ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1723936
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

大鳥屋山(60/栃木百)から南尾根縦走:道標なし・踏み跡極薄・凹凸多数、半袖隊長、正直申してキツイ道程でした

2019年02月07日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:59
距離
29.5km
登り
944m
下り
1,117m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:29
休憩
0:30
合計
8:59
9:33
9:33
31
10:04
10:04
17
10:21
10:33
31
11:04
11:04
8
11:12
11:12
0
榛名山取付地点
11:12
11:18
0
(道迷い)
11:18
11:18
40
11:58
11:58
18
12:16
12:16
18
12:34
12:34
25
12:59
12:59
14
13:13
13:13
25
13:38
13:38
15
13:53
13:53
23
14:16
14:16
18
14:34
14:34
35
15:09
15:09
21
15:30
15:42
7
壱番館(toilet休憩)
15:49
15:49
36
16:25
16:25
22
16:47
16:47
28
17:15
17:15
49
18:04
合計距離: 29.54km /最高点の標高: 676m /最低点の標高: 36m
累積標高(上り): 811m /累積標高(下り): 995m
 (標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
★EK度数:42.625=29.54+(811÷100)+(995÷100÷2) 
→→→判定「●EK40〜50未満 日帰りとしては非常にきつい」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
  Thanks to murrenさん⇒
  http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142

☆彡Special Thanks to kaori509さん
2019年01月20日(日):さーのって号に乗って大鳥屋山へ!
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1710267.html
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】地元駅05250535代々木上原駅05360612北千住06220734館林駅07450826葛生駅run市営バス車庫前08:35bus五丈の滝入口08:59
【復路】佐野駅1825館林駅久喜駅北千住駅代々木上原駅2120地元駅

(注)busさーのって号(=佐野市営バス/乗車区間に関わらず1乗車300円/0283-86-4071)
秋山線時刻表
http://www.city.sano.lg.jp/komoku/traffic/01/akiyama.html
●市営バス車庫前
 ▲葛生駅から徒歩1分(駅を出て左に進み踏切を渡って右⇒駅から見える)
 ▲待合室あり・トイレは事務所奥右(和式ポットン)
●午後便は利用する場合は1時間前までに予約が必要
●土・日・祝日は1・2便(=早朝便)は運休
●1日乗車券600円あり
コース状況/
危険箇所等
★コース状況【sign01paper
全長は約29.5kmだが、そのうち下記2区間(計17.5km=59%)は舗装路歩き。
‥喘罎領啼散茣屐約0.4km
下山後、佐野駅まで:約17.1km
なお、葛生駅をゴールとする一般的な場合は約17.7km(うち舗装路区間は約5.7km)。

山道部分は大きく三つに分類される。
‖臘参飴海両困蟾澆
一部に倒木等はあるが一般ルート。道標は入口・尾根分岐点・山頂の三ヶ所しかないが、事前に歩行ルートを地図に落として参照しながら歩けば、ほぼ間違うことはなかろう。
⊃彩昌骸萇嫦賄澄狙仟沙魁ι堝鯵拊羇崔賄
小刻みなアップダウンが多く、急登降もあるタフなルート。榛名山取付地点と石尊山からの下りは相当な急傾斜。また榛名山直前の岩場の下り、石尊山の下り終盤の落ち葉が降り積もった岩場では転倒滑落に注意。
石尊山・不動岳中間地点〜明光寺
なだらかな起伏の道に転じ、特に危険箇所はないが、支尾根に入り込まぬよう確実なルート選択を行うこと。

★水場sweat02:なし
★渡渉箇所wave:なし
★泥濘状況shoe:なし
★積雪状況snow:なし(⇒チェーンスパイクを持参するも全くもって不要だった)
★蜘蛛の巣 :なし

