厳冬期・北岳敗退(夜叉神〜池山吊尾根〜八本歯の頭手前まで)

- GPS
- 22:44
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 3,472m
- 下り
- 3,467m
コースタイム
- 山行
- 9:32
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 10:02
- 山行
- 10:44
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 13:14
・GPS(ガーミン・etrex 30J )のログデータをそのまま添付しています。
*1日目の県道37号線の途中から、あるき沢橋BS手前までの林道歩きのログが
対岸の山腹まで飛んでいます。実際には県道37号線上を歩いています。
(恐らく飛んだ区間はトンネル区間と思われる)
*2日目の最後の夜叉神トンネルに入る手前で電池切れしていたようで、
この間のログが採れていません。今回は継ぎ足しせずそのままにしてあります。
(2日目最後のコースタイムで1項目”夜叉神峠登山口”を追加しています。
時刻は写真で確認して手入力しました)
| 天候 | ・1日目(2月24日) 天候:晴れ 風:終日無風〜微風(池山吊尾根山中、標高2450m付近まで) ・2日目(2月25日) 天候:夜明け前の池山吊尾根稜線上〜北岳方面:晴れのち小雪&濃霧 6時半以降:終日晴れ 風:夜明け前の池山吊尾根稜線上〜北岳方面:15〜20m/s前後の強風 6時半以降:終日無風〜微風 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・自宅出発(2月24日、3:00) ・高速:圏央道〜中央道/八王子JCT〜双葉JCT〜中部横断道/白根IC ・下道:白根IC〜R52〜南アルプス街道(県道20号線) 〜夜叉神の森駐車場(5:15着) *途中、コンビニ休憩10分含めて自宅から約2時間15分で移動 ■下道の距離と移動時間は以下の通り *白根IC〜夜叉神の森駐車場まで ・距離:約23km、約45分で移動(渋滞無し、コンビニ休憩10分含む) ・コンビニについて 中部横断道/白根ICを出た後、一般道のR52〜南アルプス街道 (県道20号線)の間に数軒あります。 *但し、南アルプス街道に入って暫く進むと無くなりますので、 早めに見つけたコンビニに立寄ることをお勧めします。 (芦安温泉街のかなり手前からなくなりますのでご注意を) |
| コース状況/ 危険箇所等 |
【道路状況、駐車場について】 2019/02/24-25 現在 1、下道の道路状況、山の神ゲートの状況等 ・中部横断道/白根ICから夜叉神の森駐車場までの一般道及び林道は 通行規制及び、道路上の雪もなく無問題で通行できました。 *山の神ゲート〜夜叉神の森駐車場までの林道情報はこちら↓ http://www.pref.yamanashi.jp/rindoujyouhou/kisei.php?id=4 2、駐車場について ・”夜叉神の森駐車場”に駐車。料金は終日無料。 ・駐車場内にトイレ有り。夜間も使用可。一応紙もありました。 *但し、この時期はトイレの水道と自販機は使用不可でした。 【ルート状況、積雪状況等】 2019/02/24-25 現在 (夜叉神の森駐車場〜池山吊尾根〜八本歯の頭手前付近まで) ・夜叉神ゲートから鷲ノ住山入口までは林道歩き(約1時間10分) 途中の長いトンネルは要ヘッデンです。 (トンネル内の舗装面に窪みがあるので、足元に注意が必要です) *この区間の道路上に雪は殆んどありませんでした。 ・鷲ノ住山入口〜野呂川吊橋までは、標高差約400mの急下降区間 野呂川へ向かって急坂の激下り、あまりの斜度で足元が滑り 非常に下り辛い斜面です(下りでもかなりの疲労感有り) *この斜面の最下部付近(野呂川吊橋の少し手前)で登山道が氷で 覆われている区間がありました。距離的には100mもあるかないかの 区間でしたが、この氷がアイゼンも受けつけないほどの硬さで、 ここを通過するのにかなり手間取り30分ほどかかりました(写真13) ・野呂川吊橋〜あるき沢橋BSまでは再び林道歩きです(約30分) (トンネルも数本有り。要ヘッデンです) *この区間の道路上には多少の雪がありましたが、歩行には問題無い 程度でした。あるき沢橋BS手前の水場も流れていました。 ・あるき沢橋BS〜池山御池小屋まで ここから先が”池山吊尾根ルート”となります。 ・前半(標高約1500m付近まで)は、最初の取付き約20分を除いて 全体的に傾斜は緩めで九十九折れの歩き易い登山道です。 標高1500m付近までは雪も殆どない状況で問題無く歩けました。 ・後半(標高約1500mから上)は激急登となり、鬱蒼とした草木が 登山道を覆って狭くしている為、かなり歩き辛くなります。 雪も標高1500m付近からつき始めていました。 *今回はこの区間(標高1600m〜1900mまで)の登山道がアイゼンも 受けつけないほどの硬い氷で覆われていたために大変難儀しました。 登りでありながらアイゼン殆んど効かず、滑ってまとも登れないので 登山道の脇や淵を踏んだり、樹木を掴むなどして何とか凌ぎました。 また、目に見える氷結箇所以外にも落ち葉の下の隠れ氷結箇所や、 一見すると普通に土が出ているかと思いきや、その土がアイゼンが 効かないほどの硬い凍土となっている箇所も多数ありました。 *この後、池山御池小屋で出会った北岳登頂に成功した二人組の方も、 上部にある本来の核心部よりも今回は1600〜1900m付近の氷結した 登山道が今回の真の核心部だと言っていたくらい厳しい状況でした。 当然下りでは登り以上に慎重に通過しました(写真21.22) ・氷結区間の先、標高2000〜2100m付近は倒木が連続する区間です。 この付近になるとそれなりに雪がついており、アイゼンを効かせて 普通に登ることができました。 ・池山御池小屋は避難小屋ですので、無人で水場等もありません 中は10〜15人ほど寝れる広さです(多少の毛布もありました) ・小屋前の池?はこの時期も水無しで一面雪に覆われていました。 *この池山御池小屋付近の地図上にある水場は確認していません。 一応、小屋から北へ30分(往復1時間)とありましたが、 全くアテに出来ないので、(事前の調査でも情報は確認出来ず) 水は1.5Lを持参し、足りない分は雪を溶かして調達しました。 ・池山御池小屋から先はひたすら樹林帯内の急登&幅狭登山道を 登っていきます。この付近になるとまともに雪がついており、 当日は明瞭なトレースもあったので問題なく進めました。 また、トレース以外に赤リボンも適度についていました。 ・このまま城峰を越えて約30分ほど進んだ地点、標高約2450m付近の 平場(テント適地)でビバークとしました。ここは無雪期でもテント が2張程度張れる平場になります。 (この先にも樹林帯内に数ヶ所テント適地があります) ・2450m付近のテント適地から先は適度についた雪とトレースのお陰で 特に問題なく進めました。 先ほどの下部の樹林帯内以外は上部も含めてアイスバーンなどは 殆んどなく、特に標高2700mから先は樹林がなくなり無雪期の場合は ハイマツ帯と露岩のミックスゾーンとなりますが、この時期は 斜面全体が締まった雪で覆われており、ハイマツ漕ぎをすることなく 普通に雪の上を歩けました。また池山吊尾根の稜線上も同様の状況で 今回の撤退ポイントとなった八本歯の頭手前付近まで無雪期よりも 楽に歩けるような状況でした。 |
写真
今回は厳冬期の北岳ということで核心部のひとつである
山頂直下西面の雪稜トラバース用にピッケル2本を持参
それでも水を極力省いたお陰で大台の20kg切りできたことに少し安堵
(このルートは距離が長く高低差もあるので出来るだけ軽くしたい)
本行程で最初にして最長のトンネル。ここは毎年6月にはシャッターが開いている
しかしこの時期は閉じていたことに正直ビックリ!(左の扉から入れる)
ちなみに私の足でこのトンネル通過に約20分ほどかかる
(トンネル内電灯無し、床面凸凹なので要ヘッデン)
ここを左に入り、下を流れる野呂川まで高低差約400mを一気に急下降
毎年バス開通前の6月に歩いているが厳冬期は初めて。どんな感じなのか…
これがアイゼンの歯が立たないカチカチの氷とそれなりの急傾斜で
滑ってまともに通過できなかった。右の地面もカチカチの凍土で
アイゼンが効かず、左の落ち葉の急斜面を下巻き気味で何とか通過した
簡単に下巻きとはいっても手つかずの急斜面なのでかなり危険だった
ここから吊橋までたかだか100m程度のところを30分近く要す
これは厳冬期でも変わらない美しさだった
ちなみにここが本行程の最下降点(標高約1100m)
ここから3193mの北岳山頂まで高低差約2090mをひたすら登って行く
写真は地面剝き出しの凍土と化している部分。これもアイゼンの歯が全く立たず、まともに滑るのでかなり神経を遣った
仕方なく木などを掴みながら登山道以外のところを無理やり登ることに。さらにこの区間はかなりの急登区間でもあるので気力と体力を大幅に消耗した
