栃木の休日(2) 古賀志山は愛されキャラだった。
- GPS
- 04:17
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 542m
- 下り
- 538m
コースタイム
- 山行
- 3:21
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 4:16
天候 | 晴れ 気温は低いが風はなし |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 吉野家 梵天の湯 |
写真
感想
昨日の石裂山に続き、栃木の休日2日目である。この日は行く山を古賀志山と決めていた。日本百低山、関東百名山、栃木百名山に選定されているだけでなく、近くにも様々な山があるそうなのだ。そして、岩場が多くロッククライミングを楽しむ人用の岩岩コースから、初心者や子供連れでも楽しめるコースなど選り取り緑である。
富士見峠で話をさせていただいた登山者は「この山にはコースが100以上ある、だから、気分によって来るコースを変えるんだ。」と話されていたし、様々なピークからそれぞれの方面に眺望もあるのだ。
そう、私の住んでいる神奈川県で言えば「丹沢」のような山なのだ。毎回最高峰である蛭ヶ岳を目指さなくてもよい、季節、技量、見たいもの等によって臨機応変に登るコースを変えることができる。誰であっても登れるコースがある。誰であっても満足できるコースがある。かなり愛されキャラ的な山、それが古賀志山だ。
私ははじめてゆく山は基本的に一番登りやすいルートで行くことを常としているので、北コースで登ることは決めてきた。そしてその後は色々なコースを歩いてみたいと思った。
私は誤解していたことがある、森林公園の駐車場が朝8時にならないと開かないと思い込んでいたのだ。何かの書き込みにて見つけたものだが、それ以降なにも調べずにそう思い込んでしまっていたのだ。そこで、ゆっくりと朝食を取り、8時ちょっと前に駐車場にたどり着いたのである。するとやっているではないか、駐車場が。
どうやら、有料駐車場は8時からだが、その近くの大量の無料駐車場は朝イチからやっているのであった。出遅れたと思うが、そこは古賀志山だ、
ゆっくり登っても2時間程度でつけるであろう。と、あまり焦らずスタートした。
緩やかとしたコース、ここは一番初心者向けコースです。撮影すべき植物も咲いていない。やはり自分が住んでいる三浦半島と比べると春は遅い。快調に進んでいきますが途中途中にあるベンチ等が私をおいでおいでするのだ。座ってついつい地元の人達とおしゃべり、本当にたくさんのコースがあって、レベルによって満足感を得られると言う。行き尽くしても行き尽くせない山だという話を聞いた。
途中からは尾根への登りとなる。しかし整備されていて安心だ。きついけど安心なのだ。
富士見峠では559ピークからやって来たハイカーと話をする。古賀志山の話もするが昨日登った石裂山の話が盛り上がった。その後私はお礼を言い頂上を目指した。岩の道を高度を上げてゆくととたんに視界が広がった。そう、山頂である。結構たくさんの人が写真を撮影したり、ご飯を作ったり、おしゃべりしたりと思い思いの時間を過ごしていた。そして御岳方面向かう人、こちらに来る人、こんなにたくさんの人が古賀志山に来ていたのだと唖然とする。
そんな中地元のベテランさんと話をして559ピークを踏むことを勧められる。何せ眺望がよいのだそうだ。
そこで私は、古賀志山の山頂を飛び出し、富士見峠を越え、反対側の稜線を歩き始めた。確かに眺望の良い風景がたくさん見られ、写真をたくさん撮った。そして、鎖場・・・私はストックをしまいその鎖場に挑み、登った。分岐を右に、559ピークに到着した。私と同じ時間に到着した1パーティ3人と話す、そこで眺望についていろいろ教えていただき、自分が那須連山だと思っていた山が高原山で、安達太良山と思っているのが那須連山ということを教えてもらった。また、古賀志山、日光連山の眺望もよくそこでしばし時間を費やした。
先に出発しようと山頂を辞し、尾根道に取り掛かる。しばらくすると高い鎖場があらわれた。このルートは縦走コースではないが私は気づかず鎖場を登ってしまった。そしてしばらくして自分が縦走コースから外れていることに気づくのである。
さあ、困った、あの鎖場を下らなければならない、下らずに違うところから縦走コースに合流できないかと考えるが結局ダメ、意を決し登った鎖場を下る。ここで結構な気力と体力を使ったわけだ。
その後の縦走コースでももっと難しい下りの鎖場があらわれた。何と岩がオーヴァーハングしており、足を置くところがなくなる瞬間があるのだ。そこは意を決し、彼はのフカフカなところ目指してジャンプした、幸いに怪我がなくてよかった。
