白馬乗鞍岳 晴天に恵まれた癒しのスキー
- GPS
- 05:39
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,153m
- 下り
- 1,907m
コースタイム
天候 | 早朝はガス 午前9時過ぎから快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ゴンドラ料金 片道1360円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
滑走に充分な積雪量 |
その他周辺情報 | スキーリゾートで有名な白馬エリアの栂池高原ですので、名店珍店が多数 |
写真
感想
今回は2月3日(日)の夕方自宅を出発し、なんとかその日の内に小谷村に到着した。
翌4日(月)に小谷の里山を楽しんでと予定していたが、4日は未明から土砂降りの雨。
待っても待っても雨は止まず、とても山に入る気に成れずに停滞。
あんまり暇なんで、「真那板山」の登山口や「一難場山」の木地屋集落の登山口、「蒲原山」の湯原集落の登山口等の確認が心行くまで出来てしまった。
4日に降った雨があまりにも多量だったので、山の雪の状態が心配で成らなかった。
下見に行った登山口の雪は、雨水を吸ってベタベタで、スラッシュ雪崩がいつ起こっても不思議では無い風だった。
そして5日朝にかけての冷え込みと降雪は表層雪崩を呼びはしないかと心配に成る。
4日の内に栂池高原スキー場の駐車場まで移動し、車中泊。
朝5時前に目覚めたが、寒さに負けて二度寝。
まぁ、ゴンドラに乗れば勝手に山頂駅まで運んでくれるので、寝袋の温かさに甘えよう。
成城大学小屋を過ぎる頃には青空が広がり、素晴らしい一日に成る事は間違いなくなった。
過去に2度白乗に挑戦したが、いずれも悪天候でガスに巻かれて、天狗原神社までたどり着くのがやっとだった。
滑走も、ホワイトアウト気味で雪面も良く見えない様な状態の中、雪酔いしながら泣いた記憶しかない。
先行者は一人。
今日の私には時間がたっぷりある。下山後の移動は多くても2時間程なので、午後4時位に下山しても良い位だ。
途中で大休憩を取ろう、そしていつもはゆっくり味わえない「行動食」を味わって頬張ろう。
ゆっくり休憩してる間に数人の登山者に追い越されたが、充実の時間を味わっている私には余裕で、気がせく気配はみじんも無かった。
夢に見た白馬乗鞍岳の山頂を踏み、山頂のだだっ広い大地を景色を楽しむために、あちらこちらに彷徨い、山を堪能した。
下から見上げた大斜面のどこを滑走するのだろう。
台地の端は案外スパッと切れ落ちて居る風に見えて、エントリーポイントが分からない。
そんな時、先行の登山者がドロップインして行った。
滑走の準備をしながら、その行き先を目で追ってエントリーポイントを確認出来たので一安心。
後を追う様に滑走を始めたが、私には急斜面すぎた。
チビリながら斜面を落ちて行ったが、後に残った滑走痕は言うまでも無く「お見苦しい」物だった。
天狗原の斜面を下りきる前に再びシールを貼って、天狗原の北東の端部に狙いを定めて登り返した。
まだ誰も滑って居ない(今日は)あの斜面に、自分のシュプールを刻みたかった。
思いどうりとまでまでは行かないが、少し重くなった雪に自在に滑走痕をつけて林道まで下った。
充分楽しんで堪能したつもりだったが、時間はまだ早かった。
しかし、3回目を登り返す元気は無かったので、納得して帰ろう。
晴天よ有難う。
その後、高山市で一泊したgraは6日の昼ごろにやっと帰宅した。長い長い一日のスキーだった。
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