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記録ID: 172801
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積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

快晴の白毛門は大盛況!

2012年03月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:54
距離
6.7km
登り
1,055m
下り
1,041m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

6:36土合駅-6:45登山口-8:08P1154-9:13松の木沢の頭9:32-10:24白毛門10:52-12:30土合
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
土合駅(今日は満車で10数台ほど)
コース状況/
危険箇所等
土合駅まではノーマルタイヤでOK(雪崩よけトンネル内に若干の凍結あり)

松の木沢の頭までの樹林帯はよくトレースされていてラッセルはなし。
白毛門までのルートは全体的に急斜面で樹林帯も豪雪で雪崚化しているためでのため滑落に注意。
※登山道の一部クレパス(雪解けによる崩壊)が発生しており、今後の気温の上昇によっては他の場所でも発生するかもです。雪庇崩落にも注意が必要。

予想通り快晴です!
谷川岳の頂上もよく見えてます!
白毛門登山口から入山します
予想通り快晴です!
谷川岳の頂上もよく見えてます!
白毛門登山口から入山します
武能岳が朝日を浴びて輝いてます
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武能岳が朝日を浴びて輝いてます
標高1000m付近から谷川岳東面の岩壁がよく見えてきます
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標高1000m付近から谷川岳東面の岩壁がよく見えてきます
谷川岳トマとオキの耳のアップ
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谷川岳トマとオキの耳のアップ
先行グループ発見
先行グループ発見
標高1200m付近の大雪庇帯の通過
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標高1200m付近の大雪庇帯の通過
先行隊が通過しています
先行隊が通過しています
さらにアップしてみます。ルートは樹林帯に付けられます
さらにアップしてみます。ルートは樹林帯に付けられます
後方にも登山者の姿が
後方にも登山者の姿が
松の木沢の手前でトレースが薄くなり若干のラッセルに。先頭の年配の方がひとりで頑張ってました。
松の木沢の手前でトレースが薄くなり若干のラッセルに。先頭の年配の方がひとりで頑張ってました。
そこに、団体のリーダー(だと思う)が「トップ代わります!」とガンガンステップを刻んでいきます。実はエベレストを登頂者だと後ほど知る
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そこに、団体のリーダー(だと思う)が「トップ代わります!」とガンガンステップを刻んでいきます。実はエベレストを登頂者だと後ほど知る
後方にはその団体(ガイド登山?)
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後方にはその団体(ガイド登山?)
背景はもちろん谷川岳ですよ
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背景はもちろん谷川岳ですよ
もう少しで松の木沢の頭です。この辺急斜面なので滑落注意ですよ
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もう少しで松の木沢の頭です。この辺急斜面なので滑落注意ですよ
松の木沢の頭で大休止している間に周囲の登山者は白毛門を目指して進んでいます
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松の木沢の頭で大休止している間に周囲の登山者は白毛門を目指して進んでいます
団体さんはアンザイレンで登るようです
団体さんはアンザイレンで登るようです
だいぶ遅れをとってしまいました
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だいぶ遅れをとってしまいました
でも、景色が素晴らしすぎて・・・
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でも、景色が素晴らしすぎて・・・
ではそろそろ登りましょう♪
ではそろそろ登りましょう♪
団体さんの後を追います
団体さんの後を追います
登れるかな〜
多少のアップダウンを繰り返しながら頂上直下の雪壁を目指します
多少のアップダウンを繰り返しながら頂上直下の雪壁を目指します
先頭は雪壁を登ってます。
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先頭は雪壁を登ってます。
いよいよ雪壁突入です。といっても傾斜は30度ほど。思ったほど急じゃないか。
いよいよ雪壁突入です。といっても傾斜は30度ほど。思ったほど急じゃないか。
程良い雪面なのでグングン標高を稼げます
程良い雪面なのでグングン標高を稼げます
先頭はもう少しで頂上付近に到達
先頭はもう少しで頂上付近に到達
標高1500mから上の灌木は樹氷が綺麗です。
標高1500mから上の灌木は樹氷が綺麗です。
急斜面を登りきったところは頂上までなだらかな稜線となってます。そして後続も登ってきます
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急斜面を登りきったところは頂上までなだらかな稜線となってます。そして後続も登ってきます
快適な稜線歩きです
快適な稜線歩きです
最後の鎖場の登りが見えています。といってもまったく問題ない登りです
最後の鎖場の登りが見えています。といってもまったく問題ない登りです
どんどん進みます
どんどん進みます
もう少し
また後ろを振り返って
また後ろを振り返って
最後の登り
いよいよ
頂上到着です。といっても頂上標は雪の下で見えません
頂上到着です。といっても頂上標は雪の下で見えません
笠ヶ岳と朝日岳。真っ白ですね
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笠ヶ岳と朝日岳。真っ白ですね
後続も続々やってきます
後続も続々やってきます
谷川岳アップ
一ノ倉岳アップ
団体さん下りはじめます
団体さん下りはじめます
頂上は盛況です
では、そろそろ下りますか
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では、そろそろ下りますか
どんどん登ってきます
1
どんどん登ってきます
まだまだ登ってきます
まだまだ登ってきます
こんな感じで賑わってます。合計2〜30人程頂上を踏んだでしょうか
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こんな感じで賑わってます。合計2〜30人程頂上を踏んだでしょうか
松の木沢の頭まで下ってきました。バカ陽気で暑いくらい。半そでになろうかと思いましたが、さすがにそこまでは・・・
松の木沢の頭まで下ってきました。バカ陽気で暑いくらい。半そでになろうかと思いましたが、さすがにそこまでは・・・
あとは下るだけです
あとは下るだけです
少し雲が増えてきたような・・・
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少し雲が増えてきたような・・・
標高1200m付近の雪庇帯まで下ってきました
標高1200m付近の雪庇帯まで下ってきました
標高が下がっても枝の隙間から大岩壁を眺められます
標高が下がっても枝の隙間から大岩壁を眺められます
登山口到着です
最後に土合駅の駐車状況です
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最後に土合駅の駐車状況です

