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Yamareco

記録ID: 1729774
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

三ッ石山

2012年03月17日(土) ~ 2012年03月18日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
10.6km
登り
509m
下り
1,051m
天候 吹雪/晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)

感想

3月17日、三ツ石で宴会があるらしい・・・
そんな情報を聞きつけたヘロヘロ隊、行かないわけがありません(笑)
行かないわけがありません(笑)
大事なことなので二回言いましたよ。

さて、今回やまめさんより山スキーをお借りすることができました!
今シーズンからスキー復活しましたが、荷物を持ってスキーを滑れるか?
私にとっては第一リフトから第二リフトの乗り継ぎ区間が第一の難関でした。

ビビッてボーゲンでしか滑れません(笑)
案の定荷物がターンをきる度に外に体を揺さぶります。
それでも、なんとか第二リフトまで滑ることができました。

荷物背負って滑るのって大変だよね…。
私も5年分くらい滑りが退化しますわ〜。

今度はリフトを使って上に行くほどに霧が濃くなってきました。
それでも出発ポイントの10番まで行ってみました。

10番まで来ましたが、雪も降ってきて視界もかなり悪いです。
区界に場所変更しますか?という案もでましたが、
「運動がてら行ってみましょう」
というまつさんの一言で行くことになりました!
私は先日の八幡平の件があるので、正直びびっておりました(笑

視界の悪さに加え大松倉に近づくにつれてものすごい強風となりました。
ここはいつも強い風が吹くところだそうですが、これほどまでに強いとは!

時折、体が振られるほどの強風に悪戦苦闘しながらの登り…。
慣れないスキーに遅れがちになるツートンが気になって振り返ってみると、にやにやにやにや満面の笑みを浮かべながら歩いてくるツートンの姿が!
これはもしや低体温症になりかけて錯乱しているのか!?と内心恐怖にかられましたが
本人曰く「にこにこ笑ってただけ!」だったらしい…。

大松倉山山頂…と思われる付近で撮った写真ですが…
見事に真っ白!
こんなに背景が均一に真っ白だと、合成写真作るのが楽だなぁ…。
なんて思ってしまったので…

一枚作ってみました。
5秒でできた。楽チン♪

あ、でもこんなことやってると、この先どこに登ったとしても
「合成だろ!」
とか言われそう…。

大松倉を過ぎて稜線を下り始めると風はまた穏やかになり、視界も少しよくなりました。
小屋が見えたときはほっとしましたね。

三ツ石山荘付近は、さっきまでの爆風がうそのような静寂の世界。
まったくの無風で、穏やかなモノです。
天気が好転すれば、三ツ石山頂を目指す心づもりですが…

これは…、どう見てもあの上は爆風&ホワイトアウトだよなぁ…。
「どうします? 山頂行きます? 少し様子見ます?」
「うーん、どうしようか?」
「行けたら行きたい気持ちはあるんですがねぇ…」

全員、内心思うところは一緒だと思うのですが、微妙に牽制し合います(笑
ま、まず飲みますか!
誰も意義を唱える人はいません(笑)

ここの決断は早かったよね(笑
10番で行くか退くかを協議したときよりも断然即決だったような気が(笑
ちなみに、宴会開始は12:30分くらいでした。
世間ではまだお昼ご飯の時間です

夜も更け、酒も廻り、ストーブと、なにやら正体不明の煙が小屋いっぱいに充満し最後の方はなにがなにやら…、わたくし、正直最後の方はあまり記憶がありません…。
エンドレスわんこそばは強烈に脳裏に焼き付いておりますが(笑

朝、相変わらず外は視界が悪く、ゆったりと過ごしていましたが・・・なんと!まさかの快晴!
私もこれでやっと目が覚めました!

さっそく三ツ石の広大な斜面を登っていきます。
カメラの電池を換えたりしているあいだに出遅れましたが…
おいおい、クマ太郎さんが先頭だよ。
クマ太郎さん先頭にすると速いんだよ〜

振り返ると岩手山が顔を出していました!
この後、岩手山は雲に隠れてしまったので、この日岩手山をとらえた貴重なショットとなりました。

八幡平市方面はすべて雲の下に沈んでいました。
これは地上では「曇りだな〜」っていうお天気なんでしょうかね。
山の上にいる我々だけが「晴天」を独占しております。
なんて贅沢なんだろう。

山頂へと続く真っ白な道。
夏道は右から大きく迂回してきているので、この直登ルートは積雪期限定です。
なんだか、このまま空まで登っていってしまいそうです。

振り返ると居酒屋三ツ石が、模型かおもちゃのように小さくたたずんでいるのが見えます。
あの小さな小屋が冬山ではなんと頼もしい存在であるか!

残念ながら秋田駒方面には雲がかかりつつありました。
特徴的な烏帽子岳の山頂などは確認できません。

写真を撮りながら登ったので、だいぶ遅れました。
先頭集団は山頂の岩場にとりついています。
…はて、なにやらガスが…。
これは最近流行の「登ったら曇る」法則発動か?

いやいや、なんとか法則回避!
見事な晴天の下、無事に全員で記念写真を…あれ?クマ太郎さんは???

もう一枚!

みんな楽しそう♪
晴れてくれたおかげで、すばらしい写真を撮ることができました。

山頂からは八幡平方面も見渡すことができました。
美味しそうな雪の斜面が延々と続いているのが見えます。

すばらしい景色を堪能したあとは、おまちかねの下りです。
スキーのシールをはずし、全開モードの滑走シーンです!

…が、

安全のため、カメラはザックにしまったので画像は無し(笑
あっという間に居酒屋三ツ石まで戻り、小休止をして下山の途につきました。

大松倉山への登り返しの途中から三ツ石方面。
見事に真っ白。綺麗な山ですね。
三ツ石って、本当にいつきても綺麗な山だよなぁ。

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三ツ石山:網張コース(登山リフト利用)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
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体力レベル
2/5

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