☆半袖 タイム:大鳥屋山の登り途中から
☆半袖 驚かれ指数:1人…佐野線沿い歩き中に、地元シニアウォーカー♀から
★半袖 出会い指数:なし
★入山者run
 ▲大鳥屋山:3人(男性壮年ソロ+シニアご夫婦)
 ▲南尾根(林道以降)ではなし
その他周辺情報 ★登山ポストpostoffice:なし…コンパス登録
★駐車場parking:大鳥屋山登山口
★トイレtoilet:大鳥屋山登山口駐車場、壱番館、佐野線各駅
★携帯 :大鳥屋山前後から唐沢山付近まで長らく電波圏外(ドコモ)
★食料調達処24hours:ファミマ(北千住駅東武伊勢崎線上りホーム…6時開店)
        葛生駅から徒歩3分にセブンあり…そのまま壱番館BSからbus乗車可
★酒類調達処:セブン(佐野駅前店)
★お土産処present:買わず
★飲食店restaurant:寄らず
★温泉spa:寄らず…葛生駅〜佐野駅付近にはないようだ
★宿泊施設hotel:日帰り
葛生駅に下り立ちました。
東武佐野線の終着駅。
左のお二人は通学高校生の指導役の先生?
1
葛生駅に下り立ちました。
東武佐野線の終着駅。
左のお二人は通学高校生の指導役の先生?
さーのって号市営バス車庫前BS。
駅から1分も掛かりません。
待合室あり…ポットンですがtoilet有り
1
さーのって号市営バス車庫前BS。
駅から1分も掛かりません。
待合室あり…ポットンですがtoilet有り
秋山線五丈の滝入口BSまで約25分300円。
拙者を含め乗客は二人。
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秋山線五丈の滝入口BSまで約25分300円。
拙者を含め乗客は二人。
バス停から林道へ。
左奥(赤)が大鳥屋山、正面(青)が台ノ山かな?
3
バス停から林道へ。
左奥(赤)が大鳥屋山、正面(青)が台ノ山かな?
少し行くと登山者用駐車場。
オ〜、拙者は要注意人物か:-o
五丈の滝は見えないとあるので…
3
少し行くと登山者用駐車場。
オ〜、拙者は要注意人物か:-o
五丈の滝は見えないとあるので…
行くのは止めました。
凄い倒木で荒れまくっていると。
大鳥屋山(左)へ直行します。
3
行くのは止めました。
凄い倒木で荒れまくっていると。
大鳥屋山(左)へ直行します。
林道下前沢線を進みます。
植林作業のため整備はバッチリ。
駐車してるのはハイカーでした。
林道下前沢線を進みます。
植林作業のため整備はバッチリ。
駐車してるのはハイカーでした。
ここで真っ直ぐか右か気迷いました。
結論は右折…リボンがあります。
2
ここで真っ直ぐか右か気迷いました。
結論は右折…リボンがあります。
荒れ気味の道が続きますが…
1
荒れ気味の道が続きますが…
次第に踏み跡はハッキリと。
ここで尾根に乗ったかと思ったら…
1
次第に踏み跡はハッキリと。
ここで尾根に乗ったかと思ったら…
左の山腹を縫うように進みました。
ここで先ほどのクルマの主とスライド。
ピストン後は高原山に向かうそうです。
2
左の山腹を縫うように進みました。
ここで先ほどのクルマの主とスライド。
ピストン後は高原山に向かうそうです。
歩き出して50分後、次第に暑くなってきた!
半袖になるなら汗をビッチリ掻く前です。
4
歩き出して50分後、次第に暑くなってきた!
半袖になるなら汗をビッチリ掻く前です。
大鳥屋山・台ノ山分岐点に来ました。
数少ない道標…山頂標示を除けば今日最後でした。
3
大鳥屋山・台ノ山分岐点に来ました。
数少ない道標…山頂標示を除けば今日最後でした。
ここから尾根道が続きます。
3
ここから尾根道が続きます。
梢の間から東側がチラチラ。
三峰山や八倉岳の方面です。
梢の間から東側がチラチラ。
三峰山や八倉岳の方面です。
75分でサクッと大鳥屋山にトウチャコ。
石碑や祠がありました。
5
75分でサクッと大鳥屋山にトウチャコ。
石碑や祠がありました。
数字の「6」を示しています。
栃木百も60座目になりました。
合わせて3つの山頂標示板があります。
8
数字の「6」を示しています。
栃木百も60座目になりました。
合わせて3つの山頂標示板があります。
大鳥屋山からは急坂を下ります。
ここでご夫婦ハイカーとスライド。
どこから?と思ったら、すぐ下の林道から楽してるのだと。
2
大鳥屋山からは急坂を下ります。
ここでご夫婦ハイカーとスライド。
どこから?と思ったら、すぐ下の林道から楽してるのだと。
