御前山(湯久保尾根)・惣岳山・小河内峠
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,214m
- 下り
- 1,030m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:奥多摩湖BS⇒JR奥多摩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全コースともガイドブックに載っていて、特に危険なところはありません。 御前山周辺は、残雪がありシャーベット状のところもあり滑り易いので、アイゼンが必要でした。 宮ヶ谷戸BS近くの消防倉庫横にトイレがあります。 登山ポストは見当たりませんでしたので、武蔵五日市の交番にでも届けるしかないかもしれません。 |
写真
感想
ひさしぶりに、湯久保尾根から御前山に登ることにした。
前回(3年前)は、台風通過直後の倒木で伊勢清峰神社からのルートが閉鎖になっていたため湯久保部落を経由して登ったが、蒸し暑い中、長い登りにうんざりした印象が強く、その後一度も湯久保尾根を使っていない。
武蔵五日市8:01発小岩行きのバスは、座席の半分程が空いたまま出発する。
途中の神戸岩入口までに皆下車してしまい、私1人が宮ヶ谷戸BSで下車する。
バス停からこれから登る方向を見るが、雲(霧)がかかり上の方は見えない。
バス停前で、身支度・ストレッチをして8:45に出発する。
<宮ヶ谷戸BSから湯久保山分岐>
バス停から少し戻って赤い橋を渡りすぐの所に、御前山登山口への道標が見える。
これに従い、右折し20mも進むと御前山登山口の道標があり、左折して山に向かう。
この道は、伊勢清峰神社への参道にもなっている。
民家の横を抜けて山道に入るが、少し登った観音像のところまで舗装がされている。
しょっちゅうお参りする人がいるのだろう。
杉林の中を登り尾根に出ると、少し開けた場所になり尾根の登り方向に石碑がいくつか建っている。
この上に伊勢清峰神社が鎮座しているはずだが、登るのが億劫なので、頂上に向かい遥拝して登山の安全を祈願する。
登山道は、この峰を巻く様に続いている。
この辺では、所々にかすかに残雪がある程度。
その後、登山道は殆どのピークを巻く様になっていて、さらに急な斜面は九十九折れになっていて歩き易い。
湯久保部落からの道を合わせる辺りから残雪が増えてくるが、アイゼンを必要とする程でもない。
雪の上には、先行者2名の新しい足跡がついている。
周囲は霧で覆われ近くの木々しか見えない。
静寂の中、雪の上を進むシャクシャクという自分足音だけが響く、幻想的で気持ちの良い道が続く。
湯久保山への分岐に着く頃には、残雪も増えてさらに雪質がシャーベット状で滑り易くなってきたので、アイゼンを装着する。
<湯久保山分岐から御前山頂上>
湯久保山分岐を過ぎて次の登りにかかるところで、下山してきた男性に会う。
今日初めて会った登山者になる。
これから先は、急斜面と緩斜面が交互に現れ高度が上がって行く杉林の中を進む。
思った以上に気温が高く、冬なのに汗びっしょりで下着は汗みずくになっている。
残雪も増えて、さらに雪質が悪いのでアイゼンを着けていても滑ってしまう。
特に、急斜面の巻き道は下にずり落ちそうになるので、慎重に進む。
長い巻道を過ぎてようやく非難小屋への分岐に到着する。
分岐を過ぎ、最後の登りにかかったところで、今日2人目となる下山者に出会う。
11:45に頂上に到着する。
頂上には、2組3人が昼食休憩しているだけで、ベンチもがら空き。
ここで昼食休憩とする。
ジャンパーを羽織るが、下着から上着まで汗で濡れている為、急に寒くなってきたので、下着から上着まで全部着替える。
足元も雪のため足が冷えてきたので、足を宙ぶらりんにして昼食を摂る。
<御前山から清八新道取り付き>
約1時間休憩した後、奥多摩湖に向け出発する。
惣岳山に向かう途中で数組(7〜8人)の登山者に出会う。
惣岳山への登り道の両側の木々に霧氷が着いていて、白い葉を付けた様に見える。
霧氷は同じ方向に同じ長さ(2〜3cm)でついていて、自然の作用で出来上がっているとは言え、見事なものだ。
惣岳山頂上に着き、そのまま大ブナ尾根を下ろうと思ったが、気が変わり小河内峠経由で下りることにした。
もしかすると、清八新道に初めての足跡を残せるかもしれないとの期待もあった。
途中のソーヤも丸デッコは、下りの岩場が雪で危険なので、巻道を下る。
小河内峠手前辺りで、杉の枝に付いた氷が溶けて雨のように滴り落ちる。
あわてて雨具を着込むが、直ぐにこの滴りは無くなってしまった。
気温の関係で、局所的(高度)に起きる現象の様でさっさと通りぬければ良かったと思ったが後の祭り。
小河内峠に着き、奥多摩湖方面の道を見ると、足跡は一つも無い。
やったと思いながら下って行き、防火帯の尾根筋に出ると、そこには3人分の足跡。
尾根筋を直登して水窪山に向かっている。
残念ながら、清八新道の初トレースはならなかった。
尾根の末端の巻いて下る道にかかる辺りで雪が消えたので、アイゼンを外す。
湖岸周遊道路に下り立ち、周遊道路をゆっくり歩いて奥多摩湖BSに15:30頃到着し山行を終えた。
こんにちは。
「湯久保山への分岐」の写真の所は湯久保山への分岐じゃありません。通行止めの方へ行くと、湯久保山の山頂北側を巻いて、尾根通・藤倉方面に向かいます。湯久保山の山頂に行きたいのであれば、その標識の所ではなく、その手前200m程の木が横に倒され、行くな表示の所を行けば、5分もかからずに行けます。山頂から更に西に尾根を追えば、「通行止め」の道に合流します。
僭越ながら.....。
今日は、a tomさん。
ご指摘有難うございます。
いつか湯久保山にも行って見たいと思います。
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