また、氷以外の土の部分も硬い凍土となっておりアイゼンの歯が立たない
要するにこの写真でまともに踏める場所は無い状態だった
この時点で下る(帰る)時の更なる恐怖感で頭がいっぱいになる…
ここで本日北岳登頂を果たした男性2人組に出会い
上部の核心部の状況などを伺う。しかしお二人曰く、
今回の最大の核心部は先ほどの氷結区間だったと口を揃えて仰っていた
実際に登頂を果たしたお二人がそういうのだから
あそこがそれほど危険で今回の本当の核心部だったといえると思う
その後は再び幅狭の激急登が続く。しかしまともに雪がついており、
さらにトレースもあったので特に問題なく進むことができた
ここは2014年の6月にテン泊した場所。ここまで厳冬期ということあり
氷結区間などで想定外に時間がかかってしまったのでここで幕営することに
(池山吊尾根ルートはこの先にも数ヶ所のテント適地有り)
その後、昼頃に雪&ガス予報だったので、この時間に出て朝イチで山頂を踏み、
10〜11時頃には樹林帯に戻ってくる予定でアタックを開始
この大斜面は無雪期だとハイマツ帯と露岩のミックスゾーンだが、
雪がつくとどこでも歩ける非常に登りやすい斜面に変わっていた
ここも毎年6月に来ている場所。もちろん厳冬期は初めて
薄っすらと北岳が見えたが、予報に反して強風とガスに覆われていた…
と思いつつ、今後のこともあるので池吊の稜線上をもう少し進んでみた
この稜線上も無雪期はハイマツと露岩のミックスゾーンだが、
このように雪がつくと非常に歩きやすくなることがよくわかった
北岳のガスがこちらに迫り始めて、さらに雪も降ってきた
このままではホワイトアウトで遭難の危険を感じたので、
ここ(八本歯の頭の手前付近)で撤退を決断
早く樹林帯まで戻らないとマジでヤバイ状況になりそうだ…
登頂を果たせなかった無念さでグッタリして1時間ほど寝てしまった…
その後、ゆっくり撤収して下山開始
(しかし、まだ恐怖の氷結核心部の下りが残っている…)
とてつもなく神経を遣い、道ではないところを踏むなどして慎重に下った
結果、下りでありながら有り得ないほどの疲労感で心身共にクタクタ状態に…
おーい、今日は一昨日の予報だと昼頃から雪?だったハズなのにナニこの青空は!?
もーカンベンして下さいよ〜〜〜!悔しいったらありゃしないっ!!
「うぅ〜・・・これだったら登頂できたでしょ!」と思いつつも、
「予報は予報。山なんだからしょうがないし、こういうこともあるよね…」
と、林道を歩きながら心の中で様々な思いが交錯していました。
感想
このところガラにもなく?コラボ山行が3回ほど続いており、
これはこれでいつものソロ山行と違った意味で非常に楽しかったのですが、
そろそろ本来のソロスタイルで「どこかガッツリ登りたいなぁ…」
と思っていたところに土曜出勤の振り替えで日月が連休に。
天気予報もそれほど悪くなかったので「これはチャンス!」と思い、
以前から温めてきた厳冬期・北岳挑戦の思いをここで実行しようと
気合いを入れて臨んでまいりました。
結果はご覧の通り、登頂予定日のアタックの時間帯(タイミング)を
見事に外してしまい敗退となりました。予報では晴れとなっていた
早朝6時ごろの時間帯を狙って登頂を目指したのですが、昼ごろから
風雪とされていた予報よりも早く風雪のタイミングが訪れてしまい、
実際は予報とは逆に早朝が風雪、のち快晴という結果になったようです。
正直、あの時点で強風とガスに巻かれた北岳に突入する勇気と技量はなく
あそこで撤退したこと自体は全く後悔していませんし、安全上正しい判断
だったと思っています。
また、これだったら普通に夜明けごろにテントを出発していれば
山頂に向かう頃にはちょうど快晴になっていたことでしょう。
そんな様々な思いがあるのも事実ですが、一方でこれは山の天気なので
このようなことはしょうがないことだとも思っています。
悪天予報だったのに実際は好天となり良かったことも多々ありますし、
こういう天気運も含めて今回は持っていなかったのだと思いました。
逆にいえば、厳冬期の北岳ともなると、体力・技術・知識、そして経験値
などはもちろんのこと、それ以外にもこのような運も味方につけないと
達成できないほど難しいものなのだろうと感じました。
しかし登頂こそ果たせなかったものの、これまで6年連続で南アルプス
バス開通前の6月に歩いていたにもかかわらず、冬は全く未経験だった
厳冬期の池山吊尾根ルートの状況や、池吊の稜線上から眺める冬の北岳の
姿など、これまで何度も登頂した北岳の未知の部分を知ることができ
