雪というより氷の金峰山



- GPS
- 10:23
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,179m
- 下り
- 1,278m
コースタイム
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 2:46
- 合計
- 10:18
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
4年前の3月に金峰山に登った時に、次は厳冬期の雪がたっぷりある時に登ろうと思った。今回その夢がかなうはずだったが雪よりも氷との戦いになった。
富士見平あたりはほぼ雪無し。そこを過ぎると雪が少しづつ出てきた。しかし凍っているのでなるべく雪っぽい所をえらんで歩いた。その後大日小屋を過ぎた辺りでチェーンアイゼンを装着。だんだんヤバくなってきて大日岩手前で12本歯に変えてピッケルを出した。やっぱり安心感が違う。しかし若い人で全てチェーンアイゼンの人も居た。バランスが良いのかな。
途中でメンバーのアイゼンの具合が悪くなり調整をして六角レンチで締め直した。大日岩に出るといきなり南アルプスと八ヶ岳、そして富士山が目に入った。素晴らしい。しばらく見とれて撮影タイム。
砂払いの頭あたりから稜線に出るがやはり雪が少ない。この辺になると氷より雪っぽいので歩きやすくなった。360度のパノラマでテンションアップ。他の登山者とも凄い凄いと言い合って山座同定したりしました。
そのうち、トラブル発生。先ほどの締めたばかりのアイゼンの六角ビスが取れてしまい使えなくなった。そこで他のメンバーのチェーンアイゼンを片方だけ履く事にした。しっかり調整してこないと駄目だね。
そのうち、またもやトラブル発生。最後尾を歩いていたメンバーが遅れたので待っているとアイゼンで逆の足の踝を打って転倒したらしい。安全な場所で良かった。会のメンバーもアイゼン歩行を練習しないと。
山頂に着いて五丈岩で風を避けて食事。寒いから簡単にしようというのを伝えて無かったので、いつものようにゆったりした昼食になった。その後のんびり記念撮影をしていたら私達が最後の下山者になってしまった。
下りは登りより厳しくて緊張した。さらに日没との競争になった。途中で客先から電話が入り面倒くさい話。とても電話しながら下山するような状況ではないので停まって長話をした。みんなに迷惑を掛けた。
それでも何とか日没前に駐車場に到着。ヘッドランプの世話にならなくて良かった。トラブル続出で長い山行だったが、変化に富んだ山で皆さん満足したようで良かった。次はもっと雪がある時をねらって行く事にしよう。
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