安達太良山（二本松塩沢スキー場から）

2019年02月11日(月) [日帰り]

• GPS: 04:04
• 距離: 11.9km
• 登り: 785m
• 下り: 969m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:39
• 休憩: 0:25
• 合計: 4:04

距離 11.9km 登り 785m 下り 979m

9:30 リフトトップ
10:41 10:42 勢至平分岐
11:22 11:23 峰の辻
11:48 12:03 安達太良山
12:13 12:14 沼尻分岐
12:19 12:23 矢筈森
12:44 12:45 塩沢分岐
13:03 13:05 勢至平分岐
13:34 塩沢登山口（スキー場）

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

二本松塩沢スキー場の登山者用Pに駐車。
リフト1回券は250円です。第2リフト1本乗るだけでゲレンデトップに上がれます。※ただし、リフト乗り場まで少し歩きます。

コース状況／危険箇所等

■リフトトップ〜標高1100m付近：斜面に斜めに上がっていくように作業道があり、そこを進みます。幅もある程度あり、登りは快適です。ただし、下りはターンするほどの広さもなく、そんなに楽しむことはできません。スキーなら少しはマシかもしれません。
■標高1100m付近〜勢至平分岐：最初は八丁林の切り開きが続き歩きやすいですが、しばらく歩くと小藪が切り開きに生えており避けながら進む感じになります。一部笹が繁茂しているところがあり、避けるのに少し手間取ります。雪がすごく多ければもしかしたら埋まるのかもしれませんが、今シーズンは難しいかもしれません。勢至平に出るところは、小藪が激しく生えており、どこを進むのが正解か今ひとつ分かりません。ツアー標識もないような気がしました…
ルート上には適度な間隔でピンクリボンや旧ツアールート標識があり、ある程度わかりやすいでのですが、勢至平手前だけは分かりませんでした。。
■勢至平分岐〜峰の辻：トレースはしっかり有り、歩きやすいですが、後半に藪がうるさいところがあり、スノーボードでは少し気を使います。しかし、今年は若干雪が少ないためか、藪の高さがスノーボードに少し当たりにくい感じがしました。
■峰の辻〜山頂：ルート上には竹竿がいくつか置かれており、道ははっきりしています。雪も締まってきて歩きやすいです。乳首に上がるには、アイゼンがあった方が間違いなく安全だと思います。今回は4本刃で来ましたが、後悔しました…
■山頂〜矢筈森直下（鳥川源頭）：山頂直下のトラバースは雪が多いときは傾斜感が強く、少し歩きにくいですが、今回はそれほど歩きにくくもなく、4本刃アイゼンで問題なく行けました。稜線は踏み抜くところもなく、サクサク歩け、矢筈森直下から鳥川源頭に向け、トラバース気味に歩きますが、雪の表面がエビの尻尾みたいになっており、しっかりグリップできました。矢筈森直下は雪が柔らかく、滑走準備をするのに適しています。
■矢筈森直下〜振子沢〜登山道（くろがね小屋付近）：沢の雪質は良く、登山道までしっかり埋まっています。下部は少し雪が重かったのですが、雪も溜まっており、底付きなしのパウダーでした。
■登山道（くろがね小屋付近）〜勢至平分岐：今年は雪も少なく、馬車道の埋まりもそれほどではないため、歩きやすかったです。今後、降雪が積み重なると、片斜面状態になり、少し歩きにくくなるかもしれません。

その他周辺情報

■温泉：御とめ湯り（おとめゆり）　土湯温泉の入口からすぐ。会員制ですが、無料でなれます。大人850円

写真

2/11 7:29

国道459号から安達太良山〜箕輪山。なんとか見えています。

2/11 9:05

二本松塩沢スキー場からスタートです。

2/11 9:22

リフトトップに到着。ここから少し右手に滑り、作業道の入口に進みます。

2/11 9:26

作業道の入口。分かりやすいです。トレースはありませんでした…

2/11 9:45

作業道は開けており、快適です。

2/11 9:46

所々ピンクテープ等の道標があります。

2/11 9:48

二本松塩沢スキー場は、昔“湯川スキー場”という名前だったようです。

2/11 9:48

道が分かりにくいところもあります。ここは正面の笹に向かって進むのが正解のようです。ピンクリボンをよく見て進んだほうが良さそうですが、林のいたるところにピンクリボンがあり、どれが正解か分かりにくいところもあります。