【注意箇所】このぼろ切れを見たら右裾へ。
真っ直ぐへも踏み跡あるも別の尾根に行きます。
4
【注意箇所】このぼろ切れを見たら右裾へ。
真っ直ぐへも踏み跡あるも別の尾根に行きます。
確りした踏み跡が続きます。
この辺では楽勝モードでした。
確りした踏み跡が続きます。
この辺では楽勝モードでした。
本日唯一のヤセ尾根。
見通しが利くと…今から越える小ピーク群。
1
本日唯一のヤセ尾根。
見通しが利くと…今から越える小ピーク群。
その前に…いったん林道に下るために左山腹へ。
真っ直ぐ行くと下り場所がなくなります。
その前に…いったん林道に下るために左山腹へ。
真っ直ぐ行くと下り場所がなくなります。
左下に林道が見えて来ます。
1
左下に林道が見えて来ます。
最後はUターンするように回り込みます。
すぐに反対側に取り付くように見えるが…それはダメ。
林道に降りたら戻るようにVターン。
3
最後はUターンするように回り込みます。
すぐに反対側に取り付くように見えるが…それはダメ。
林道に降りたら戻るようにVターン。
短い間ですが林道歩き。
正面は別尾根の金原山427mかな?
1
短い間ですが林道歩き。
正面は別尾根の金原山427mかな?
林道でぶった切られた尾根に再び取付きます。
え〜っと思うほど急です。
一度通り過ぎて戻ってきました。
奥のカーブミラーを過ぎてすぐ…が目印。
4
林道でぶった切られた尾根に再び取付きます。
え〜っと思うほど急です。
一度通り過ぎて戻ってきました。
奥のカーブミラーを過ぎてすぐ…が目印。
ちゃんと尾根に乗ったか確認。
うん、大丈夫…ここだ。
1
ちゃんと尾根に乗ったか確認。
うん、大丈夫…ここだ。
すぐに今日一番の急登。
四つん這いで上がりました。
2
すぐに今日一番の急登。
四つん這いで上がりました。
登り切ったコブから振り返ると大鳥屋山[[mountain1]]
3
登り切ったコブから振り返ると大鳥屋山[[mountain1]]
ヘビかタコの脚か…。
トグロのように巻き付いています。
生命力の現れでしょうね。
2
ヘビかタコの脚か…。
トグロのように巻き付いています。
生命力の現れでしょうね。
小刻みながらアップダウンが連続。
五つ越えて六つ目が榛名山[[mountain1]]
2
小刻みながらアップダウンが連続。
五つ越えて六つ目が榛名山[[mountain1]]
その前に…スパッと切れ落ちた岩場。
4
その前に…スパッと切れ落ちた岩場。
右を巻いて岩のすぐ下で尾根筋に戻りました。
2
右を巻いて岩のすぐ下で尾根筋に戻りました。
榛名山576m[[mountain1]]
祠の中に「榛名山」と刻印されています。
でも山頂標示板はありません。
林道から取付いて約1kmを40分…長かった(;O;)
7
榛名山576m[[mountain1]]
祠の中に「榛名山」と刻印されています。
でも山頂標示板はありません。
林道から取付いて約1kmを40分…長かった(;O;)
榛名山から三つ目のコブが唐沢山555m[[mountain1]]
ここも標示板なし。
3
榛名山から三つ目のコブが唐沢山555m[[mountain1]]
ここも標示板なし。
時折り左側が開け、梢の間から葛生の街並み。
1
時折り左側が開け、梢の間から葛生の街並み。
唐沢山から三つ目のコブが468P[[mountain1]]
2
唐沢山から三つ目のコブが468P[[mountain1]]
尾根が二手に分かれるので…左へ。
尾根が二手に分かれるので…左へ。
緑の腹巻をした杉林が出現。
1
緑の腹巻をした杉林が出現。
その先で再び左へ折れます。
その先で再び左へ折れます。
458Pかと思ったら…もう少し先。
458Pかと思ったら…もう少し先。
ここは左裾を巻くのか…
ここは左裾を巻くのか…
と思ったけど路肩が崩れており怖くて行けません。
と思ったけど路肩が崩れており怖くて行けません。
仕方なく尾根筋を歩いたらそこが458P[[mountain1]]
468Pから三つ目のコブでした。
2
仕方なく尾根筋を歩いたらそこが458P[[mountain1]]
468Pから三つ目のコブでした。
右手が開けて…左こコブが金原山427mかな?
4
右手が開けて…左こコブが金原山427mかな?
行く手に次のコブの石尊山[[mountain1]]
行く手に次のコブの石尊山[[mountain1]]
ここも怖くて山腹を巻けず尾根筋へ。
ここも怖くて山腹を巻けず尾根筋へ。
