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Yamareco

記録ID: 1758114
全員に公開
山滑走
十和田湖・八甲田

八甲田山 雛岳と高田大岳を繋ぐ

2019年03月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:32
距離
8.5km
登り
1,173m
下り
1,156m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:21
休憩
0:11
合計
6:32
9:06
104
10:50
10:51
19
11:10
11:10
221
14:51
15:01
32
天候 午前中はいい天気。午後から雲と小雪が。
過去天気図(気象庁) 2019年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
樹林帯は重めパウダー。高所はサラサラ雪やシュカブラ。
ノートレースの樹林帯を進みます
2019年03月16日 09:32撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 9:32
ノートレースの樹林帯を進みます
今日は重装備。ブーツ・スキー両アイゼン、ピッケル、昨日入手したウィペットも
2019年03月16日 09:37撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 9:37
今日は重装備。ブーツ・スキー両アイゼン、ピッケル、昨日入手したウィペットも
今日は岩の右側を通過
2019年03月16日 10:51撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 10:51
今日は岩の右側を通過
雛岳山頂。標識にスキーでタッチ
2019年03月16日 11:11撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 11:11
雛岳山頂。標識にスキーでタッチ
大岳方面はやや雲の中。いつものパターンです
2019年03月16日 11:12撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 11:12
大岳方面はやや雲の中。いつものパターンです
高田大岳。これからチャレンジさせてもらいます
2019年03月16日 11:12撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 11:12
高田大岳。これからチャレンジさせてもらいます
この斜面を初めて登る。どういう感じなのでしょう? 
2019年03月16日 11:12撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 11:12
この斜面を初めて登る。どういう感じなのでしょう? 
結構な急斜面と思うのですが…
2019年03月16日 11:12撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 11:12
結構な急斜面と思うのですが…
その前に雛岳の灌木帯を下る必要あり。過去の高田山頂からの観察では、写真左側に滑走に適した斜面があるはずなのですが…。ここから先は未知の領域です
2019年03月16日 11:12撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 11:12
その前に雛岳の灌木帯を下る必要あり。過去の高田山頂からの観察では、写真左側に滑走に適した斜面があるはずなのですが…。ここから先は未知の領域です
予想通りのコースで雛岳を無事に滑り降り、高田への登り斜面を見上げます
2019年03月16日 11:52撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 11:52
予想通りのコースで雛岳を無事に滑り降り、高田への登り斜面を見上げます
もう一枚
2019年03月16日 11:53撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 11:53
もう一枚
少し上り始めて雛岳を振り返ります
2019年03月16日 11:53撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 11:53
少し上り始めて雛岳を振り返ります
まずは真ん中の最終太トドマツまでがんばろう。雪面は沈み込みもクラストもなく、登りやすい
2019年03月16日 11:53撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 11:53
まずは真ん中の最終太トドマツまでがんばろう。雪面は沈み込みもクラストもなく、登りやすい
ここから雪面は固くなりそう。斜度も増す感じだ
2019年03月16日 12:09撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 12:09
ここから雪面は固くなりそう。斜度も増す感じだ
すでにスキーアイゼンは付けています。雪面が硬くなってきました
2019年03月16日 12:09撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 12:09
すでにスキーアイゼンは付けています。雪面が硬くなってきました
曇ってきた。ここからが核心部だろう。
2019年03月16日 12:27撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 12:27
曇ってきた。ここからが核心部だろう。
初めて見る光景なのでもう一枚
2019年03月16日 12:27撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 12:27
初めて見る光景なのでもう一枚
灌木帯に入ってきました
2019年03月16日 12:27撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 12:27
灌木帯に入ってきました
急な灌木帯の向こうには山頂部下の岩崖。地形図記号通りだ
2019年03月16日 12:37撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 12:37
急な灌木帯の向こうには山頂部下の岩崖。地形図記号通りだ
ますます斜面は急になる。右の灌木帯に逃げるべきか。急ではあるが真ん中を斜登高するべきか…
2019年03月16日 12:40撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 12:40
ますます斜面は急になる。右の灌木帯に逃げるべきか。急ではあるが真ん中を斜登高するべきか…
雛岳にはまだ日が差しています。私の中では、八甲田山系で一番晴天率が高いのは雛岳と思っています
2019年03月16日 12:42撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 12:42
雛岳にはまだ日が差しています。私の中では、八甲田山系で一番晴天率が高いのは雛岳と思っています
黒森山方面に広がる大斜面
2019年03月16日 12:43撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
3/16 12:43
黒森山方面に広がる大斜面
急な斜面
