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ハイキング
京都・北摂

【貴船山ほか(京都・716m)】下見と言う名の撤退・貴船&魚谷&桟敷下見、バスも廃止だって!?

2012年03月03日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
19.3km
登り
1,395m
下り
1,261m

コースタイム

二ノ瀬駅11:10→12:20貴船山山頂12:25→滝谷峠13:00→今西錦司のリレーフ13:30→13:55魚谷山14:00→狼峠付近から彷徨う→17:25岩屋橋
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2012年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
二ノ瀬駅…叡山電車(出町柳から370円)

岩屋橋…京都バス37系統(出町柳・北大路〜岩屋橋)1日4往復
 なんと、3月31日をもって廃止。
 4月1日からは、地元観光協会による「もくもくバス」ものが運行されるらしい。
コース状況/
危険箇所等
<二ノ瀬駅〜貴船山>
 雪はなく、すっかり春の山って感じです。

<貴船山〜北側尾根〜登山道>
 テープがありますので、一旦鞍部へ下りてすぐ登り返せば大丈夫です。

<登山道〜滝谷峠>
 雪はあってもわずかで、支障なく歩けます。

<滝谷峠〜今西錦司のリレーフ>
 雪はあってもくるぶし程度、
 ただ、トレースもなく木枝が倒れて道なのか藪なのか分かりません。
 地図を幾度か見ながら行きました。

<今西錦司のリレーフ〜魚谷山>
 雪がすねのところまでありました。
 ときどき踏み抜くことがありましたが、大して影響はありません。
 スノーシュー、ワカンは必要ないレベルだと思います。

<魚谷山〜魚谷峠>
 雪がほとんどなく、春山の雰囲気です。

<魚谷峠〜狼峠前>
 雪はありますが、ひざ下まで、ときどき踏み抜きますが、
 支障はありません。
 ただ、地面が緩んでいて、土の傾斜では滑ります。
 それがいじくらしかったです。

<狼峠付近>
 林道は雪はありません。
 桟敷が岳への直登ルートは雪が残っていて、
 くされ雪の急傾斜は気が進みませんでした。
 祖父谷峠への道は途中でトレースがなくなってました。
 石仏峠の道は除雪されていなくくるぶし程度ながら雪道になります。
 時間も時間で、バスの時間が気になって引き返しました。
 余裕があれば、行けないことはないと思います。
初めてきらら号に乗れましたー。
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初めてきらら号に乗れましたー。
土の匂い、樹木の匂いがスーッとして、春って感じがします。
土の匂い、樹木の匂いがスーッとして、春って感じがします。
夜泣峠からの道と合流
夜泣峠からの道と合流
貴船三角点タッチです
貴船三角点タッチです
青空が見えます
貴船山からは、白テープに沿って北斜面を下りていきます。
貴船山からは、白テープに沿って北斜面を下りていきます。
滝谷峠です
北山小屋
今西錦司のリレーフ
今西錦司のリレーフ
魚谷三角点ターッチ
魚谷三角点ターッチ
若干雲がかかってきたかな
若干雲がかかってきたかな
良い思い出がない、魚谷峠
良い思い出がない、魚谷峠
狼峠へはこっから谷を下りていきます
狼峠へはこっから谷を下りていきます
開けたと思ったら、ハゲ山
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開けたと思ったら、ハゲ山
赤テープ通りに行こうとしたけど、次のを探したら、対岸にあった。飛べ言うんか(笑)
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赤テープ通りに行こうとしたけど、次のを探したら、対岸にあった。飛べ言うんか(笑)
結局、沢下りで落ち着いた
結局、沢下りで落ち着いた
狼峠はどっち?(泣)
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狼峠はどっち?(泣)
こっから行けそうな気がしたけど、途中で引き返してきました。
こっから行けそうな気がしたけど、途中で引き返してきました。
だんだん薄暗くなってきた
だんだん薄暗くなってきた
奥山坂への分岐、こっから行けば良かった
奥山坂への分岐、こっから行けば良かった
雲ヶ畑、ちょうちんが灯ってます。ホッとしました。
雲ヶ畑、ちょうちんが灯ってます。ホッとしました。
1日4本です。
えっ、廃止!?
今月いっぱいでお別れ、京都バス
今月いっぱいでお別れ、京都バス
お客は自分ひとり、ある意味「もくもくバス」です。
お客は自分ひとり、ある意味「もくもくバス」です。

感想

3月3日(土)


<遅く飽きた朝は…>
週末の天気が悪いかなあと思っていたら晴れマーク。
でも、何となく布団でゴロゴロしていたら10時くらいになってました。
このままゴロゴロしているのはもったいないと思い、
ザックを担いでとりあえず家を出ました。

<貴船山へ>
向かった先は、二ノ瀬駅。
出町柳で乗り換えた叡山電車は、
パノラマカーの「きらら」号でした。
何だかトクした気分。

二ノ瀬駅に下りて、夜泣峠ではなく直登ルートから登ります。
登り始め、深呼吸すると、土の匂いがしましたー。
春の気配ってヤツですかね^^

道にも雪がないし、この調子だったら、
桟敷が岳まで行って、京北へ下りてみようかなと目論んでいました。

貴船山に着きました。
相変わらず眺望はありませんが、落ち着ける場所ですね。
貴船山からは、北側の踏み跡を辿って行きます。
白テープもついていて、
これだったら、いっそのこと登山道にとも思いました。