2/11 9:51

ラッセルというほどではなく、下には硬い層があり、快適に進めます。

2/11 9:57

笹に阻まれますが、あくまで林が切り開かれているところがルートです。

2/11 10:12

小藪もぼちぼちあります。

2/11 10:27

勢至平手前で開けたところに出ました。しかしまた藪に突入します…

2/11 10:32

やっと登山道に合流…
最後の藪はかなりのものでした。

2/11 10:34

登山道に出てしまえば、楽なものです。勢至平から峰の辻方面に向かいます。

2/11 10:34

晴れてきたので、しっかり見えています。

2/11 10:36

箕輪山も姿を見せました。

2/11 10:37

勢至平の分岐。地理院地図には“記念碑”記号がありますが、どれを指しているのか…

2/11 10:39

本山、篭山、矢筈森。

2/11 10:41

鉄山も見えてきます。

2/11 10:41

緩やかな斜度でのんびり進めます。

2/11 10:46

蔵王連峰の南側でしょうか。

2/11 11:01

藪を抜けると、本山が奥に見えてきます。

2/11 11:06

振子沢は下部まで埋まっていそう…
これは期待できます。

2/11 11:06

振子沢源頭は滑った跡が…
でも下までは滑ってないようです。

2/11 11:18

峰の辻に到着。ここから少し風が出てきます。

2/11 11:21

鳥川の鞍部から最後の登り。

2/11 11:40

吾妻連峰が良く見えます。3連休最後にやっと天気に恵まれました。

2/11 11:40

福島市内もしっかり見渡せます。

2/11 11:40

こちらは二本松側。

2/11 11:43

頂上直下に到着。スノーシューから簡易アイゼンに変え、登ります。

2/11 11:51

山頂に到着。手が入ってしまいました…

2/11 11:51

吾妻連峰。なだらかな山並みは目立ちます。

2/11 11:51

磐梯山と猫魔ヶ岳。スキー場も見えます。

2/11 11:51

和尚山。

2/11 11:51

2/11 11:51

沼の平。

2/11 11:51

吾妻連峰の左手には飯豊連峰が。

2/11 11:51

磐梯山の左手にはかなりぼやっとしていますが、奥利根〜越後三山がうっすら。

2/11 11:56

頂上を下から。

2/11 11:56

頂上から矢筈森方面に向かいます。

2/11 11:59

頂上を別角度で。

2/11 12:01

エビの尻尾がすごい。

2/11 12:08

矢筈森が見えてきました。

2/11 12:23

鳥川源頭のドロップポイント。

2/11 12:23

ゴツゴツしています。

2/11 12:25

鳥川源頭は一瞬で終了し、左手にトレバース。

2/11 12:25

振子沢へエントリー。

2/11 12:27

最高の1本です。

2/11 12:29

下部も楽しめます。

2/11 12:32

登山道までしっかり滑れました。

2/11 12:31

くろがね小屋直下に出ます。

2/11 12:34

気温は0℃付近でした。

2/11 12:36

馬車道に向けて、登山道を歩きます。

2/11 12:41

トレースはしっかりしています。

2/11 12:46

石垣が出ているところもありました。雪は少なめです。

2/11 12:53

勢至平に到着。ここまでくれば、八丁林方面へ戻るのみです。

2/11 12:53

綺麗な青空です。

2/11 12:57

勢至平の分岐から左手に折れます。最初の藪がキツい…

2/11 13:14

開けているところは快適に進めます。

2/11 13:16

ところどころ藪に…

2/11 13:26

作業道入口まで戻ってきました。

2/11 13:26

上級コースを滑りますが、カリカリでかなり滑りにくいです…

2/11 13:30

ゲレンデベースに戻ってきました。

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ GPS 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ 簡易アイゼン（４本刃） スノーシュー