2019年03月16日 12:43撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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急な斜面
大斜面。どこに滑り降りても田代〜谷地温泉の県道に出るはずです
2019年03月16日 12:43撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
3/16 12:43
大斜面。どこに滑り降りても田代〜谷地温泉の県道に出るはずです
急斜面とサラサラ雪でスキーアイゼンが効かなり、やや緊張。ブーツアイゼンへの換装を考えるうちに、傾斜が少し緩み山頂部が見えてきました
2019年03月16日 13:05撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 13:05
急斜面とサラサラ雪でスキーアイゼンが効かなり、やや緊張。ブーツアイゼンへの換装を考えるうちに、傾斜が少し緩み山頂部が見えてきました
山頂部への灌木帯からの雛岳
2019年03月16日 13:08撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 13:08
山頂部への灌木帯からの雛岳
山頂部から田代平方向に延びる支尾根
2019年03月16日 13:08撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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山頂部から田代平方向に延びる支尾根
その支尾根の下部
2019年03月16日 13:09撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
3/16 13:09
その支尾根の下部
本日最高点から見た山頂部。ガスと小雪の中に。ハイマツ帯でさらに体力消耗。山頂まで予想では距離100〜200mか? 下降ポイントの地形がわからなくなると「えらいこっちゃ」なので、ここで終了とします。でも大満足!
2019年03月16日 13:28撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 13:28
本日最高点から見た山頂部。ガスと小雪の中に。ハイマツ帯でさらに体力消耗。山頂まで予想では距離100〜200mか? 下降ポイントの地形がわからなくなると「えらいこっちゃ」なので、ここで終了とします。でも大満足!
同地点から東方向。谷地温泉から登ると右手に見える岩場です
2019年03月16日 13:29撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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同地点から東方向。谷地温泉から登ると右手に見える岩場です
同地点から東北東方向の雛岳。
2019年03月16日 13:29撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
3/16 13:29
同地点から東北東方向の雛岳。
大斜面を滑走してきた! 緊張ながらも最高の気分でした!
2019年03月16日 14:07撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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大斜面を滑走してきた! 緊張ながらも最高の気分でした!
矢印がまさに「ドロップポイント」
2019年03月16日 14:07撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 14:07
矢印がまさに「ドロップポイント」
ドロップポイントからの景観(アクションカメラからの加工写真) 幅20mくらいか? 急斜面が目に飛び込んでくるので「ヒェ〜ッ!」って感じでした
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ドロップポイントからの景観(アクションカメラからの加工写真) 幅20mくらいか? 急斜面が目に飛び込んでくるので「ヒェ〜ッ!」って感じでした
黒森方面に向かう左側斜面を滑ったあと、大きくトラバースしてきました
2019年03月16日 14:07撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 14:07
黒森方面に向かう左側斜面を滑ったあと、大きくトラバースしてきました
山頂部はやはり隠れています
2019年03月16日 14:08撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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山頂部はやはり隠れています
何枚もすみません
2019年03月16日 14:08撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 14:08
何枚もすみません
鞍部から雛岳を見上げる。これから登り返しです。30分くらいかな?
2019年03月16日 14:21撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 14:21
鞍部から雛岳を見上げる。これから登り返しです。30分くらいかな?
登り返し斜面からの高田さん
2019年03月16日 14:28撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
3/16 14:28
登り返し斜面からの高田さん
日が陰りシュプールは見えません
2019年03月16日 14:28撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
3/16 14:28
日が陰りシュプールは見えません
雛岳山頂に戻ってきました
2019年03月16日 14:50撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
3/16 14:50
雛岳山頂に戻ってきました
本日3度目のシール剥がし
2019年03月16日 14:56撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 14:56
本日3度目のシール剥がし
黒森もガスと小雪の中に
2019年03月16日 15:05撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
3/16 15:05
黒森もガスと小雪の中に
田代平に向けて最後の滑走だ! けがやトラブルの無いように気を引き締めて!
2019年03月16日 15:06撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 15:06
田代平に向けて最後の滑走だ! けがやトラブルの無いように気を引き締めて!
車に戻ると雛岳はすっかり湿雪の中に…
2019年03月16日 15:45撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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3/16 15:45
車に戻ると雛岳はすっかり湿雪の中に…