458Pから三つ目のコブが石尊山460m[[mountain1]]
その名の通り祠がありました。
3
458Pから三つ目のコブが石尊山460m[[mountain1]]
その名の通り祠がありました。
石尊山からは急降下。
一度ズルッと滑ってコケました(;´Д`)
1
石尊山からは急降下。
一度ズルッと滑ってコケました(;´Д`)
そして本日の最難関。
落ち葉に隠された急な岩場が厭らしい。
過去レコの皆さんも同じ思いのようです。
1
そして本日の最難関。
落ち葉に隠された急な岩場が厭らしい。
過去レコの皆さんも同じ思いのようです。
下り終えてホッとして振り返ります。
2
下り終えてホッとして振り返ります。
しかし「狩猟禁止区域」標示から先は急になだらかな尾根道に変貌しました。
1
しかし「狩猟禁止区域」標示から先は急になだらかな尾根道に変貌しました。
恐らく不動岳378mはこの辺り。
全く気付かぬに通過しました。
1
恐らく不動岳378mはこの辺り。
全く気付かぬに通過しました。
平行移動したかのように御神楽山378m
3
平行移動したかのように御神楽山378m
途中に祠を一つ挟んで…
2
途中に祠を一つ挟んで…
直角に左折するポイント。
計画赤線で確認しました。
直角に左折するポイント。
計画赤線で確認しました。
ダラダラと下って354P。
2
ダラダラと下って354P。
後ろから撮っています)祠が二つ…並んでいました。
計画通りここで尾根縦走を止め下山開始。
2
後ろから撮っています)祠が二つ…並んでいました。
計画通りここで尾根縦走を止め下山開始。
次第に踏み跡が明確になるも…
1
次第に踏み跡が明確になるも…
あれ?どこを歩くのか…?
目を凝らして薄い踏み跡を探します。
あれ?どこを歩くのか…?
目を凝らして薄い踏み跡を探します。
お〜竹藪が出て来ると里は近い…拙者の経験則。
4
お〜竹藪が出て来ると里は近い…拙者の経験則。
その通り…古びた明光寺へ下り立ちました。
無事に下山できたことを念入りに感謝しました。
4
その通り…古びた明光寺へ下り立ちました。
無事に下山できたことを念入りに感謝しました。
寂しい山道から人里に下り…眼前に広がる風景が好きです。
2
寂しい山道から人里に下り…眼前に広がる風景が好きです。
派手に山肌を削られた三峰山。
確かにこっちから見ると三峰ある!
3
派手に山肌を削られた三峰山。
確かにこっちから見ると三峰ある!
葛生は石灰石の街。
工場が多く埃で白っぽい…とはbus運転手さんの弁。
2
葛生は石灰石の街。
工場が多く埃で白っぽい…とはbus運転手さんの弁。
秋山川の上流には…尾出山かな?
電車バスではアクセス困難。
1
秋山川の上流には…尾出山かな?
電車バスではアクセス困難。
葛生の街中にある壱番館。
飲食店と土産物店が入店しています。
2
葛生の街中にある壱番館。
飲食店と土産物店が入店しています。
ここでトイレ休憩ついでに本日の食料。
5
ここでトイレ休憩ついでに本日の食料。
葛生駅にトウチャコ。
振出に戻りました。
…がまだ余力があるので赤線伸ばしへ。
2
葛生駅にトウチャコ。
振出に戻りました。
…がまだ余力があるので赤線伸ばしへ。
先日歩いた諏訪岳〜唐沢山の稜線を眺めながら…
3
先日歩いた諏訪岳〜唐沢山の稜線を眺めながら…
多田駅[[train]]
田沼駅[[train]]
あ〜夕日が沈む[[mountain2]]
3
あ〜夕日が沈む[[mountain2]]
近道するため畑の中へ。
1
近道するため畑の中へ。
吉永駅[[train]]
諏訪岳〜唐沢山の見え方がすっかり変わりました。
1
諏訪岳〜唐沢山の見え方がすっかり変わりました。
足利の山並みだろなぁ[[mountain1]]
3
足利の山並みだろなぁ[[mountain1]]
日没後歩行用に買った反射タスキをテスト。
4
日没後歩行用に買った反射タスキをテスト。
佐野駅前はイルミネーションで彩られていました。
3
佐野駅前はイルミネーションで彩られていました。
駅を背にして見ました。
近年、冬になると電飾されるそうです。
2
駅を背にして見ました。
近年、冬になると電飾されるそうです。
いや無事に終了…有難や〜☆彡
ここからもまた長い電車旅[[train]]
お疲れさんどした<m(__)m>
6
いや無事に終了…有難や〜☆彡
ここからもまた長い電車旅[[train]]
お疲れさんどした<m(__)m>

