南平山(62/栃木100)・竜王峡:おっかなかった落ち葉堆積するジグザグ斜面、半袖隊長、平家埋蔵金は見付けられず撤収!
- GPS
- 08:25
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 899m
- 下り
- 996m
コースタイム
- 山行
- 5:51
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 8:21
累積標高(上り): 1038m / 累積標高(下り): 1167m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
★EK度数:33.915=17.7+(1038÷100)+(1167÷100÷2)
→→→判定「●EK32〜40未満 日帰りとしてはきつい」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
(注)実感としてはこんなに累積標高差はなかったと思う…数値は厳しめに出ているようだ。
【参考ガイド】
分県登山ガイド:栃木県の山(2018年版)
18南平山:平家落人の黄金伝説の山
適期:春の新緑、秋の紅葉
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
【復路】鬼怒川公園駅17541821下今市駅18221847南栗橋駅18502037北千住駅20402124地元駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★コース状況【】 全長は約17.7kmだが、そのうち下記2区間(約6.5km=約37%)は道路歩き。 \郤2浩駅〜浜子橋:約2.3km ⇔恐Χ駅〜鬼怒川温泉駅/岩の湯:約4.2km 全行程を通じて顕著な危険個所は特になく、一般的な注意を払えば事足りる。 但し、南平山は広葉樹ばかりで堆積する落ち葉の量が半端ない。登り始めは急斜面を縫うように貼り付いたジグザグ道は、一歩間違えば、斜面を滑落して止まる所を知らないので、踏み外し・踏み抜きには要注意。 なお竜王峡遊歩道は、名前と異なり山道に相当する箇所が大部分なので、安易に縦走するのは差し控えるべし。 ★水場:なし ★渡渉箇所:なし ★泥濘状況:なし ★積雪状況:あり(⇒但しチェーンスパイクを利用するほどではない) ★蜘蛛の巣 :なし ☆半袖 タイム:南平山登山口以降…最終地点まで ☆半袖 驚かれ指数:なし ★半袖 出会い指数:なし ★入山者: ▲南平山:ゼロ ▲龍王峡:初老男性ソロ1人(⇨川治温泉に向かわれた)、他に観光客がパラパラ |
その他周辺情報 | ★登山ポスト:なし…コンパス登録 ★駐車場:薬師の湯駐車場(川治湯元駅近く) ★トイレ:川治湯元駅、川治温泉駅、むささび橋(冬季閉鎖中)、竜王峡駅、新藤原駅、鬼怒川公園駅 ★携帯 :全て圏内 ★食料調達処:ファミリーマート(北千住駅ホーム店) ★酒類調達処:鬼怒川公園岩の湯(自販機でレギュラー缶310円) ★お土産処:鬼怒川公園駅近くにはなし ★飲食店:ハイセイコー食堂(国道121号沿い・龍王峡駅と新藤原駅の中間) 定休日4月〜11月:毎週木曜、 12月〜3月: 毎週日曜 https://tabelog.com/tochigi/A0903/A090303/9006029/dtlmap/ https://ameblo.jp/keymonkeybear/entry-12397728804.html https://www.jalan.net/gourmet/grm_alikejpB000558306/ ★温泉:日光市営鬼怒川公園岩風呂(510円・火曜定休) https://www.city.nikko.lg.jp/hujiharakankou/kankou/kinugawa/onsen/kinu_iwaburo.html ★宿泊施設:日帰り |
写真
感想
東武株主優待券を利用してこの時期に行ける栃木百名山のネタは尽きたかな?と思っていました。
しかし、今季は雪が少ないので、鬼怒川沿いの南平山(1007m)であれば標高もさほど高くなく雪は消えているのではないか…と推測して行って来ました。
南平山の場合、ヒル生息地帯なので、本格的な春を迎える前に行かないと、次は晩秋まで待つしかないとの事情も鑑みました。
歩程は分県登山ガイドで紹介されている通り、川治湯元駅を起点とし、鬼怒川右岸の登山口から取付きました。
分県ガイドでは至って簡単に登れるような記述(6km/3時間10分/体力度・技術度とも裁定ランク1)だったので、正直、計画段階から楽勝モード。
南平山だけではもったいないと考え、竜王峡遊歩道も付け加えました。
しかし、それでも歩行距離は約13.5km止まり。
まだ何かないかな…と考えたら、以前、竜王峡近くの「ハイセイコー食堂が素晴らしい」とヤマレコで読んだことを思い出し、コースに組み込みました。
