大鳥屋山(60/栃木百)から南尾根縦走:道標なし・踏み跡極薄・凹凸多数、半袖隊長、正直申してキツイ道程でした
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 08:59
- 距離
- 29.5km
- 登り
- 944m
- 下り
- 1,117m
コースタイム
- 山行
- 8:29
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 8:59
![toilet](https://www.yamareco.com/modules/mobile/images/emoticons/toilet.gif)
累積標高(上り): 811m /累積標高(下り): 995m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
★EK度数:42.625=29.54+(811÷100)+(995÷100÷2)
→→→判定「●EK40〜50未満 日帰りとしては非常にきつい」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
☆彡Special Thanks to kaori509さん
2019年01月20日(日):さーのって号に乗って大鳥屋山へ!
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1710267.html
天候 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 【復路】佐野駅1825 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() (注) ![]() 秋山線時刻表 http://www.city.sano.lg.jp/komoku/traffic/01/akiyama.html ●市営バス車庫前 ▲葛生駅から徒歩1分(駅を出て左に進み踏切を渡って右⇒駅から見える) ▲待合室あり・トイレは事務所奥右(和式ポットン) ●午後便は利用する場合は1時間前までに予約が必要 ●土・日・祝日は1・2便(=早朝便)は運休 ●1日乗車券600円あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
★コース状況【![]() ![]() 全長は約29.5kmだが、そのうち下記2区間(計17.5km=59%)は舗装路歩き。 ‥喘罎領啼散茣屐約0.4km 下山後、佐野駅まで:約17.1km なお、葛生駅をゴールとする一般的な場合は約17.7km(うち舗装路区間は約5.7km)。 山道部分は大きく三つに分類される。 ‖臘参飴海両困蟾澆 一部に倒木等はあるが一般ルート。道標は入口・尾根分岐点・山頂の三ヶ所しかないが、事前に歩行ルートを地図に落として参照しながら歩けば、ほぼ間違うことはなかろう。 ⊃彩昌骸萇嫦賄澄狙仟沙魁ι堝鯵拊羇崔賄 小刻みなアップダウンが多く、急登降もあるタフなルート。榛名山取付地点と石尊山からの下りは相当な急傾斜。また榛名山直前の岩場の下り、石尊山の下り終盤の落ち葉が降り積もった岩場では転倒滑落に注意。 石尊山・不動岳中間地点〜明光寺 なだらかな起伏の道に転じ、特に危険箇所はないが、支尾根に入り込まぬよう確実なルート選択を行うこと。 ★水場 ![]() ★渡渉箇所 ![]() ★泥濘状況 ![]() ★積雪状況 ![]() ★蜘蛛の巣 ![]() ☆半袖 ![]() ☆半袖 ![]() ★半袖 ![]() ★入山者 ![]() ▲大鳥屋山:3人(男性壮年ソロ+シニアご夫婦) ▲南尾根(林道以降)ではなし |
その他周辺情報 | ★登山ポスト![]() ★駐車場 ![]() ★トイレ ![]() ★携帯 ![]() ★食料調達処 ![]() 葛生駅から徒歩3分にセブンあり…そのまま壱番館BSから ![]() ★酒類調達処 ![]() ![]() ★お土産処 ![]() ★飲食店 ![]() ★温泉 ![]() ★宿泊施設 ![]() |
写真
感想
栃木百名山巡りの一環で佐野市(旧葛生町)にある大鳥屋山(おおとやさん)に登り、そこから南に伸びる尾根道を歩いてきました。
両毛線の北側一帯に点在する山々は、マイカーでピュッと行ってサクッと登るのは簡単なのですが、公共交通機関で行くとなると難関の山に変貌します。
それは多くが登山口(近く)までコミュニティバスが運行されているか否かに拠るところが多くて、まずアクセスをどうするかを考えることから始まります。
大鳥屋山については「さて、どうしたものかのぉ〜<゜)))彡」と思案していたのですが、最近、koari509さんのレコを拝見して…「そうか、この手があったか\(^o^)/」⇒コースタイム欄下部をご覧下さい。
この山域はヤマビルが出るので、行くなら今でしょ…とばかりに、全面的におんぶにだっこ(=まるパクリとも言う)で行って来ました。
但し
●五丈の滝方面は倒木が酷くて道が大荒れであることからカット
●354Pの先の尾根筋は忍の一字の道が続くとのことなので素直に下山
することに組み替えました。
結果としては、
▲大鳥屋山の昇り降りは楽勝
▲林道(榛名山取付き地点)から石尊山・不動岳の中間地点までは、多数のアップダウンの連続と部分的な急登降でヘロヘロ
▲石尊山・不動岳の中間地点からは急に平坦な道となって平和裏に下山
▲戯れに歩いた佐野駅までの道路歩きは、体力的には問題ないも、途中から足裏に軽い水膨れが生じて最後は早く終わってくれ〜〜〜モード
