入道ヶ岳 〜ミノコバイモとフクジュソウの競演

2019年03月15日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.0km
• 登り: 1,013m
• 下り: 1,011m

コースタイム

椿渓谷キャンプ場 - 二本松尾根 - 滝谷 - 小岐須谷渓谷キャンプ場 - 林道（+屏風岩） - 池ヶ谷 - 入道ヶ岳 - 井戸谷 - 椿渓谷キャンプ場

天候

晴

コース状況／危険箇所等

・山上に残雪なし
・山頂部にぬかるみあり
・谷部などに鎖場など、滑落注意箇所多数

写真

山麓からの入道ヶ岳

椿大神社の参道
杉の巨木が多数
まずはここに立ち寄って安全祈願

小岐須渓谷の屏風岩

吊り橋からの屏風岩

池ヶ谷の小滝

池ヶ谷コースの避難小屋
屋根の一部が破損していました

地面を動いていた小さな赤い虫（長さ5mm程度？）
アカケダニの幼虫かと思いましたが違うような感じ
カシノアカカイガラムシに似ていますが、イボがあるので違うような？
この昆虫は何でしょうか？

→saitama-nさんから、ヤマレコ質問箱で回答を頂きました。
アカイボトビムシの仲間のようでした。
大きさ2-3mmの非常に小さな虫のようです。

入道ヶ岳の山頂の鳥居と三角点

山麓の新名神高速の鈴鹿パーキングエリア（2019年3月17日開業予定）
周囲は茶畑

伊勢湾方面の展望

山頂部の笹原とアセビ群落（まだ蕾）

鎌ヶ岳、右奥に御在所岳、さらに右奥に釈迦ヶ岳

雲母峰

井戸谷避難小屋

井戸谷の小滝（二段ノ滝？）

最初に山麓で見かけた花は
シロバナネコノメソウ

ジャケツイバラの種子

イズセンリョウの果実
鈴鹿山脈では初めて見たのかな？

イワタバコの果実

スズシロソウ

フサザクラ
葉が出る前に、枝先にまばらに花を付けていました

ツルネコノメソウ

セントウソウ

ショウジョウバカマの蕾

ヤマアイ

フクジュソウの花と果実
満開過ぎのような感じでした

フクジュソウ

フクジュソウの雄蕊を訪問中の昆虫

フクジュソウの果実

まだ早いと思っていましたが
ミノコバイモの葉が目に留まりました

ミノコバイモの群落

ミノコバイモの誕生の瞬間？

ミノコバイモ

ミノコバイモとカワチブシの若葉

ミノコバイモ

ミノコバイモ

ミノコバイモの若葉と果実となったフクジュソウ

ミノコバイモとフクジュソウの競演

タチツボスミレ

ジロボウエンゴサクの若葉
山上のあちこちに分布しているのかな？

ニッコウネコノメソウ

ニッコウネコノメソウ

ヤマルリソウ

チャルメルソウの仲間

シロバナネコノメソウ

シロバナネコノメソウ

シロバナネコノメソウ

ヤマネコノメソウ
茎葉が互生

オオバヤシャブシ

ミヤマカタバミ

■養老山地にて
ヒキガエル、近くに他に2匹いました

ネコノメソウ
茎葉が対生

ヨゴレネコノメソウ

マンサク
春に先ず咲く

ダンコウバイが沢山咲き始めていました

カタクリ
蕾のものが出始めていました

感想

アルプス岳

昨日の朝は、濃尾平野から養老山が薄らと冠雪している様子が見られました。
入道ヶ岳は鈴鹿山脈の南の方なので、本日訪問時には登山道上には全く雪が見られませんでした。池ヶ谷コースの最上部で登山道脇にわずかに残雪。御在所岳の上部の山肌は白くなっている所もありました。
東名阪の四日市〜鈴鹿で渋滞が発生していたので、四日市インターで降りることにしました。
上空には少し雲が出ていましたが、風は弱く穏やかな日でした。遠景はやや霞んだ風景となっていました。
ネコノメソウの仲間は、池ヶ谷よりも井戸谷の方か開花が進んでいる印象でした。池ヶ谷の上部ではミソサザイと鬼ごっことなりました。山頂部ではウグイスのさえずりが聴こえていました。

養老山地を偵察してみたら
ネコノメソウ、ネコノメソウ、タチネコノメソウ、ヨゴレネコノメソウ、ヤマネコノメソウ、チャルメルソウ、マンサク、タチツボスミレ、ダンコウバイの花が見られました。キブシとカタクリは蕾でした。

・2013年11月21日の山行記録『入道ヶ岳・水沢岳・鎌ヶ岳（宮妻峡）〜鈴鹿サーキット第�チ�2013』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-372994.html