天気に翻弄され登ったり下ったり('◇')ゞ 大山(弥山まで)
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- GPS
- 08:26
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,333m
- 下り
- 1,340m
コースタイム
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 2:13
- 合計
- 8:21
天候 | 曇り&雪&時々☀&ホワイトアウト |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ホワイトアウト怖い・・・ |
写真
とりあえず弥山までいこうかどうか迷ったが、雪山の知識がないし、山は逃げないので安全を考えここで撤退(T_T)
とりあえず六合目避難小屋まで行って、お天気回復を見ようということに。
お腹空いたので、六合目避難小屋で早めのランチ。
カップラーメン最高に美味しい。
見晴らしが良くなったので、景色見ながらたちくいラーメン。
山ガールに「さっき避難小屋でラーメン食べてましたよね。もうここまで来たんですか?最強〜!!」とお褒めの言葉。そして、頂上近くで撤退して、再度頂上までアタックしている話をすると「すごい〜最強!」とまたもやお褒めの言葉を頂いたww
「これはやばい!!」とスマホのGPSを見ると、ルートが左にそれている。右に軌道修正すると、木道が見えてほっとする。
スマホがダウンしていなくてほんま良かった。このまま下に下にいっているとやばかったかも( ゜Д゜)
感想
今シーズン、会では冬山に行きまくっていましたが、夫は仕事が忙しく全く行っていない。せっかく冬靴買ったのに〜
ようやく休みの日にお天気が良さそう(^^♪
前から大山には行きたかった。天気を調べるとどれもええ感じ。
前夜出発し、SAで仮眠。南光川原Pに駐車し出発!!
雪は少ないが、途中から歩きにくくなってきたのでアイゼン装着。
雪がちらつき、視界不良。「天気予報はずれやん。」これから良くなることを願うのみ。
標高1600を超え、あと少しで弥山山頂!という所でホワイトアウト。
トレースも消え、山頂近くは目標物もなくまっしろの世界(>_<)他の登山者もおらずますます不安に💦夫と相談し安全のため撤退。
下山時、次々と来る登山者を見て「これだけいるのなら行けるんちゃうん??」とまた登りたくなる。でも大山のベテランさんが「今日はあかんで〜わしも撤退や。行ってもなんも見えへんし。山は逃げへん」と言っているのを聞いて、やはり撤退を決める。それからは下山後何しよう??鳥取行って魚食べよ〜とか言って盛り上がる。
小腹が空いたので、六合目避難小屋にてラーメンとあんパンを食べていると、青空が(^-^ゞ
なんかええ感じちゃうん❓
山は逃げないけど、なかなか来れないし…
時間はまだあるし、もう一回山頂行ってみる??
登山者も沢山いるみたいやし、いけそうやなぁ〜
散々悩んで、やはりもう一回弥山まで頑張ることに(^-^ゞ
再度登っていると、私たちが下山時に登っていた方たちが山頂より下山していた。すれ違いの際に「あれ?さっき下山していなかった?」と聞かれる。再度アタックしていることを伝えると「また登るん❓でもこれから天気よくなるかもよ」と笑い顔。
行きにちょろっとお話したお兄さんは「山頂でお二人が来ないなぁって話していたんですよ」と声をかけてくれた。心配してくれたのかな?山での出逢いは暖かいなぁと感じる。
再度登り始めると、またもや視界不良(>_<)
でもとりあえず行くぞ❗️
と気合いをいれて登っていると、急に青空が❣️
視界が開け町並みや他の山々が見えて、天空にいるみたい❗️
真っ白な稜線、霧氷で真っ白な塊になっている木々をみてまだまだ冬を感じる。
幸福感につつまれて、もう少し標高をあげていると、強い風と雪に叩きつけられまた視界がなくなる。ありゃりゃ・・・山の神様は気まぐれです・・・
そうしている内に真っ白な世界の中にポツンとプレートを発見。
近寄って見ると「大山山頂」と書いてある。ありゃいつのまにか着いたんや〜
呆気ない感じ(^-^ゞ
夫は「まだまだ行けるで〜」と元気一杯😅
昔は体力なかったのになぁ😁
トレーニングでかなり体力が付いたようです。
もう追い抜かされてるかも〜(^-^ゞ
心配していたおニューの冬靴も調子良いようで良かった❣️
お天気良ければ剣ヶ峰を予定していたけど、流石にこの天候では行きません。
山頂の避難小屋でお茶を飲み下山することに。
ホワイトアウトの中、トレースを頼りに下山していると、途中でトレースが消えてしまう。風が強くて消えるのか?