大鳥屋山でも道標は極めて少なかったですが、その後の南稜には全くありませんでした。基本的に尾根に沿って歩けばいいので気は楽なのですが、踏み跡が薄い部分も多く、常にあらぬ方向の尾根に入り込まないように、常にGPSで進行方向をチェックしながら進みました。
しかし大鳥屋山の下りの途中から榛名山付近まで電波圏外が続いたのでややハラハラしました。
そもそもこのルートを歩くハイカーは少なくて、2018年に唐沢山を通過したまとまなレコは4本しかありません。2017年は3本だけ。
それらのお名前を拝見すると…相当な強者揃いです。
…で今年の第1号がカオリさん…女性であの寂しい道をソロで行ったとは…以前からそうは思っていましたが、相当な強者だと改めて思いました(⇒褒め言葉ですm(_ _)m)。
今年の1月に都留山域の文台山を歩いて急登降に驚きましたが、今回はその何倍もきつかったです。
特に人気がない・道標がない・逃げ道がない……のナイナイ尽くしが精神的な不安を掻き立てるのだろうと強く感じました。
明光寺に下り立ち人家の風景を見た時にはホッとしました。
その後、結果的に、当初計画以上に佐野駅まで歩きましたが、体力面での辛さを感じなかったのは、精神面での辛さから解放されたからだと思いました。
人間の精神状態とは…テキトーなものですなぁ。
大鳥屋山よりまだ北に、栃木百名山が二つ(不動岳と尾出山)あります。
果たして電車バスだけで行けるのか…先人の記録を参考に検討してみます。
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
コメント
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栃木百名山制覇も将来の目標にしなくてはと思います。
横根山には行ったことありますが、旧葛生町は佐野マラソン大会で通過した覚えはあります
あんまり平坦なところがなかった気がします
おはようございます🎵
着々と栃木百も攻略されているご様子。
しかし、今回のルートは厳しそうですねぇ (;^_^A
文台山の数倍キツかったとは、そのハードさ加減がよく分かりますです ( ̄∇ ̄)
人気がない、道標がない、逃げ道がない、のナイナイ尽くし、個人的には嫌いやないでぇ (//∇//)
お疲れさまでした〜 (´▽`)ノ
大鳥屋山から先のルートきつそうですね。
でも下山後、佐野まで歩かれたとは。
本当にお疲れ様でした。
栃木百名山に限らず、ナントカ100名山には、取り敢えず行ける先・登れる先から回っています。
50ぐらいまではささっと進むのですが、次第に歩みが遅くなり、70を超えると青息吐息、80を超えると匍匐前進…。
その後はカネとジカンとキアイを惜しげなく注ぎ込まないと、そこで止まっちゃいますね。
栃百の場合は、金券ショップで買う東武株主優待券を駆使すれば、比較的安上がりに行けるので、今のところはキアイを注入しています。
それでも電車バス日帰りで行けるのは…さっと15ぐらいかなぁ。
旧・葛生町には初めて行きました。
東武佐野線が佐野止まりではなく葛生まで伸びている理由がよく分かりました。
石灰石が取れセメント産業が盛んだからなのですね。
今回乗った
横根山は山麓に前日光牧場が広がる栃百の一つですね。
拙者は閑散期に歩いたのでひっそりしていましたが、春はツツジが咲いて牧歌的な一帯なのでしょうね。
すくっとピラミダルに見える皇海山が印象的でした。
ようやく60の大台…いや、まだ中台…に乗りました。
この先に残る(標高の観点から)大物は、大真名子山や鈴ヶ岳、燕巣山、黒岩山、男鹿岳、大佐飛山…。
10年計画ですね…って、10年先でも登れるんかい
ここまで道標がない道もホントに珍しい。
それに手書き山頂標示板もないのです。
kazuさんが和名倉山(白石山)に山頂板を取り付けたことを思い出し、この稜線にもお願いしようと考えながら歩いていました
その折には道案内いたしますm(__)m
ユキタさんのレコで初めて大鳥屋山を本格的に意識したのですが、今回歩くに当たって改めて拝見し、五丈の滝をルートから外すことにしました。
尾根道では倒木の絶対量は少ないし、あっても大したことはないのですが、尾根沿いの道では、これでもかこれでもか…と倒れたまま放置されてますからね。
大鳥屋山の南尾根は、取付き地点でまさかの急傾斜で…。
短いですが、ジャンプ台くらいの斜度はあったような…。
最初は「ここじゃない!」と確信して通り過ぎましたから。
佐野までは…勢い半分です。
バズ便の都合もあり少なくとも葛生までは歩くことにしていましたが、その後は赤線ん接続の絡みで堀米駅まで行ければ…と思っていました。
しかし堀米駅から佐野駅までは1km強なんですよ…だったら、行っちゃえ、オッサンでした
こんにちわ。
栃木は、まったく土地勘がないので、どこなのかよくわかりませんが、とっても遠そうですね。コミュニティバスがあるのは、便利ですが、やはり車社会なんでしょうか。私も、電車バス利用なので、参考になります。さーのって号に、乗ってみたいです。
拙者のように交通費を安く上げようとと
‥貮雎主優待券を使って
特急には乗らない
旅路となると時間が掛かります。
そして両毛線沿い(以北)の山になると、主要駅からバスに乗ります。
今回の佐野市、桐生市、足利市、栃木市、鹿沼市…コミュニティバス様様ですm(__)m
確かお隣の群馬県がクルマ所有率No.1だったはずなので、栃木県も似たような傾向にあるのでしょうね。
コミュニティバスの乗客は、学生かお年寄りが多いですからね。
大鳥屋山、確かに無い無いづくしの山でしたが、孤独な山歩きのスリルが恐いような、ちょっと癖になりそうな😓
そんな感じの一日でした。
それにしても、佐野駅まで歩いちゃうのがすごいです💧
さあ、次は何処のお山に出没するのか?