<魚谷山へ>
天気が良いので、登山道ではなく、
一部尾根筋を伝っていきながら、滝谷峠へ。

滝谷峠からは、直谷方面に向けて下って行きます。
法面が崩落していて、木も倒れて、よく分からないところに来ました。
ついさっきまでは、200mごとに、
「山の緑を山火事から守ろう」のスローガンと共に標識があったので、
うってかわって、あんまりにも物寂しい感じです。

地図を見ながら、「こっちなよーな」と思いながら進んでいきました。
以前も、この辺りで迷って、魚谷山から貴船神社へ行こうと思ったら、
グルグル2周くらいして諦めて出合橋へ下りたことがありましたが、
ずんずん進んでいくと、やっぱり迷ったところでした。

今西錦司のリレーフを過ぎたあたりから、残雪が目立ってきました。
ただ、時折踏み抜きもありますが、
スノーシューやワカンが必要なほどではありません。

魚谷山を抜けて、魚谷峠へ下ります。
魚谷峠は、何回目になるでしょうか。
さんざん迷ってここを通ったので見飽きた感が(笑)

<ここからが未踏の地>
さて、いよいよ狼峠への道です。
木製の案内板には1か所分かりずらいところがあるとのこと。
「ふーん、親切だな」としか考えていませんでしたが、
のちに、直面するとは、いやはや(笑)

トレースは鹿しかいません(笑)
でも、鹿も鹿なりに登山道をほぼ外さずに行ってくれたようです。
途中小高いピークを過ぎてから、
「狼峠には谷を少し下りて左手尾根に」の看板が。
うーん、ここのことだったのか、親切やなあ!

<道を見失う>
妙に感心しながら、谷を下りて左手に見える尾根を登ります。
泥で滑って往生しましたが、ずんずん進んでいきます。
杉林の中を抜けていくと、急に開けてきました。
と、同時に、自分の行く末に黄信号が灯ったんですが(笑)

ハゲ山というか、五分刈りかなっ!(笑)

地図で見ると、ハゲ散らかった尾根伝いに行く感じ。
でも、赤テープは違う方向に。
左側の谷筋を下りるようについてます。

さあ、どうしようか?
やっぱり、カーナビでも言うやん。

「実際の交通規制にしたがって走行してください」って。

だから、赤テープの通りに行きました。
ところが、道なき道。
このテープから、あのテープへ行くには、
ムササビみたいに飛ばないと行けないのかなって感覚です。
しかたないので、沢下りしました。
気分も下り気味でっす。

さて、林道に出ました。
狼峠の手前で下りたことは確かですが、イマイチぴんと来ません。
とりあえず、登っていきます。
途中で、モトクロスバイクが2台とビックスクーターとすれ違いました。
林道沿いの木々も伐採されているし、
谷も掘り返したような感じ。
土砂崩れでもあったんかなあってくらい、
真新しい赤土がむき出しています。

さて、桟敷が岳に行く道をと思いましたが、
ここかなあってところはあり、途中まで登りましたが、
赤テープが切れて、沢登りのような感じになってます。
あと1か所ありましたが、赤テープが最初だけ、あとはなし、
トレースもなし。
せめて、峠を越えて、京北側へとも思いましたが、
やっぱりトレースが途中で切れています。

この時点で16時を回っていて、
京北のふるさとバスや雲ヶ畑のバスもこのままだと、
間に合わないかも知れなくなってきました。

今日は下見ということで、撤退です。

<雲ヶ畑のバス>
来た道をどんどん下って、岩屋橋へと向かいました。
着いたのが17時25分。
確か、17時40分か、18時40分だったようなと記憶してましたが、
実際は18時20分でした。

記憶ってあてにならないもんですねー。

それよりも、時刻表の下の掲示板を見てびっくり。
なんと、3月末をもって廃止されるじゃないですか!
なんで!?
って、以前も乗りましたが空気輸送ですもん。
また、出町柳発着とあって、街中に入っても、
四条に向かう市バスにお客を奪われて、拾えない。
今日も岩屋橋から北大路駅まで、貸切でした。

それにしても、4月からは、
地元の観光協会が「もくもくバス」なるものを運行すると言います。
詳細は電話でって書いてありましたけど、
せめて案内くらいつけてほしいっすよ。

なぜ「もくもく」?
雲ヶ畑、雲だから「もくもく」なのか。
でも、今だってある意味、「もくもくバス」です。
だって、お客いなくて黙々と走ってますから(笑)

新しいバスがどうなるか分かりませんが、
地元の足としてだけでは人口が少なく難しいと思うので、
自分たちのような登山する人にも、
アピールしてもらえたら良いかなあと思いました。


さて、山からのお楽しみは温泉。
ですが、あいにく周辺には温泉がありません。
なので、別府温泉にしました。

入浴剤「旅の宿」です(笑)

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