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Yamareco

記録ID: 1754808
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無雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

羽山

2009年04月29日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
2.7km
登り
409m
下り
397m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2009年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車

感想

2009年4月29日、この日は和賀にある羽山に行ってきました。
先日の八方山の花が見事だったので今回も花見を期待しています♪

国道107号線を横手方面に向かい、和賀橋を渡ったら左折。この道は旧107線で線形改良の際、国道から切り離された区間のようです。ただの田舎道にしてはずいぶんと立派でスノーシェッドが完備されています。

スノーシェッドを抜けたら、再び左折。JR北上線の岩沢駅方面へ向かいます。踏切を渡ったあと、登山口へのアプローチ道を探すわけですが「羽山の山野草」などと書かれた看板に従って進むと、簡単に見つけられるものと思われます。正しい道を見つけることができれば、高速道路の上を渡る跨道橋がありますので渡ります。渡ってすぐのところに登山口があります。

マイナーな里山にしては、わかりやすい登山口で助かりました。他に登山者なんていないかな〜と思いながら行ったのですが、どうしてなかなか、すでに2台車が停めてありました。先行者がいらっしゃるご様子。花の季節はにぎわうようです。

登山口に車を停め、出発の準備をしていると道を聞かれてしまいました(^^;
私、よく道を聞かれる人なのですが、こんなところで道を聞かれるとは思わなかった(笑

なんでも自分が持っているガイドブックには、この羽山が載っていないのでよく分からなかったとのこと。周回コースは行けますかねぇ?とも聞かれたけれど、私も初めてなんですが、この山…。一応、藪っぽいらしいのでよく分からなければ行かない方が無難とお答えしておきました。

さて、前置きが長くなりましたが、いよいよ登山を開始します。まずは鳥居と農業用水路をくぐり抜け、水源の祠まで行きます。水源の祠の脇には勢いよくわき出る水場があるので、ここで水を補給することもできます。

祠の近くに「羽山登山道(新道)」と書かれた看板が立っています。看板の矢印が指し示す方向には、道ではなく急な山肌が…。いきなり尾根に向けて、雷光形に切られた急傾斜が待っていました。

一気に尾根に駆け上がり旧道と合流しますが、そこからも結構な斜度の坂道…。そこそこ気温も上がってきていたので、一気に汗が噴き出ます。
「最初から気合い入れて行けよぉ!」
羽山さんはなかなかスパルタンなようです…。

歩き始めて20分ほどで、最初の展望地まで到達しました。
北上方面が見渡せます。
羽山山頂は見えているけれども、まだまだ高度差がたくさん残っています。

また、このあたりからイワウチワの群落があります。最初の頃は、すでに咲き終わってしまったものばかりだったのですが高度があがるにつれて咲いているものが増えていきました。

それにしてもこのコース、ほとんど平坦区間が無く登りっぱなしです…。花を撮影するという名目で、たびたび休憩をとりつつもジワジワと高度を稼ぎます。

やがて周囲の木の背丈が低くなり、空が見えるようになってきます。
ここまできたら頂上まではあと一歩!

はい、到着〜。登山口から一時間弱で頂上まで来ることができました〜。ふぅ、一時間とはいえほとんど登りっぱなしだったから、それなりに登り応えがあったなぁ。

頂上からは反対側へ道が延びていました。刈り払いされていますね〜。地元の人が手入れしているのでしょうか?
地形図にも道の記載がないので、この道の正体がよくわからなかったのですが帰ってから調べてみると羽黒山方面への縦走路だったようですね。ガイドブックには「踏み跡が確かでない」とありましたが、なかなか立派に整備されているようです。

山頂からの眺望は南側にわずかですが、足下に石羽根ダム湖、遠くには和賀山塊の山々が未だに多くの雪を冠している姿が見えます。南本内岳なんかも近いのですが、灌木に遮られあまりよくは見えません。

本日は2山駆けを予定していますので、あまりのんびりしていられません。
滞在10分で頂上を後にします。

さて、登山口で尋ねられた周回コースですが、ツートンが見下ろしている方角がそれなんですが…見事に藪っぽいですね(笑
藪漕ぎは嫌いだし、腐れ雪を踏み抜いて沢に落ちてもおもしろくないのでパスパス!
来た道を戻ることにしました。

だいぶ下りてきたところで、ガタンゴトンと列車の音が響いてきました。北上線の1両きりの列車が走っていくのが見えました。なんだか鉄道模型で遊んでいるような気分♪

登りは牛の歩みだったのに、下りとなれば速いもので、30分足らずで下山してしまいました。ほとんどノンストップの駆け足下山でしたね〜。
花も見ることができたし、そこそこの登り応えも感じたし良い山行になりました♪

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