礼文島トレッキング 愛とロマンの8時間コース

2009年09月03日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 21.4km
• 登り: 902m
• 下り: 896m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:50
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:50

7:23 スタート地点スコトン岬
8:22 ゴロタ岬
8:46 鉄府漁港分岐
10:06 西上泊
10:28 西上泊分岐
12:46 アナマ岩展望地
13:21 ウエンナイ休憩所ひとやすみ
14:13 ウエンナイ分岐

登山ではないのですが、礼文島にはトレッキングコースがいくつかあり、一番長いのが8時間コースで別名「愛とロマンの8時間コース」というらしい。何が愛とロマンかはわからないが歩いてみればわかるかもと挑戦してみた。

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

バス 船 飛行機

緑ヶ丘公園キャンプ場で前後泊
路線バスでスコトン岬へ

写真

路線バスの運転手さんがアザラシ？トド？の見える所でしばらく停まってくれました

この先トイレはあるのか．．．

出発地点は一般的な「スコトン岬」、逆だと帰りのバスがなくて困るから。天気の崩れは心配なさそう。500のペットボトルを1本買って出発！（写真内の時間はストップウォッチのように出発を0：00にしてあります）

「ゴロタ山（標高180m）」

ゴロタ山からゴロタ浜まで一気に下る階段が結構膝にきた
延々と浜を歩きたどり着いた鉄府漁港。きれいなトイレがあった

稲穂岬からの景色、海が本当に綺麗だった。波照間あたりの岩場と遜色ない色だ

「西上泊」、昆布の乾燥。こんな小さな漁港に観光バスが3台もいた。500ペットボトル1本追加、地図によるとこの先3時間以上売店もトイレもない

「西上泊分岐」、「この先ゴールまで車道はなく、助けに行けないからやめるなら最後のチャンス」というようなことが書いてある。登山なら当たり前のことなんだけど

「召国分岐の案内看板」

単調な道が延々と続く、時期が良ければ花が沢山咲いていて退屈しないんだろうなぁ。これも北海道らしくていいのだが

しばらくするとコースは林に入っていく、涼しい。「旧礼文岳登山口分岐点（実際どこかわからなかった）」を過ぎた辺りで急に開けた場所に出た。セミが鳴いている

水がちょろちょろ流れている所があったので顔を洗って、空になったペットボトルに水を補給

コースは又林の中に入る、今度はちゃんとした沢があったのでランチタイムにした

林を抜けると足場の悪いところがあった。一箇所ロープも柵もなく、足を滑らせたら滑落しそうな所があった。そこを過ぎると「アナマ岩」

この日このコースで唯一会って話をした人
礼文島のホテルで働いているそうだ

100m以上はあろうかという断崖を海岸（標高0m）まで一気に下る、ロープはあるが膝の弱い自分には結構きつい。海岸沿いに道なき道をたどる。はるか彼方に宇遠内の防波堤が見える。早く抜けたいが岩場で歩きにくい

　宇遠内の手前にあった名も無い滝

「宇遠内」
久し振りに見る建物にホットするが人影は全くないのがかえって不気味。トイレだけ済ませてそのまま通過

宇遠内からゴールまでは林道と書いてあったので車道かと思ったらバイクしか通れないような細い道だった。しかも峠越えのかなりの勾配

ゴールが近いのと早く終わらせたい気持ちが重なってペースを上げ過ぎバテてしまった。道が下りに入りまもなくゴール。愛とロマンの8時間コースはあっけなく幕を閉じた。

林道を歩いていたら「ドボン、ドボン」音がするので草をかき分けて沢を覗いたらサケが遡上していた。幅が1mもないような小さな沢

以下礼文島で見た花、トリカブトしか知らない

感想

いたぞう

歩いてみたら愛もロマンもなくただただ寂しかった．．．
98年以前は宇遠内から更に海岸沿いに元地というところまで（4kmほど）がコースだったそうで、きっとここがクライマックスだったんだと思われる（今は危険な為に通行禁止）。今のコースになっては愛もロマンも半減してしまったのかも．．．
いや、一人で歩いたのがまずかったのだ
小さな沢を遡上するサケ、かなり弱っていて上るより流されていくものの方が多い位でちょっと悲しかった