他に1名ソロの男性がいて、「着いていっていいですか?」と😅
あちゃ〜彼も分からんのか(¨;)
ホワイトアウトした世界は少し先も見えない、自分がどこにいるのか?ポンと放り出されたような感覚。
以前ホワイトアウトでは、平衡感覚を失い、登っているのか?下っているのか?右も左も上下感覚も分からなくなる。と聞いたことがあるが正しくその感覚になり怖くなる( ゜Д゜)
「山では元来た道を戻れば大丈夫。」という思いがあるが、どこに戻ればよいのか?
すでに元来た道は分からず自分たちのトレースも消えてしまっている・・・
3人しかいない世界に来てしまったみたいだった。
「このまま下に行けば木道に出ますよね?」と話してたが、確信がない。
手が寒いが、スマホのGPSを頼ることにした。確認すると、いつのまにか左にそれて下山していた事が判明。
GPSを見ながら右方向にトラバースしていると、うっすらと行きに歩いた木道が見えた!
やはり道がそれていたんや…ちゃんとした道に戻れて良かった…と胸を撫で下ろす。
あのまま下に下に行っていたら…と思うと怖くなる。
ホワイトアウトの恐ろしさを実感した。
しかし、今回はスマホが使えた事がとてもラッキーでした。寒さの中でも厳冬とまではいかなかったのでスマホ操作ができたこと。バッテリーがあったこと…
でもラッキーでは済まないのが山の怖さです。
やはり、ちゃんとしたGPSの機械を持とうと思う。
正規ルートに戻ってからは、風もおさまりトレースもばっちり、視界も開け山々を見ながらるんるんと下山しました。
帰りは行者登山道で帰ったのですが、元谷小屋からの北壁の絶景が最高に綺麗でした✨
まるでアルプスの様です❗️
すっかり緊張も解けて、アホな記念撮影しました(笑)
その後、大山寺で無事の報告とお礼。
帰りの車中からは大山がばっちり見えて「あんな所登ったんやなぁ」と感慨無量🎵
今回も前回同様とても勉強になる山行になりました。
こうして一つ一つ学んで行くんでしょうね。
でもやはり結果オーライな点が多く反省です…
無理をせず安全に…ですね。
天気予報の事でお話しした者です!
6合目付近までお二人の姿を確認できたのですが・・・
その後、弥山山小屋で登ってこられた方にお二人が下山されたと聞き、
あそこまで登って来られて勇気ある決断だと思いました。
実際、あの時が一番酷くて視界が殆どなかったです。
天候回復を諦めて下山していた時にお二人にもう一度出会えて良かったです。
帰りの米子道から見えた大山の山頂は青空で、
お二人さん剣ヶ峰まで行かれたかな?っと思っていましたが、
天候はダメでしたか・・・
また、何処かの山でお会いする機会が有りましたら宜しくお願いします。
旦那様にも宜しくお伝え下さい。
コメントありがとうございます❗️
とてもうれしいです❣️
山頂近くの悪天候にビビり撤退したのですが、もう一回登ってしまいました😁
でもやはり悪天候で剣ヶ峰にはいけませんでしたが💦
まぁ⛰️はこんなもんですよね❗️
また晴れの日のリベンジを楽しみに取っておきます😃
私たちも「ソロのお兄さんは行ったんかなぁ」と話題にしていました。
帰りにお会いできてとても嬉しかったです❗️気になりますもんね。
山では一期一会ですが、こんな出逢いも山の魅力です❣️
またどこかでお会いできたらいいですね〜
お互いに安全に⛰️を楽しみましょう❤️
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