感想

栃木百名山巡りの一環で佐野市(旧葛生町)にある大鳥屋山(おおとやさん)に登り、そこから南に伸びる尾根道を歩いてきました。
両毛線の北側一帯に点在する山々は、マイカーでピュッと行ってサクッと登るのは簡単なのですが、公共交通機関で行くとなると難関の山に変貌します。
それは多くが登山口(近く)までコミュニティバスが運行されているか否かに拠るところが多くて、まずアクセスをどうするかを考えることから始まります。
大鳥屋山については「さて、どうしたものかのぉ〜<゜)))彡」と思案していたのですが、最近、koari509さんのレコを拝見して…「そうか、この手があったか\(^o^)/」⇒コースタイム欄下部をご覧下さい。

この山域はヤマビルが出るので、行くなら今でしょ…とばかりに、全面的におんぶにだっこ(=まるパクリとも言う)で行って来ました。
但し
●五丈の滝方面は倒木が酷くて道が大荒れであることからカット
●354Pの先の尾根筋は忍の一字の道が続くとのことなので素直に下山
することに組み替えました。

結果としては、
▲大鳥屋山の昇り降りは楽勝
▲林道(榛名山取付き地点)から石尊山・不動岳の中間地点までは、多数のアップダウンの連続と部分的な急登降でヘロヘロ
▲石尊山・不動岳の中間地点からは急に平坦な道となって平和裏に下山
▲戯れに歩いた佐野駅までの道路歩きは、体力的には問題ないも、途中から足裏に軽い水膨れが生じて最後は早く終わってくれ〜〜〜モード

大鳥屋山でも道標は極めて少なかったですが、その後の南稜には全くありませんでした。基本的に尾根に沿って歩けばいいので気は楽なのですが、踏み跡が薄い部分も多く、常にあらぬ方向の尾根に入り込まないように、常にGPSで進行方向をチェックしながら進みました。
しかし大鳥屋山の下りの途中から榛名山付近まで電波圏外が続いたのでややハラハラしました。

そもそもこのルートを歩くハイカーは少なくて、2018年に唐沢山を通過したまとまなレコは4本しかありません。2017年は3本だけ。
それらのお名前を拝見すると…相当な強者揃いです。
…で今年の第1号がカオリさん…女性であの寂しい道をソロで行ったとは…以前からそうは思っていましたが、相当な強者だと改めて思いました(⇒褒め言葉ですm(_ _)m)。
今年の1月に都留山域の文台山を歩いて急登降に驚きましたが、今回はその何倍もきつかったです。
特に人気がない・道標がない・逃げ道がない……のナイナイ尽くしが精神的な不安を掻き立てるのだろうと強く感じました。

明光寺に下り立ち人家の風景を見た時にはホッとしました。
その後、結果的に、当初計画以上に佐野駅まで歩きましたが、体力面での辛さを感じなかったのは、精神面での辛さから解放されたからだと思いました。
人間の精神状態とは…テキトーなものですなぁ。

大鳥屋山よりまだ北に、栃木百名山が二つ(不動岳と尾出山)あります。
果たして電車バスだけで行けるのか…先人の記録を参考に検討してみます。

お疲れさんどした<m(__)m>

  隊長

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コメント

お疲れ様でした。
栃木百名山制覇も将来の目標にしなくてはと思います。
横根山には行ったことありますが、旧葛生町は佐野マラソン大会で通過した覚えはあります
あんまり平坦なところがなかった気がします
2019/2/10 22:28
アップダウンの急登降!
おはようございます🎵
着々と栃木百も攻略されているご様子。
しかし、今回のルートは厳しそうですねぇ (;^_^A
文台山の数倍キツかったとは、そのハードさ加減がよく分かりますです ( ̄∇ ̄)

人気がない、道標がない、逃げ道がない、のナイナイ尽くし、個人的には嫌いやないでぇ (//∇//)

