快晴の白毛門は大盛況!
- GPS
- 05:54
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 1,055m
- 下り
- 1,041m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
土合駅まではノーマルタイヤでOK(雪崩よけトンネル内に若干の凍結あり) 松の木沢の頭までの樹林帯はよくトレースされていてラッセルはなし。 白毛門までのルートは全体的に急斜面で樹林帯も豪雪で雪崚化しているためでのため滑落に注意。 ※登山道の一部クレパス(雪解けによる崩壊)が発生しており、今後の気温の上昇によっては他の場所でも発生するかもです。雪庇崩落にも注意が必要。 |
写真
感想
厳冬期の白毛門登頂を今期の目標としながら豪雪に阻まれ2月中の達成ができなかった。しかし3月の声を聞くとほどなく週末のタイミングで登頂のチャンスがめぐってくる。日曜日は関東でも天気が下り坂となっていたが、この下り坂の手前が上越の山々における晴れのチャンスだということを今までの経験から分かっているのでこれを逃す手はない・・・ということで白毛門を目指すことにした。
当日は予想通り快晴。気温は-8℃を指しているものの早朝から寒さも感じずアウターを着けずに出発。登山口の雰囲気もすでに残雪期の雰囲気で数週間前までの新雪ラッセルした面影もなくなっていた。尾根に取りついてもトレースはあるし、雪は締まってるしで快適に登れる。反面、このところの暖かさで雪が緩み一部で雪面の崩壊も始まっていた。
無雪期の樹林帯はまったく危険なところも見当たらないが、積雪期は雪稜化してしまうため常に滑落の危険を頭に入れながらの登山となる。特に慣れない登りだしは余計に恐怖を感じてしまう。まあ、この恐怖は登るにつれ解消することも経験上分かっているので気にしないように登る。そして、松の木沢の頭直下の雪壁を慎重に登れば遮ることのない展望台に出る。
松の木沢の頭直下で、先行トップに追いついたがすぐに失速。多少のラッセルがあったので、トップを代わろうと思っていたのに自分の体力不足が情けない。その私の後ろから猛スピードで「トップ代わりすよー!」と言って抜いていったのが5人グループの中のひとり。すごい勢いで松の木沢の頭まで駆け抜ける。聞けばエベレスト登頂したことのある達人だとか。やはりレベルが違うよ!
松の木沢の頭に立ったことでとりあえずの目標達成したので一服。ここまでの登りでかなり疲労していたのと頂上まで登る自信がなかったので「このまま下ってもいいかな・・・」と弱気の虫が出てきたものの、他の登山者がどんどん登って行くのを眺めていたら急にやる気が出てきた。登りだせばあとは一気に頂上まで・・・といういつものパターン通りで頂上直下の急斜面もそれほど問題なく登れる。やはり気合の問題だけなのだ。
5人グループは2手に分かれてアンザイレンして登っていた。おそらくガイド登山だろう。とはいえ、なかなかのペースだったので山慣れた登山者なのだろう。
この日の白毛門頂上は大盛況で2〜30人は頂上を踏んだ。山頂も風はなくTシャツ1枚でも過ごせるバカ陽気で、もうそこまで春が来ていることも実感。白毛門は本日登山解禁になったと宣言したいと思ったほど。
とりあえず冬の白毛門登頂達成したことで、今冬期の目標クリアとなった。大変満足な登山であった。谷川岳も賑わっていたことだろう。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
関東は曇り雨でしたのに、良く晴れていますね。
天気の読みが的中して素晴らしいです。
また白毛門からの谷川岳すごいですね。
圧倒的な山を感じます。
山が雪にすっぽりかぶっていますが、谷川岳の雪道も
こんな感じなのでしょうね。
また、素晴らしい写真期待しています。
tabitabiさん、こんにちは
いつもコメントありがとうございます。
ようやく今冬の課題の白毛門に登ることができました。
できれば厳冬期の1、2月中に登りたかったのですが
良い条件の週末がなくて結果的に3月となってしまいました。
これからは谷川岳も春山登山で賑わうことでしょうね。
楽しみです♪
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する