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Yamareco

記録ID: 1729644
全員に公開
雪山ハイキング
磐梯・吾妻・安達太良

冬の安達太良山 ほんとうの秘湯と風速20m-15度の異世界

2019年02月12日(火) ~ 2019年02月13日(水)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:21
距離
14.8km
登り
845m
下り
845m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:26
休憩
0:17
合計
2:43
距離 5.7km 登り 483m 下り 70m
10:55
79
12:14
12:23
30
12:53
12:57
25
13:22
13:25
1
13:26
13:27
11
2日目
山行
4:00
休憩
1:08
合計
5:08
距離 9.1km 登り 376m 下り 778m
7:50
43
8:33
8:43
31
9:14
9:32
2
9:34
9:38
21
9:59
10:19
57
11:16
33
11:49
12:00
5
12:05
12:10
48
天候 1日目: 雪、2日目: 曇りのちちょっと晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前日は新野地温泉に泊まり、そこからあだたら高原スキー場へ。新野地温泉からは鬼面山が臨め、箕輪スキー場から登るルートに近いのですが、今回はくろがね小屋に泊まるのでぐるっとあだたら高原スキー場の奥岳登山口まで回りました。
小屋泊の人は、駐車場除雪の邪魔にならないよう入り口近くの旧料金所近くに駐車すべしとのこと。
コース状況/
危険箇所等
あだたら高原スキー場へのアクセスは除雪もしっかりされています。
その他周辺情報 スキー場から10分も降ると岳温泉街。まずは、成駒でソースカツ丼。温泉はどこもお湯は同じようですが、今回は阿武隈山系が一望できるという光雲閣に立ち寄り。そして玉川屋でくろがね焼きをお土産に買いました。
新野地温泉から眺める鬼面山。この山の向こう側に安達太良山が
2018年02月12日 07:29撮影 by  NEX-7, SONY
2
2/12 7:29
新野地温泉から眺める鬼面山。この山の向こう側に安達太良山が
ゲレンデの脇から登山道スタート
2018年02月12日 10:58撮影 by  NEX-7, SONY
2/12 10:58
ゲレンデの脇から登山道スタート
数名分の先行者トレースがあるので安心
2018年02月12日 11:21撮影 by  NEX-7, SONY
2/12 11:21
数名分の先行者トレースがあるので安心
遊歩道は冬期通行止め。歩いているのは林道かな。
2018年02月12日 11:22撮影 by  NEX-7, SONY
2/12 11:22
遊歩道は冬期通行止め。歩いているのは林道かな。
割と積もっている
2018年02月12日 11:32撮影 by  NEX-7, SONY
2/12 11:32
割と積もっている
馬車道はノートレース。もうちょっと斜度があったらスノボで滑り降りてきたい。
2018年02月12日 11:48撮影 by  NEX-7, SONY
2/12 11:48
馬車道はノートレース。もうちょっと斜度があったらスノボで滑り降りてきたい。
光の加減が美しい
2018年02月12日 11:52撮影 by  NEX-7, SONY
1
2/12 11:52
光の加減が美しい
開けたところに出ると風の冷たさを感じます
2018年02月12日 12:30撮影 by  NEX-7, SONY
2/12 12:30
開けたところに出ると風の冷たさを感じます
middle of nowhere。誰もいない静かな山。
2018年02月12日 12:35撮影 by  NEX-7, SONY
2/12 12:35
middle of nowhere。誰もいない静かな山。
勢至平。しんしんと降る雪。まっすぐな道を黙々と歩く。
2018年02月12日 12:39撮影 by  NEX-7, SONY
2/12 12:39
勢至平。しんしんと降る雪。まっすぐな道を黙々と歩く。
少しピントがずれているけれど花。
2018年02月12日 12:40撮影 by  NEX-7, SONY
2/12 12:40
少しピントがずれているけれど花。
春のいぶき
2018年02月12日 12:51撮影 by  NEX-7, SONY
2/12 12:51
春のいぶき
椅子かな、と思ったら雪に埋もれた標識。
2018年02月12日 12:54撮影 by  NEX-7, SONY
2/12 12:54
椅子かな、と思ったら雪に埋もれた標識。
沢を挟んで僧悟台の稜線
2018年02月12日 13:10撮影 by  NEX-7, SONY
2/12 13:10
沢を挟んで僧悟台の稜線
谷深い。塩沢温泉方面
2018年02月12日 13:15撮影 by  NEX-7, SONY
2/12 13:15
谷深い。塩沢温泉方面
温泉設備?
2018年02月12日 13:24撮影 by  NEX-7, SONY
2/12 13:24
温泉設備?
くろがね小屋が見えてきました。
2018年02月12日 13:27撮影 by  NEX-7, SONY
2/12 13:27
くろがね小屋が見えてきました。
小屋の近くには沢
2018年02月12日 13:30撮影 by  NEX-7, SONY
2/12 13:30
小屋の近くには沢
小屋が間近に。想像していたより大きい。
2018年02月12日 13:37撮影 by  NEX-7, SONY
2/12 13:37
小屋が間近に。想像していたより大きい。
太陽光発電のパネルも
2018年02月12日 13:38撮影 by  NEX-7, SONY
2/12 13:38
太陽光発電のパネルも
柔らかい光のランプ
2018年02月12日 17:24撮影 by  NEX-7, SONY
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2/12 17:24
柔らかい光のランプ
2018年02月12日 17:28撮影 by  NEX-7, SONY
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2/12 17:28
白ワインを飲んでさっさと寝ます。
2018年02月12日 18:00撮影 by  NEX-7, SONY
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2/12 18:00
白ワインを飲んでさっさと寝ます。
小屋のシンボルの鐘
2018年02月13日 07:36撮影 by  NEX-7, SONY
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2/13 7:36
小屋のシンボルの鐘
早朝からノートレースの稜線を登っていきます
2018年02月13日 07:46撮影 by  NEX-7, SONY
1
2/13 7:46
早朝からノートレースの稜線を登っていきます
鉄山方面
2018年02月13日 07:50撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 7:50
鉄山方面
あっという間に小屋が下の方に
2018年02月13日 07:51撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 7:51
あっという間に小屋が下の方に
時折、太陽の光が射してくる
2018年02月13日 07:57撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 7:57
時折、太陽の光が射してくる
篭山
2018年02月13日 08:20撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 8:20
篭山
峰ノ辻。あたりは真っ白
2018年02月13日 08:38撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 8:38
峰ノ辻。あたりは真っ白
小屋に止まったペアはまっすぐ山頂へ向かって行きます。我々は牛ノ背へ。
2018年02月13日 08:46撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 8:46
小屋に止まったペアはまっすぐ山頂へ向かって行きます。我々は牛ノ背へ。
矢筈森方面。真っ白でGPSで確認しないと位置がつかめない
2018年02月13日 09:10撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 9:10
矢筈森方面。真っ白でGPSで確認しないと位置がつかめない
海老の尻尾というレベルではない
2018年02月13日 09:15撮影 by  NEX-7, SONY
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2/13 9:15