お疲れさまでした〜 (´▽`)ノ
2019/2/11 5:59
栃木100
大鳥屋山から先のルートきつそうですね。
でも下山後、佐野まで歩かれたとは。
本当にお疲れ様でした。
2019/2/11 8:35
hokkunさん
栃木百名山に限らず、ナントカ100名山には、取り敢えず行ける先・登れる先から回っています。
50ぐらいまではささっと進むのですが、次第に歩みが遅くなり、70を超えると青息吐息、80を超えると匍匐前進…。
その後はカネとジカンとキアイを惜しげなく注ぎ込まないと、そこで止まっちゃいますね。
栃百の場合は、金券ショップで買う東武株主優待券を駆使すれば、比較的安上がりに行けるので、今のところはキアイを注入しています。
それでも電車バス日帰りで行けるのは…さっと15ぐらいかなぁ。

旧・葛生町には初めて行きました。
東武佐野線が佐野止まりではなく葛生まで伸びている理由がよく分かりました。
石灰石が取れセメント産業が盛んだからなのですね。
今回乗ったbusさーのって号も、何もない田んぼ道を走るのかと思っていたら、意外に民家が多くてびっくりしました。

横根山は山麓に前日光牧場が広がる栃百の一つですね。
拙者は閑散期に歩いたのでひっそりしていましたが、春はツツジが咲いて牧歌的な一帯なのでしょうね。
すくっとピラミダルに見える皇海山が印象的でした。

  隊長
2019/2/11 10:23
kazu5000さん
ようやく60の大台…いや、まだ中台…に乗りました。
この先に残る(標高の観点から)大物は、大真名子山や鈴ヶ岳、燕巣山、黒岩山、男鹿岳、大佐飛山…。
10年計画ですね…って、10年先でも登れるんかい

ここまで道標がない道もホントに珍しい。
それに手書き山頂標示板もないのです。
kazuさんが和名倉山(白石山)に山頂板を取り付けたことを思い出し、この稜線にもお願いしようと考えながら歩いていましたrun
その折には道案内いたしますm(__)m

  隊長
2019/2/11 10:53
yuki-taさん
ユキタさんのレコで初めて大鳥屋山を本格的に意識したのですが、今回歩くに当たって改めて拝見し、五丈の滝をルートから外すことにしました。
尾根道では倒木の絶対量は少ないし、あっても大したことはないのですが、尾根沿いの道では、これでもかこれでもか…と倒れたまま放置されてますからね。

大鳥屋山の南尾根は、取付き地点でまさかの急傾斜で…。
短いですが、ジャンプ台くらいの斜度はあったような…。
最初は「ここじゃない!」と確信して通り過ぎましたから。

佐野までは…勢い半分です。
バズ便の都合もあり少なくとも葛生までは歩くことにしていましたが、その後は赤線ん接続の絡みで堀米駅まで行ければ…と思っていました。
しかし堀米駅から佐野駅までは1km強なんですよ…だったら、行っちゃえ、オッサンでした

  隊長
2019/2/11 11:04
60座おめでとうございます
こんにちわ。
栃木は、まったく土地勘がないので、どこなのかよくわかりませんが、とっても遠そうですね。コミュニティバスがあるのは、便利ですが、やはり車社会なんでしょうか。私も、電車バス利用なので、参考になります。さーのって号に、乗ってみたいです。
2019/2/11 15:56
3737さん
拙者のように交通費を安く上げようとと
‥貮雎主優待券を使って
特急には乗らない
旅路となると時間が掛かります。
そして両毛線沿い(以北)の山になると、主要駅からバスに乗ります。
今回の佐野市、桐生市、足利市、栃木市、鹿沼市…コミュニティバス様様ですm(__)m

確かお隣の群馬県がクルマ所有率No.1だったはずなので、栃木県も似たような傾向にあるのでしょうね。
コミュニティバスの乗客は、学生かお年寄りが多いですからね。

  隊長
2019/2/12 2:24
お疲れさまでした
大鳥屋山、確かに無い無いづくしの山でしたが、孤独な山歩きのスリルが恐いような、ちょっと癖になりそうな😓
そんな感じの一日でした。