するともっと欲が出て、最後に鬼怒川温泉に入ろうと思って調べたら、上手い具合に鬼怒川公園駅近くに日光市営の日帰り温泉「岩の湯」がありました。
これで決まり…川治湯元駅から鬼怒川温泉駅まで歩き、途中で川治温泉駅にタッチすれば、以前、高原山から塩原温泉まで歩いき孤立していた赤線が繋がります。
将来、鬼怒川温泉駅から日光駅や下今市駅に歩けば、一気に信州・松本まで赤線が繋がることになります。
そんなかんなで今回のコースは決まりました。
【意外に怖かった南平山登山道】
南平山の登山道は、終始、斜面に貼り付くようにジグザグと登って行きました。
そして足元にはふんだんに落ち葉が溜まり、部分的にはどこが道なのか判り辛いところもありました。
そして斜面はスーッと下っています。
道を踏み外すとそのまま真っ逆さまに滑落する…と思うと、登っている最中から下りのことが心配で心配で…。
なんとか無事に下り終えましたが、終始こんなに緊張していたのは、初めてではなかろうか?と思うほどでした。
【楽しい竜王峡ハイキングコース】
遊歩道と登山道が混在する道でした。
大昔に虹見橋からむささび橋を観光ついでに歩いた記憶はありますが、細かいことは何も覚えていません。
しかし今回分かったのは竜王峡ハイキングコースの真髄は、もっと上流のむささび橋から白岩半島までだったことです。
古の時の流れを経て浸食された岩の造形美を楽しむことができました。
【ハイセイコー食堂】
建物はかなり年季が入っていますが、古くからの固定客が多いようです。
拙者はヤマレコのとある記録を読んで知った次第ですが、料理もともかく、中途半端な時間帯で、客がいなくて手持無沙汰のご主人と女将さんと
「どこから来たのか」「どの山に登ったのか?」「これからどこへ行くのか?」など四方山話に花が咲きました。
この一帯はやはりヒルの生息地帯だそうで、その季節になると、お客さんがヒルを連れてくるので困るのだそうです(笑)
また機会があれば立ち寄りたい店でした。
【岩の湯】
日光市営の日帰り温泉です。
鬼怒川公園駅から徒歩5分も掛かりません。
鬼怒川温泉で日帰り温泉(立寄り湯)を営業している旅館はほとんどないらしく、祖茂意味では貴重な施設です。
当日は地元客らしき方々を中心にそこそこ混んでいました。
温泉は無色無臭で温泉らしくないけど…これは泉質だから致し方ないですね。
でも源泉は確か51℃だと記載されていました。
なお川治湯元駅近くにも、同じく市営の薬師の湯があるので、南平山をピストン山行する場合も立寄り湯が楽しめます。
★南平山(なんだいらさん)1008m:栃木百名山62座目
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
yamabeeryuさん、おはようございます。
足腰は無傷とはいえ、よく1号隊員様から「日帰りとしてはきつい」コースで行って良しの許可が得られましたね〜
「慎重に歩け」との指示はあったでしょうが…
とんかつと半ラーメンが美味しそうですね
私はとんかつをラーメンに入れて食べるの好きなんです。
スープを吸った衣が美味いんですよ〜
あっさりスープ味の東京ラーメンだったからかな?
写真のラーメンもあっさりしょうゆ味スープに見えたので、ふと思い出しました
日光市の山でも、もうほんの少ししか雪は残っていないのですね。
お気遣い頂きありがとうございます。
1号隊員は医者に行けと言いましたが、行っても大した治療行為はなさそうな軽症にだと思って、予てから計画していた栃百巡りに行ってしまいました。
今のところ,悪化するような予兆はないのが幸いです。
とんかつラーメン、お店のメニューにもありましたよ。
確か…900円だったかな?
他にお客さんは二人いましたが、いずれもカツ丼+半ラーメンセット1000円を注文していました。
店の親父さんは栃木弁丸出しの温かみのある語り口で、鬼怒川近辺のことを話して下さいました。
そうそう…書き加えますが、今から鬼怒川公園の温泉まで行くと言うと、早速、女将さんが
「今から主人が下まで降りるから=鬼怒川温泉方面に行くから、クルマに乗せていってあげる」
と言われたのですが、
「事情があって…(赤線伸ばしです)今日は歩いて行きます」
と、真に残念ながらご遠慮した次第です。
隊長
ほとんど人の入っていないお山のようで
里山でも厳しめの山道なんですねー
ハイセイコーって競走馬の名前なんですかね?
栃木の休日、ならず平日 楽しまれてますねー(笑)
栃木百の中でも地味な山ですね。
同じ日光市内でも野岩鉄道沿線となると、遠く感じますね。
眺望は限られますし、葉っぱが茂るとなくなるし…。
平家埋蔵金伝説ゆえの歴史の山ですね。
落ち葉が少ない時季だと、ぐーっと難易度は下がりますが、でもヒル度は上がっちゃいます
休日はお袋殿のこともあるので、平日の方が行きやすいのが実情なんです
隊長
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する