感想

 2年越しに温めてきた、自分にとっては「チャレンジ山行」。いつも雛岳山頂から見る高田大岳の斜面を踏査してみたいと思っていましたが、条件が整ったと見て実行しました。結果的に、午後から急速に曇り空と小雪がひろがってきたこと、斜面を抜けた後の山頂部下ハイマツ帯で体力と時間を消耗したこと、頸椎や膝の痛みで体にガタが来たこと、の3点が想定外でしたが…。

 晴天がもっていてくれれば山頂に到達できたと思うのですが、初めてのルートだけにさらにガスが広がって下降ポイントがわからなくなったり、トラブルなどによるタイムロスや不測の事態も考慮し、山頂まで少し残して引き返すことにしました。後日、通常ルートから登り山頂から今回の最高地点まで下って確認することで、自分の中でルートを繋げることにします。

 距離は短いものの、平坦地がほとんどなかったので結構きつかったです。雪も重く、滑りも筋肉使いっぱなし。でも初めての大斜面は、新鮮で最高に気持ちよかった! 高田さんの山頂はあと一歩でしたが、久しぶりにエキサイティングなBC山行でした。

2019.03.18 動画を追加しました。長いので適宜ご覧ください。

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コメント

面白いコース。
私も気になってた高田大岳と雛岳の縦走。
私のプランだと、高田大岳の沢を滑りつつ雛岳鞍部寄りにトラバースして、雛岳南斜面を登り詰めようかと考えてますが、そこからの帰りが面倒くさそうなので、先送りになってました。
高田大岳の例の尾根は結構登ってる人がいまして、あの岩場から滑り降りてるのを何回か見た事ありますし、高田大岳山頂から箒場に滑ってる跡も見た事ありまして、高田大岳もいろんなルートがあるんだなって思ってた次第でございます。
2019/3/17 13:18
気になりますよね
 青森市から運転すると、谷地温泉に着く前に高田の東斜面がバーンと目に飛び込んできます。雛岳からの景観はご存じのとおり。当初は、高田山頂後は大斜面と南東に伸びる青森市と十和田市の境界尾根をたどり、県道の数台分の除雪スペースに出たら荷物をデポして田代平まで7kmのランで車回収…、と考えていましたが、時間がかかり暗くなるかも…とか近日の降雪で車道が雪まみれ…、ということもあり、素直に田代平に戻ることにしました。
 前述の駐車スペースはこれからますます広くなり、田代売店前ほどではないものの、結構な車が停まっていることがあります。市境尾根をたどって高田に向かう人たちだと思います。(黒森に行く人もいるかも)
 ただ今回の経験からすると、やはり谷地温泉から目指すルートが、安全面、効率面からみて一番優れている思いました。今回ルートは上部で斜度が増すこと(写真内赤矢印地点が特に)、ハイマツ帯がどうにもならないことなどです。
2019/3/17 19:00
ザ・グレート!
頸椎、膝の痛みをおして、等高線の厳しさを登り上げ、かつ雪崩の心配?しながら滑り降りてくる猛者ぶりは、傾斜のゆる〜いお山を好んで歩く私と対極的です
2019/3/17 21:49
Re: ザ・グレート!
 先週までの好天後の降雪、先週の高田大岳の斜面崩壊もありましたので、やはり雪崩のことは常に頭に入れて行動しました。太いトドマツから上の斜面、特に灌木帯あたりの急斜面では緊張しました。
 「等高線の厳しさ」…。厳しい斜面での体と精神のギリギリ感が出ておりますな。「アポロ高田」とともに使わせていただきます。
2019/3/17 22:44
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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