ここで、心が折れてしまった。心が折れてしまってはもう敗退である。次のピークで休憩していたベテランさんと話をする。その方はここまで鎖場などを全く使わないでやってきたという。そして話を聞くと途中までは林道だったとか。GPSを確認すると確かに尾根近くまで林道が伸びているしそこを登ったか降りたかした赤線がある。今日はここを降りよう。長い運転もあるし、昼食もとっていないし・・・。
GPSで場所を確認しながら稜線を行き、ここだというところで稜線と分かれた。すると数分後にもうアスファルト塗装された林道歩きになった。ここからはもう無問題である。
ダム湖を一周しあわよくば昼食にありつきたいと思っていたが、春までの改装中にて結局昼食を食べることができなかった。ということで駐車場に戻りゴール。とりあえず古賀志山に登ったことは自分をほめてあげたいと思った。
その後は、温泉に入り、高速道路で自宅を目指すが羽生で7台の事故による渋滞。自宅に戻ったのは21時になった。
古賀志山で関東百名山70座となった、ここからが難しいのだ。岩々の山や、交通機関が難しい山があるのだ。とりあえず春の間にどこに登れるのか計画していきたいと思った。
色んな道があるんですねー
山高地図にないとなかなか調べるキッカケがないし
アクセスも自家用車がないと難しそうですね
レアなお山 お疲れさまでした
cyberdocさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
この山の山麓まではバスで来ることもできるようです。半袖隊長がここを歩かれた時も駅から歩いてアプローチしているようです。
あとは、ちょうど良い時に誰かの車に乗せてもらい、一緒に歩かれるということもアリかもしれません。
今シーズンは行く予定はありませんが、来年あたり古賀志山の向こうを歩いてみたいですね。その時はどこかの駅でピックアップしましょうか?私は車中泊してから行くので・・・。
aideieiでした。
aiさん
こんばんは。
自分が歩いた山を振り返って見るのって結構元気出ますよね。
岩場のルートもかなり楽しそうですね。
getでした
getさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
今回は古賀志山までは初心者ルート、稜線はベテランルートでしたね。岩・鎖、しかも相当レベルが高い。今両肩とひじに筋肉痛が来ているくらいですから。
関東百名山、こういう山もしっかり入っているんですね。
aideieiでした。
拙者は当時の分県ガイドに紹介されていた通り、律義にJR日光線文挟駅から赤岩山を経て古賀志山へ向かいました。
しかしその後拙者も道を誤って…あれ?予定とは違う道を歩いることに気付き、仕方なく森林公園駐車場に戻ったものです。
古賀志山は枝道が多くて、初心者は苦労しますが、逆にそれが古賀志山の深い魅力にもつながるのだと思います。
初めて行った時に「年に一度は来るぞ!」と思ったものですが、なかなか果たせません。
隊長
半袖隊長、こんにちは。コメントありがとうございます。
隊長の記録を拝見しました。駅から歩き岩場を越え古賀志山に到着し、その後の縦走も行っていたがいつのまにか、縦走路からそれ、下山に至ったというレコでした。古賀志山から途中までは同じ尾根を歩いていますねえ。と、登ってから読んで「なあるほど」と、納得しました。
山域が広くたくさんのコースがあって初心者からベテランまでが楽しめるコースですね。また行きたいが再訪は誰かと一緒じゃなければ行かないような気がしています。
aideieiでした。
aiさん
石裂山も関東百名山だったのですね。感想に書かれていなかったので、調べもせず関東百名山ではないと思い込んでしまいました。
関東百名山は私にも出来るかなと思っていましたが、石裂山、この古賀志山の記録を読ませて頂き、難しく思えてきました。
取り敢えず、東京・神奈川・千葉・埼玉の関東百名山を目指します
hamburg
HBさん、こんにちは、コメントありがとうございます。
石裂山はともかく、古賀志山であれば、鎖を全くさわらないコースで山頂まで到着することもできます。しかも、1時間半程度で。
数を重ねてきて、どうしてもあと一座で80座、90座というときに是非思い出して登ってみてください。
でも地元の人に言わせると、鎖のない古賀志山は魅力がかなり落ちるのだそうですということも付け加えておきます。
aideieiでした。
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