とても楽しみにしています😁
標高500m前後の地味な山頂だったからかもしれませんが、手書き山頂標さえない「ない・ない」尽くしの南稜でしたね。
拙者はkaoriさんのレコで何となく分かっていたので、ビックリ度数は敷くかったですが、何も知らずに入山すると、かなり焦ってしまうと思いました。
特に大鳥屋山を終え、いったん、林道に下ってから、再び南尾根に取り付く地点は、レコで拝見していたとは言え「え〜、ここで?」と驚き、直後の足場の悪い急登で追い打ちを食らいました。
里に下りたらホッとして、道路歩きが苦ではなくなりました。
計画段階では途中の田沼駅辺りで終わって、日を改めて、
「田沼駅⇒唐沢山⇒三毳山⇒新大平下駅」
で赤線繋ぎかなと思っていましたが、歩いているうちに「行っちゃえ、オッサン」になっちゃいました。
次回は近くの山域で一つだけ残っているあの栃木百名山へ、やはり、コミュニティバスにのって出かけたいと考えています。
栃木百でも手前に見える大鳥屋山は、そのうちにね
踏み跡が少ないとか隊長が精神的辛さとおっしゃ山域、相当なものだと思います。この辺の山々は公共交通機関派にとってはホントアクセスが・・・
葛生駅からバスに25分間乗るだけですから、そんなに奥に分け入ることもなく登山口に着きます。
また沿線には適当に民家も見え、鹿沼のリーバスのように「よし!乗り込むぞ!」的な悲壮感?もないのですが、入山者が少ない里山の怖さを十分に味わって来ました。
一度歩いてしまえば、「な〜んだ、こんな所だったか」となるのでしょうが、最初は里山にも拘らずこんなに人気がない山域なのか…とやや怖気づいてしまいました。
もう少し先(奥)のも不動岳や尾出山と言った栃木百が控えていますが、どうやってアクセスし、どうやって戻って来るのか?…先人のレコをチラチラ見て、己の実力にあった手段を模索中です。
yamabeeryuさん、こんばんは。
着実に栃木100をカウントアップ。
最近のyamabeeryuさんの栃木行き、すごいペースです。
栃木100はヤブ山がおおいのですね。
道標もないとのこと。レコの写真をみても、きびしそうなルートです。
3月末から4月にかけてのアカヤシオとか、
あってもおかしくない山域なんですが、どうなんでしょうかね。
栃木県の山巡りには、東武の株主優待券様様ですm(__)m
それがないと、こんなペースでは行けませんよ。
一方でお隣りの群馬県の場合、主にJR利用となるので、最近は足を踏み入れる機会が減っています。
今回は見事なまでにテープ・リボン類だけでした。
小刻みなアップダウンは北高尾を彷彿させましたが、あそこは踏み跡はバッチリなので、道があっているか…などと疑念を持つことはほぼありませんからね。
アカヤシオについては、確認している余裕がないままに通行していたのが真相で、実のところよく分かりません。
帰宅後に振り返った先人のレコでは、アカヤシオに触れた内容は記憶していません。
とにかくレコの絶対数が少ないのですよ。
しかしヤマビルには注意です。
途中ですれ違ったご夫婦ハイカーに拠ると、拙者が大鳥屋山に登ったルートで実際にヤマビルに食われたことがあるとおっしゃっていましたから。
だけでなく、公共交通機関利用の上赤線
変態度
ヤマビルまで出るんじゃ、大変なコースですね
公共交通機関利用だけで日帰り山行できる栃木百も、東武株主優待券シリーズに、青春18きっぷ+大人の休日倶楽部パスシリーズを加えて、残るは15座〜20座ぐらいかなと皮算用しています。
その後は、お得意の安宿一泊二日作戦で、最後の最後はレンタカー作戦でしょうか?
まだまだ真の変態
この山域でヤマビル出没とは…と注意看板を見て驚きましたが、シカの繁殖でヤマビル警戒地域は拡大する一方なのが悩ましいところです。
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