海老の尻尾というレベルではない
海老の尻尾
2018年02月13日 09:16撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 9:16
海老の尻尾
稜線へ出る。想像通りの風。
2018年02月13日 09:36撮影 by  NEX-7, SONY
3
2/13 9:36
稜線へ出る。想像通りの風。
鳥のよう
2018年02月13日 09:37撮影 by  NEX-7, SONY
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2/13 9:37
鳥のよう
2018年02月13日 09:38撮影 by  NEX-7, SONY
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2/13 9:38
2018年02月13日 09:39撮影 by  NEX-7, SONY
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2/13 9:39
安達太良山山頂が見えてきた
2018年02月13日 09:58撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 9:58
安達太良山山頂が見えてきた
左側に回って正面の登山道に合流。標識が見えて一安心。
2018年02月13日 10:02撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 10:02
左側に回って正面の登山道に合流。標識が見えて一安心。
山頂(案内)標識
2018年02月13日 10:03撮影 by  NEX-7, SONY
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2/13 10:03
山頂(案内)標識
一瞬雲が取れかかる
2018年02月13日 10:10撮影 by  NEX-7, SONY
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2/13 10:10
一瞬雲が取れかかる
標識と乳首
2018年02月13日 10:10撮影 by  NEX-7, SONY
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2/13 10:10
標識と乳首
乳首手前の広場
2018年02月13日 10:10撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 10:10
乳首手前の広場
乳首からの景色
2018年02月13日 10:17撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 10:17
乳首からの景色
鉄山の方から来て、薬師岳の方へ降る
2018年02月13日 10:24撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 10:24
鉄山の方から来て、薬師岳の方へ降る
日が差してきました
2018年02月13日 10:26撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 10:26
日が差してきました
2018年02月13日 10:30撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 10:30
トレースも風で吹き飛んでいるので標識と赤布(白くなっていてよくわからない)がルートの目安
2018年02月13日 10:57撮影 by  NEX-7, SONY
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2/13 10:57
トレースも風で吹き飛んでいるので標識と赤布(白くなっていてよくわからない)がルートの目安
無機質な有機質
2018年02月13日 10:59撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 10:59
無機質な有機質
薬師岳方面
2018年02月13日 11:05撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 11:05
薬師岳方面
2018年02月13日 11:05撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 11:05
2018年02月13日 11:08撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 11:08
振り返ると一筋のトレース
2018年02月13日 11:11撮影 by  NEX-7, SONY
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2/13 11:11
振り返ると一筋のトレース
2018年02月13日 11:15撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 11:15
2018年02月13日 11:27撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 11:27
2018年02月13日 11:27撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 11:27
真っ青でもなく、真っ白でもなく、ぼんやりとしているのでもない。智恵子さん、本当の青空を見ることができました。
2018年02月13日 11:51撮影 by  NEX-7, SONY
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2/13 11:51
真っ青でもなく、真っ白でもなく、ぼんやりとしているのでもない。智恵子さん、本当の青空を見ることができました。
薬師岳の標識
2018年02月13日 11:54撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 11:54
薬師岳の標識
薬師岳の祠
2018年02月13日 11:57撮影 by  NEX-7, SONY
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2/13 11:57
薬師岳の祠
雪庇ができています。覗き込むとゲレンデが
2018年02月13日 11:59撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 11:59
雪庇ができています。覗き込むとゲレンデが
太陽が出てくると汗ばむ暑さ
2018年02月13日 12:02撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 12:02
太陽が出てくると汗ばむ暑さ
篭山の尾根。向こう側が僧悟台の稜線。その間にくろがね小屋があるはず。
2018年02月13日 12:04撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 12:04
篭山の尾根。向こう側が僧悟台の稜線。その間にくろがね小屋があるはず。
五葉松平
2018年02月13日 12:11撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 12:11
五葉松平
薬師岳山頂方面。だいぶおりてきました。
2018年02月13日 12:16撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 12:16
薬師岳山頂方面。だいぶおりてきました。
ゲレンデの脇を降りてきます。そこそこの斜度だったので、ヒップソリを出して滑り降ります。気持ちいいー
2018年02月13日 12:30撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 12:30
ゲレンデの脇を降りてきます。そこそこの斜度だったので、ヒップソリを出して滑り降ります。気持ちいいー
ここを下りて行きます
2018年02月13日 12:33撮影 by  NEX-7, SONY
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2/13 12:33
ここを下りて行きます
途中でゲレンデを横断。風も強いし、ほとんど人はいません。
2018年02月13日 12:44撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 12:44
途中でゲレンデを横断。風も強いし、ほとんど人はいません。
奥岳登山口へ。だいぶ天気も良くなりましたが、最後まで風は強かった。
2018年02月13日 13:00撮影 by  NEX-7, SONY
2/13 13:00
奥岳登山口へ。だいぶ天気も良くなりましたが、最後まで風は強かった。
撮影機器:

