JR古里駅-赤杭尾根-赤杭山-川苔山(川乗山)-大根ノ山ノ神-JR鳩ノ巣駅(奥多摩/積雪期)


- GPS
- 06:47
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,184m
- 下り
- 1,157m
コースタイム
‥豕都西多摩郡奥多摩町
【●今回のコース●】
『JR古里駅(標高291m/8:28/登山開始)-赤杭山(標高923m/10:30)-
エビ小屋山直下分岐点(11:35)-曲ヶ谷北峰(標高1327m/12:24)-
川苔山(川乗山/標高1363m/12:40/20分休憩)-舟井戸(13:18)-
大根ノ山ノ神(14:41)-棚沢集落(15:08)-
JR鳩ノ巣駅(標高306m/15:15/登山終了)』
天候 | 晴れ・曇り・薄い霧・時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
/圭-古里(890円/JR中央本線・JR青梅線) 【★復路★】 “轡料-荻窪(890円/JR青梅線・JR中央本線) 【★往路詳細★】 新宿6:44-7:04国分寺7:07-7:50青梅7:52-8:19古里 【★復路詳細★】 鳩ノ巣15:46-16:17青梅16:19-16:48立川16:52-17:18荻窪 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【▲登山道状況(全線赤線一般登山道)▲】 JR古里駅〜ズマド山分岐点:積雪がありません。危険箇所無し。 ▲坤泪瓢格岐点〜赤杭山:赤杭山直下で四本歯アイゼン必要。 赤杭山〜エビ小屋山直下分岐点:足跡が無いので道が解かりにくい ぅ┘咯屋山直下分岐点〜曲ヶ谷北峰:六本歯アイゼンが必要。 ザ淵谷北峰〜川苔山(川乗山):積雪が20cm〜30cmあります。 川苔山(川乗山)〜舟井戸:積雪面が凍結してアイゼンを付けても滑る Ы井戸〜大根ノ山ノ神:積雪は山ノ神上部で無くなります。 大根ノ山ノ神〜棚沢集落:完全な晩秋の山の雰囲気なので問題無し。 棚沢集落〜JR鳩ノ巣駅:住宅地の一般道歩き。問題無し。 【▲登山者数情報▲】 JR古里駅〜赤杭山:0名 ∪峭沙魁船┘咯屋山直下分岐点:1名 エビ小屋山直下分岐点〜曲ヶ谷北峰:1名 ざ淵谷北峰〜川苔山(川乗山):3名 ダ鄲飮(川乗山)〜舟井戸:6名 舟井戸〜大根ノ山ノ神:2名 大根ノ山ノ神〜JR鳩ノ巣駅:0名 【▲読み方▲】 仝杜:こり 鳩ノ巣:はとのす 赤杭山:あかぐなやま ざ淵谷北峰:まがりがだにきたみね ダ鄲飮(川乗山):かわのりやま 舟井戸:ふないど 大根ノ山ノ神:おおねのやまのかみ 棚沢集落:たなさわしゅうらく 【▲今回の山や峠の別名▲】 \峭沙:赤久奈山・笹平峰 ▲┘咯屋山(※今回は巻いたので直下を通っただけ):海老小屋山・ 布滝沢ノ頭・布滝沢ノ峰・クマタカ山・三道山 6淵谷北峰:曲ヶ谷ノ峰・ブナ山 だ鄲飮:川乗山・横ヶ谷ノ頭 ヂ膾ノ山ノ神:大根山 |
写真
感想
【★感想と解説★】
今回は雪山を見たくなったので奥多摩まで行っておりました。積雪が多いと無雪期のTC(常人の登山速度)の1.3倍〜2倍かかるので、当初予定していたエビ小屋山のピストンとコブタカ山&本仁田山を経由して縦走するのを中止して川苔山(川乗山)からJR鳩ノ巣駅まで下山しました。急峻な下り部分は六本歯のアイゼンでも滑りやすいので怖いです。まず初めにJR古里駅から住宅地の中を登って登山口へ行きます。登山口は積雪がありませんが、人があまり通らないマイナー赤線登山道なので、登山口からの登り始めにおいてはイノシシや熊の糞がいくつかありました。そこから少し登った植林帯の中のズマド山(図窓山)分岐点にはイノシシの足跡がかなりありましたし、ここから赤杭山までは薄い霧がたちこめていて不気味でした。そして登るにつれて積雪が増えてトレース(先人の足跡)がありませんので、赤杭山を過ぎて尾根林道を過ぎた辺りの谷でエビ小屋山直下への取付地点を見失って道に迷いました。その時、私の背後から30歳位の女の人が単独で登ってきて、その人もこの付近で取付地点を探す為に30分もウロウロしていたとの事なので、その女の人と協力してルートファインディングしながらトレースの無い急斜面を登りました。
足跡の無い雪の上で経路を探すのは、やや厳しかった単独で経路を探すよりも誰かが一緒にいるほうが精神的には安心でした。そして功を奏してエビ小屋山直下の分岐点までたどりつきました。女の人とはお互いに挨拶を交わして、私はゆっくりと川苔山(川乗山)方面へ向かいました。そして曲ヶ谷北峰に近付くにつれて積雪は増えてきて、吹き溜まりの場所を踏み抜くと膝の上の方まで雪に埋まります。そして樹氷が現れ始めた頃に川苔山(川乗山)に着きました。川苔山(川乗山)の頂上は雪のまっただ中で登山者が数名おりました。頂上からの景色は遠くの方が靄(もや)に掛かっていてあまり美しくは見えませんでした。川苔山(川乗山)からはコブタカ山&本仁田山方面の縦走をあきらめて下り一辺倒で大根ノ山ノ神を経由してJR鳩ノ巣駅まで下りました。今回の総括は冬山装備をしっかりしてショボ山登山にのぞんでも無雪期のTC(常人の登山速度)を越える事は無理であることを改めて実感したと同時に、積雪でトレースが無いと赤線一般登山道でも道迷いをしてしまうことも反省しなければならないと思いました。
こんばんは
大昔の経験ですが、山中はパウダースノーで股下までの雪でもコースタイム通り。
しかし山から降りてバス停までの平地の農道で通常1時間の道を3時間かかったことがあります。
雪の状態は千差万別ですから雪山での時間的余裕は必要ですね。
奥多摩でもトレースのない雪道は要注意ですね。改めて認識することができました
今回はトレースが無かったのでパンチが効いた登山でした
それに雪山だと無雪期のTC(常人の登山速度)はあてにはなりませんね
訪問ありがとうございました。
私は少し前に逆コースを歩きました。
その時は雪はよく踏まれていて快適でしたが、トレースがなければ不安になるようなところが何箇所かありました。
どこでも通れるようであれば地図を読んでルートファイティングも可能ですが、崖や藪等に阻まれたらという心配もありますね。
歩き慣れているコースでも雪道の場合、余裕が必要ですね。
それから山名ですが、「曲ヶ谷北峰:まがりがだにきたみね」はどこかの地名辞典みたいなものに載っているのでしょうか。
普通に読めば「まがりがやほくほう」となりそうですが。もちろん地名・人名は普段読めないような読みも多いのですが。
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