笠森〜中天狗【尻岸馬内林道から】
- GPS
- 08:56
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,358m
- 下り
- 1,360m
コースタイム
- 山行
- 8:52
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 8:56
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
先月布部岳へ登ったときに薄っすらだけど中天狗の尾根がガスの向こうに見えた。そのときから登ってみたいと思っていた。
中天狗まではいくつかルートが考えられる。今回はひたすら長い尾根を進むというシンプルなルートで登ってみることにした。このルートで登るとアップダウンが多いため滑走要素はほぼ無い。
林道入口の橋を渡ったところから尾根に取り付く。笠森までは細尾根やヤブ尾根が多くてちょい面倒だった。笠森を過ぎると広い尾根が増えてきてそこそこ歩きやすくなる。
尾根は全体的には地形のデコボコ斜面が多くてなかなかスムーズには登ることが出来なかった。長い尾根で進んでも進んでも変わり映えしない風景にうんざり気味となる。天気も悪いしずっと帰りたい気分だった。時々チラチラ見える富良野西岳方向の稜線の風景だけを心の支え?に登った。
標高968mピークを越えるとようやく山頂方向の白い姿が見えて来る。尾根右側の斜面をトラバース気味に登って山頂直下まで進む。山頂は崖の上にあってスキーでは登れなさそう。適当な場所にスキーをデポしてツボ足で登った。しかし足場が無くて胸まで埋まる雪になかなか登れずしばらく悶絶。木を掴んで這い上がるような感じで登ってようやく山頂まで到着した。
山頂ではガスで景色はほぼ見えず。薄暗くてちょっと不気味な雰囲気だった。山頂は巨大雪庇になっている。木を掴んで確保しながら数枚の写真を写してすぐに下山を開始した。バックステップで慎重に下りる。
スキーデポ地点からブーツのバックルだけ締めてシールは付けたまま登ってきた尾根をひたすら戻る。登りのトレースはほぼ埋まっていて帰りもラッセルとなる。分かってはいたけど登り返しが多くてうんざりした。
登り返しがないところまで戻ってようやくシールを外す。尾根の途中からヤブを避けて沢沿いを滑る。そこそこ楽しかった。尻岸馬内川に合流したところでシールを付けて横の斜面を登り返した。
ガスでほぼ風景も見えないし同じような景色が続く長い尾根で修行のような山スキーだった。このルートから二度目は無いと思う。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する