感想

今回の南東北山行のメインはくろがね小屋への宿泊。源泉掛け流しの温泉付きですが、来年3月までの営業ということで、はるばるやってきました。
最後まで天気予報はダメな感じで、雪が降る中の山行に。朝から暴風でしたが、宿の方は「風があるけどこれが普通だね」とのこと。

奥岳登山口からくろがね小屋まで、後半は勢至平の広い樹林の中を延々と進むのですが、誰もいない静かな雪の中、真白な気持ちで歩くことができました。

くろがね小屋は、我々を含めて3組だけということで、部屋ごと貸切状態。当然お風呂も貸切。こんな山奥でこんな素敵な温泉に入れるなんて最高です。この温泉のためにここまで来る人もいるというのもわかります。なお、麓の岳温泉は小屋至近の源泉から8kmも引湯しているとのことなので、くろがね小屋の温泉が一番新鮮ということでしょうか。

翌日も、厚い雲に覆われた中、一瞬迷いましたが、山頂へ向かうことに。出発早々道を思いっきり間違え小屋番さんに「違うよー」と助けてもらいましたが、気を取り直して山頂方面へ。ところどころ脛までのラッセルでしたが、ノートレースの道を行くのも気持ちいです。峰の辻からは馬ノ背を回って山頂へ向かうことに。視界が真っ白な中、道がわからずGPSを確認しつつ稜線に出ると、そこは-15°風速20mの織りなす幻想的な異世界が広がっていました。

道中、幾人かのスノーボーダーとスキーヤーに会いました。ラッセルは大変だったけどこれを滑り降りてくるのは気持ちいだろうなあと。

やっと雪山らしい経験ができました。やっぱり夏山より冬の方が楽しい。

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