それだけでも良い経験が積めたと思っています。
ただ、やはり正直にいうと非常に悔しい思いが残ったのも事実です。
山登りでこんなに煮え切らないモヤモヤした気持ちになったのは
2016年12月末の冬富士初挑戦で敗退した時以来です。
しかし失敗に終わった冬富士も2018年の元旦には再挑戦して
その頂を踏むことができました。
雪辱を果たした元旦に日本一の頂から眺めたその景色は
とても印象深いもので今でも鮮明に覚えています。
私の大好きな北岳。厳冬期の頂もぜひ踏んでみたい。
今回失敗したことで今はそんな気持ちでいっぱいです。
冬富士同様、必ず登頂を成功させるべく、
今から再挑戦の準備をしていきたいと思います。
コメント
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lifterさん初コメです(^。^)
「厳冬期の北岳」に惹かれて見入りました。
夏でも大変な北岳に厳冬期とは( ̄▽ ̄)
雪山に行く人は、谷とかが雪で埋まり夏道より楽に登れると言いますが、、。
レコを見てて思うのは、「孤高の人」。
単独行の加藤文太郎、、。
若い頃に新田次郎の山岳小説を読み漁った時期が有ります。
私には不可能な世界ということが文脈から読みとれました。
また一時期雪山の経験もしましたが( ̄▽ ̄)
腰まで浸かってラッセル、その後 撤退。
lifterさんの撤退とは全くレベルが違いますが。
昨今、中高年の山での遭難事故が激増してます。
逆に冬山遭難事故は減ってます‼
にわか仕込みで山を目指す中高年の方は装備も揃えカッコイイですが、経験がないのが致命的ですね。
lifterさんの様に緻密な計画と装備があれば遭難事故は防げると思います。
私は山での大怪我は有りませんがあわやの経験は数知れず、三度は死を覚悟。
でも乗り切れたのは「若さ」と「気力」
だった様な気がします( ̄▽ ̄)
lifterさんも今思えば若くして貴重な体験をしたと思います(滑落事故)
最近では山小屋での談話室で若い人から聞かれます。
今までで一番好きな山は❓と。
迷わずに「北岳」と答えてます(^。^)
もう厳しい冒険的な山行きは出来ませんが、まだまだ相方と二人で残り半分を過ぎた百名山を1つでも行けたらなと思います。
山って、本当に素敵だと思います(^。^)
ps.神奈川県の川崎市に20年住んでました。
丹沢は庭の様に、富士山にも撤退を含め5回ほど、その後栃木に転勤し四半世紀。
栃木の山も侮れませんよ(^。^)
teheさん、初めまして
ご訪問&コメントまでいただきありがとうございます。
今回、初めて冬の北岳に挑戦して、結果は山頂踏めずで終わった訳ですが、
予想通り厳しかった部分と、逆に楽だった部分もあったことなど、
やはり実際に行ってみて分かることや得るものもは非常に多かったです。
結果こそ残念だったものの、貴重な経験ができたことは良かったと思っています。
単独行は性格的にも自分に合っているので好きなんです。
しかし単独はいざとなった時に助けてくれる人がそばにいる訳ではないので
出来る限りの準備や計画は練るだけ練っておき、最後はやはり無理をしない
「必ず戻れる範囲で早めに戻るようにする」を第一に行動しています。
ご存じの通り、過去に無茶をしてこの北岳で滑落し、あわやこの世の者ではなくなる寸前までいった経験があるので、その辺は十分わきまえて行動しています。
teheさん同様、私も北岳は大好きな山で
自分の中では断トツでNo.1の山です
しかし冬の北岳はとてつもなくハードルが高いことを今回の山行で身をもって感じることができたので、これからも安全第一はもちろんのこと、でも挑み続けてることはやめないで大好きな北岳を楽しんでいきたいと思っています
あ、私も川崎には15年ほど住んでいたんですよ。
(当時は登山には全く興味ありませんでしたが…
teheさんも残りの百名山を安全第一で、
相方さんと楽しみながらぜび達成できるようお祈りしています
お疲れ様です〜〜!
そして、無事帰還おめでとうございます
天候の読みが外れたって、下山の適切さは外してないでしょ!
>「予報は予報。山なんだからしょうがないし、こういうこともあるよね…」
その通りですよ〜〜。
みんな「あるある…下山後快晴」を綴っているじゃないのさ(笑)
実はレコアップが遅いので、「まさか…?」と心配していたのですよ。
アイゼンの歯も立たないほどの氷道を20圓僚轍戮鮹瓦い如転倒もなく通過。
特に下山時の怖さったらなかったと思います
本当に怪我無く下山できてよかったです。
さあ、今後の課題もできて、楽しみ倍増!!…でしょ?
