出てきます。
こっちはちゃんと水の湧き口から樋が渡してあり「水場」です。
いや、まぎわらわしいから!
絶対下にある標注のところで水飲む人いるよ、これ。
紛らわしい水場からさらに登っていくと右手から鉄塔巡視路が合流します。
ここまで意地でも張っているように山頂に向けて一直線だった登山道はようやく直登とあきらめ、山腹を巻くように左手に折れます。
鉄塔巡視路を示す標注には「山林愛護」と書かれてありうんうん、そのとーりだなぁと思ったのですが、よく見るとその裏に○京電力…と。
…
…
なんつーか…、いや、何も言うまい…。
鉄塔巡視路と合流した登山道は急傾斜を登っていきます。
右に左にと斜面をいなしながら登りますが、それでもかなりの急登です。
鉄塔巡視路と重複している区間は、階段が整備されていましたが
巡視路と分かれるとそういった設備はほとんど見あたらない自然の道に戻ります。
登り始めから約2時間。
ようやく眺望らしきものを見ることができました。
ここまではひたすら樹林帯の中でした。
山頂直下は木の根道の急登です。
下りが怖そうだなぁと思いながら我慢の登りを続けます。
視界が開けると、そこが小野岳山頂です。
おっと、思ったより背の高い木が生い茂っていますね。
山頂広場は広いですが、この木のお陰であまり開放感はありません。
落葉期でもないかぎり360度の展望、というわけにはいかない山のようです。
視界が開けるであろう方角は、残念ながら雲に覆われていました。
少なくとも東西方向は晴れていれば景色が良さそうですが残念です。
山頂標識の横に今年の山開きの記念プレートがかけられています。
他にもここ十数年分のプレートが、あちこちにかけてありますがそれによると毎年100〜200人が山開きに参加しているようで、なかなか地元の人に愛されている山のようです。
登山道は急でしたが、よく整備されている印象がありましたのでおそらく小野岳を大切に思っている人が整備してくれているのでしょう。
平成に入ってから祠が復元されたようです。
わりと新しい話なんですね…と思ったけど、かれこれ20年も前の事なのか。
年号が「平成」だと最近の事だと思ってしまう昭和生まれ…。
団体さん達は、我々が到着する寸前に出発してしまったようなので我々以外誰もいない山頂で軽くお昼をいただき、下山しました。
下山は往路を戻ります。
小野岳、小粒ながらもピリリと辛い、そんな山でした。
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