感想

厳冬期の白毛門登頂を今期の目標としながら豪雪に阻まれ2月中の達成ができなかった。しかし3月の声を聞くとほどなく週末のタイミングで登頂のチャンスがめぐってくる。日曜日は関東でも天気が下り坂となっていたが、この下り坂の手前が上越の山々における晴れのチャンスだということを今までの経験から分かっているのでこれを逃す手はない・・・ということで白毛門を目指すことにした。

当日は予想通り快晴。気温は-8℃を指しているものの早朝から寒さも感じずアウターを着けずに出発。登山口の雰囲気もすでに残雪期の雰囲気で数週間前までの新雪ラッセルした面影もなくなっていた。尾根に取りついてもトレースはあるし、雪は締まってるしで快適に登れる。反面、このところの暖かさで雪が緩み一部で雪面の崩壊も始まっていた。
無雪期の樹林帯はまったく危険なところも見当たらないが、積雪期は雪稜化してしまうため常に滑落の危険を頭に入れながらの登山となる。特に慣れない登りだしは余計に恐怖を感じてしまう。まあ、この恐怖は登るにつれ解消することも経験上分かっているので気にしないように登る。そして、松の木沢の頭直下の雪壁を慎重に登れば遮ることのない展望台に出る。
松の木沢の頭直下で、先行トップに追いついたがすぐに失速。多少のラッセルがあったので、トップを代わろうと思っていたのに自分の体力不足が情けない。その私の後ろから猛スピードで「トップ代わりすよー!」と言って抜いていったのが5人グループの中のひとり。すごい勢いで松の木沢の頭まで駆け抜ける。聞けばエベレスト登頂したことのある達人だとか。やはりレベルが違うよ!

松の木沢の頭に立ったことでとりあえずの目標達成したので一服。ここまでの登りでかなり疲労していたのと頂上まで登る自信がなかったので「このまま下ってもいいかな・・・」と弱気の虫が出てきたものの、他の登山者がどんどん登って行くのを眺めていたら急にやる気が出てきた。登りだせばあとは一気に頂上まで・・・といういつものパターン通りで頂上直下の急斜面もそれほど問題なく登れる。やはり気合の問題だけなのだ。
5人グループは2手に分かれてアンザイレンして登っていた。おそらくガイド登山だろう。とはいえ、なかなかのペースだったので山慣れた登山者なのだろう。
この日の白毛門頂上は大盛況で2〜30人は頂上を踏んだ。山頂も風はなくTシャツ1枚でも過ごせるバカ陽気で、もうそこまで春が来ていることも実感。白毛門は本日登山解禁になったと宣言したいと思ったほど。
とりあえず冬の白毛門登頂達成したことで、今冬期の目標クリアとなった。大変満足な登山であった。谷川岳も賑わっていたことだろう。

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コメント

お疲れ様です
関東は曇り雨でしたのに、良く晴れていますね。
天気の読みが的中して素晴らしいです。
また白毛門からの谷川岳すごいですね。
圧倒的な山を感じます。
山が雪にすっぽりかぶっていますが、谷川岳の雪道も
こんな感じなのでしょうね。
また、素晴らしい写真期待しています。
2012/3/5 9:57
Re:お疲れ様です
tabitabiさん、こんにちは
いつもコメントありがとうございます。

ようやく今冬の課題の白毛門に登ることができました。
できれば厳冬期の1、2月中に登りたかったのですが
良い条件の週末がなくて結果的に3月となってしまいました。

これからは谷川岳も春山登山で賑わうことでしょうね。
楽しみです♪
2012/3/5 20:38
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