さて、次はどこへ行かれるのかしら?
ちなみにワタクシは相方さんと日光白根山…の見えるスキー場に行ってきま〜す!(スノボですよ、笑)
cocoさん、おはようございます〜
何とか無事に帰還できましたよ〜〜
(…って、残念無念な結果に打ちひしがれている今日この頃ですが。。。
ま、でも元気に怪我もなく帰れたことで、こうした残念な気持ちも感じていられる訳で、これが事故っていたらこんなことは言ってられませんよね。
そういう意味で今回はこれで良かったんだなと改めて実感している次第です
しっかし、
>「あるある…下山後快晴」を綴っているじゃないのさ(笑)
ホントそうなんですけど、今回ばかりはこれの”度合い”がキツ過ぎる(笑)
あまりにもあからさまで、そしてえげつなく、まさに自分が登る時のみ悪天で
それ以外は完璧な晴れ!
お天気の神様、これっていくら何でも酷すぎ、やり過ぎだと思いません?
帰りの林道を歩きながら大快晴の間ノ岳と北岳を見て、
「自分はこれだけ北岳を愛しているのになんで〜〜〜!!!」って
思わず叫びたくなる心境になっちゃいましたよ
ま、でもcocoさんも仰る通り”今後の課題もできて、楽しみ倍増”
まさにその通りだと思っています。色々ご心配をお掛けし、
また、温かい言葉もかけていただき本当にありがとうございました。
cocoさん、お次はまた滑り!いいなぁ〜
相方さんと眺めの良いところで気持ちのよい滑走を
たっぷり楽しんできて下さいませ〜
無事帰還、おめでとうさん!!
いやいや、悔しい気持ちもわかるー(>_<)ヽ
でもそういう時って北岳が『まだお前には早いよ』って言ってくれてるんですよ。
レベルが違いすぎてわかんないですけど
私なら凍結部分で『ハイ!撤収!』ってなってそう(笑)
でも、真夜中?の北岳がうっすら浮かんで見えた姿カッコイイっすね(≧∇≦)b
アレを見せられて、の、撤退は素晴らしいです!!
どうせまたリベンジできるんだから、いいじゃん
(*´∀`*)ノ
ちゃださん、おはようございます
こうして無事に戻れてよかったですよ。でもやっぱり悔しかったなぁ…
>『まだお前には早いよ』って…
↑これ、ホントそうですよね。自分もそんな風に感じています。
だって、あの時間帯だけピンポイントで悪天候で、あとはあんなにド快晴ですもん
『お前にはまだ早い!また出直して来いやー
あの凍結区間は自分も帰ろうかと思いました。手こずりながら登ってる最中から「これ、下りはもっとヤバイ、絶対ヤバイ… 」そんなことばっかり考えてましたもん
でもまぁ、ケガもなくまた次の挑戦を考えられること自体が、これで良かったんだなぁと、今さらながら感じている次第です
やっぱり挑戦したのね。
敗退、良いじゃないですか。
ちゃださんの書いてるとおり「どうせまた行くんだから」
一回目で成功したんじゃつまらないじゃん
雪薄いのにカチカチ・・・わかりますわかります
昨年登ったヌカザス尾根がそうだったもん。
チェーンしか持ってなかったから泣けたよ〜〜
(ん?レベルが違いすぎでしょって????)
ま、何はともあれ、厳冬期北岳の下見、お疲れ様でした。
本番に向かってレッツラゴー
そう、やっぱり挑戦してまいりましたよ
>ちゃださんの書いてるとおり「どうせまた行くんだから」
ハイ、まさに仰るとおりで、今回失敗したことで登頂への思いは
前よりもメラメラと燃え盛ってきた感じですよ。
「今度こそ絶対にやってやるーーー!!」ってね
あのアイスロードにはホントにヤラレましたよ
行く前は上部の核心部のことばかり考えていたんですけど、
まさかの下部樹林帯であの苦難&恐怖ですから…
やっぱり実際に行ってみると想定外の事態も含めていろいろなことが分かるものですね。
やっぱり場数。現場での実体験こそが最も大切なことなんだと改めて感じましたよ
>厳冬期北岳の下見
ズバリ!的を得たお言葉ですね
今まで厳冬期という言葉だけでどうしても躊躇していた北岳ですが、
今回途中まででも行ってみたことで自分の中でだいぶ明るくなりました。
次は本番!ガチで狙いたいですね
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