守門岳 青空に輝く大雪庇 藤平山から大岳周回

2019年03月02日(土) [日帰り]

• GPS: 06:49
• 距離: 16.2km
• 登り: 1,350m
• 下り: 1,352m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:52
• 休憩: 0:57
• 合計: 6:49

距離 16.2km 登り 1,350m 下り 1,352m

6:38 冬期除雪終了点
7:54 7:55 大池山
8:49 8:50 藤平山
10:08 10:29 守門岳
10:37 青雲岳
10:45 大岳分岐
10:54 網張り
11:16 11:50 大岳
12:10 キビタキ避難小屋
12:24 保久礼小屋
12:32 保久礼駐車場
13:27 冬期除雪終了点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

二分除雪最終地点

コース状況／危険箇所等

藤平山側からの袴岳最終登攀、青雲岳と大岳鞍部から大岳登りではピッケルを使う

写真

3/2 6:34

二分除雪最終地点。4、5台しか停められず、以降は縦列駐車。この時間で思いのほか登山口に近いところに停められた。

3/2 6:43

保久礼小屋方面には向かわず、藤平山側に向かう。

3/2 6:43

遠くに大岳を望む。

3/2 7:29

下池。

3/2 7:39

下池を過ぎると、前方の尾根に取り付くまで急勾配を直登する。

3/2 7:55

尾根まで登ると見晴らしが良い。

3/2 7:55

左手に青雲、大岳が望めるようになる。

3/2 7:55

ナイフリッジな尾根。2年前は雪庇大崩壊で通れなかった。

3/2 8:00

樹林帯に陽射しの陰影がよく映える。

3/2 8:17

次第に樹林帯の背が低くなる。

3/2 8:26

青空に霧氷が輝く。

3/2 8:29

大岳を望める稜線に出た。

3/2 8:29

青雲、大岳。

3/2 8:30

単独と思われる先行者のトレースを借用する。

3/2 8:31

綺麗な一筋のトレース。

3/2 8:36

太陽に向かって標高を上げる。

3/2 8:44

前方が藤平山。

3/2 8:44

影がきれい。

3/2 8:50

守門最高峰袴岳を捉える。

3/2 8:53

霧氷。

3/2 8:53

気持ちよいなだらから稜線。

3/2 9:09

風もなくまさにベストコンディション。

3/2 9:28

シュカブラ。

3/2 9:29

3/2 9:33

いよいよ袴岳が近くなる。

3/2 9:37

雪庇がすごい。

3/2 9:40

3/2 9:57

最終盤。クラストしてガリガリ。滑落の恐怖がよぎったのでダブルストックからピッケルにギアチェンジ。

3/2 9:57

振り返るとこんなすごい光景が広がる。

3/2 10:08

袴岳登頂！2年ぶり！

3/2 10:09

山頂から袴腰方面。

3/2 10:09

青雲岳、大岳。

3/2 10:09

遠く粟ヶ岳。

3/2 10:17

10分遅れで隊長到着。更にその後10分遅れのT氏を待つ。

3/2 10:30

周回へ。

3/2 10:33

トレースは2筋。

3/2 10:39

近場で見る大雪庇。

3/2 10:42

このあたりもすごい。

3/2 10:42

滑らかな曲線。

3/2 10:48

いよいよ核心部。

3/2 10:55

宇宙色の青空の下、大岳への急登が始まる。

3/2 10:59

隊長は長靴にダブルストックで挑む。

3/2 10:59

勾配は40度ぐらいか。

3/2 11:19

急登が終わると、ザ・守門！　今年もご立派！！

3/2 11:17

中津俣の雪庇！

3/2 11:48

雪庇をバックに記念写真。

3/2 11:50

魚沼の大パノラマを眼下に下ります。

3/2 11:53

最高。

3/2 11:59

大岳、振り返り。

3/2 11:59

左を向くと登ってきた藤平山の尾根。

3/2 12:24

保久礼小屋の角煮。例年より小さい。

3/2 12:50

周回分岐箇所。

3/2 13:15

終盤の難所。雪はグサグサになっている。

3/2 13:22

川の周りは雪解けが進む。

3/2 13:22

この田んぼ道を抜ければ周回完了。

駐車場に戻る。お疲れさまでした。

撮影機器：

TG-860 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

ricefieldspk

　冬季守門岳周回は今回で3回目。例年より雪が少なく雪庇の状態が気がかり。今年はどうか！

　これまでは時計回りに周回していて、午後から気温が上がると、藤平山からの湿雪、軟雪地獄で悶絶しながら下っていた。今回は初めての逆回り。これまでとうって変わって雪は固く締まり、先行者も少なく、快調に登れた。
　
　苦戦したのは、青雲から大岳の登り返し。40度はあろうかの急斜面。私はピッケルを打ち込み慎重に登ったのだが、恐れ知らずの隊長はノーアイゼンの長靴にダブルストックスタイルで登り切ってしまった。真似してはいけない。

　そして大岳へ。小雪でどうかと思ったが今年も立派な雪庇が待ち受けていた！ここでT氏はドローンを飛ばして、この絶景を空から写すつもりだったようだが、あえなく挫折。極寒の中、素手で準備・操作していた姿があまりに痛々しい。
　
　個人的には　冬の守門は、賑やかな大岳よりも、静かな袴岳・藤平山の稜線が好みで、今回は天候にも恵まれ願ったりかなったりだった。素晴らしい守門を堪能、大満足の雪山ハイクでした。