それにしても、佐野駅まで歩いちゃうのがすごいです💧
さあ、次は何処のお山に出没するのか?
とても楽しみにしています😁
2019/2/11 15:58
kaori509さん
標高500m前後の地味な山頂だったからかもしれませんが、手書き山頂標さえない「ない・ない」尽くしの南稜でしたね。
拙者はkaoriさんのレコで何となく分かっていたので、ビックリ度数は敷くかったですが、何も知らずに入山すると、かなり焦ってしまうと思いました。
特に大鳥屋山を終え、いったん、林道に下ってから、再び南尾根に取り付く地点は、レコで拝見していたとは言え「え〜、ここで?」と驚き、直後の足場の悪い急登で追い打ちを食らいました。

里に下りたらホッとして、道路歩きが苦ではなくなりました。
計画段階では途中の田沼駅辺りで終わって、日を改めて、
「田沼駅⇒唐沢山⇒三毳山⇒新大平下駅」
で赤線繋ぎかなと思っていましたが、歩いているうちに「行っちゃえ、オッサン」になっちゃいました。
次回は近くの山域で一つだけ残っているあの栃木百名山へ、やはり、コミュニティバスにのって出かけたいと考えています。

  隊長
2019/2/12 2:37
大鳥屋山、かなり手ごわいですね👍

隊長、こんばんは。

栃木百でも手前に見える大鳥屋山は、そのうちにね 、とか適当に思ってましたが、恐るべし栃木百ですね

踏み跡が少ないとか隊長が精神的辛さとおっしゃ山域、相当なものだと思います。この辺の山々は公共交通機関派にとってはホントアクセスが・・・ 、ですよね。勉強になります
2019/2/11 22:34
ShuMaeさん
葛生駅からバスに25分間乗るだけですから、そんなに奥に分け入ることもなく登山口に着きます。
また沿線には適当に民家も見え、鹿沼のリーバスのように「よし!乗り込むぞ!」的な悲壮感?もないのですが、入山者が少ない里山の怖さを十分に味わって来ました。
一度歩いてしまえば、「な〜んだ、こんな所だったか」となるのでしょうが、最初は里山にも拘らずこんなに人気がない山域なのか…とやや怖気づいてしまいました。

もう少し先(奥)のも不動岳や尾出山と言った栃木百が控えていますが、どうやってアクセスし、どうやって戻って来るのか?…先人のレコをチラチラ見て、己の実力にあった手段を模索中です。

  隊長
2019/2/12 2:46
栃木100
yamabeeryuさん、こんばんは。

着実に栃木100をカウントアップ。
最近のyamabeeryuさんの栃木行き、すごいペースです。

栃木100はヤブ山がおおいのですね。
道標もないとのこと。レコの写真をみても、きびしそうなルートです。
3月末から4月にかけてのアカヤシオとか、
あってもおかしくない山域なんですが、どうなんでしょうかね。
2019/2/11 23:22
satfourさん
栃木県の山巡りには、東武の株主優待券様様ですm(__)m
それがないと、こんなペースでは行けませんよ。
一方でお隣りの群馬県の場合、主にJR利用となるので、最近は足を踏み入れる機会が減っています。

今回は見事なまでにテープ・リボン類だけでした。
小刻みなアップダウンは北高尾を彷彿させましたが、あそこは踏み跡はバッチリなので、道があっているか…などと疑念を持つことはほぼありませんからね。

アカヤシオについては、確認している余裕がないままに通行していたのが真相で、実のところよく分かりません。
帰宅後に振り返った先人のレコでは、アカヤシオに触れた内容は記憶していません。
とにかくレコの絶対数が少ないのですよ。

しかしヤマビルには注意です。
途中ですれ違ったご夫婦ハイカーに拠ると、拙者が大鳥屋山に登ったルートで実際にヤマビルに食われたことがあるとおっしゃっていましたから。

  隊長
2019/2/12 2:58
栃木百
だけでなく、公共交通機関利用の上赤線 繋ぎもですから
変態度 、じゃなくて難易度はさらに上がりますねー
ヤマビルまで出るんじゃ、大変なコースですね
2019/2/12 11:01
cyberdocさん
公共交通機関利用だけで日帰り山行できる栃木百も、東武株主優待券シリーズに、青春18きっぷ+大人の休日倶楽部パスシリーズを加えて、残るは15座〜20座ぐらいかなと皮算用しています。
その後は、お得意の安宿一泊二日作戦で、最後の最後はレンタカー作戦でしょうか?
まだまだ真の変態 にはなり切れません
この山域でヤマビル出没とは…と注意看板を見て驚きましたが、シカの繁殖でヤマビル警戒地域は拡大する一方なのが悩ましいところです。
  隊長
2019/2/13 16:16
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