日仏コンビの伊吹山編
- GPS
- 06:30
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,189m
- 下り
- 1,187m
コースタイム
山頂12:00 - 12:13六合目 - 12:40三合目(昼食)13:30 - 14:15上野登山口
天候 | 申し分のない快晴でした。 気温が若干低めでしたが山頂で約0℃でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
民家の駐車場に停めます。 一日500円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
三合目までは雪もほとんど消えていて、朝には凍っていますが午後には融け出してぬかるみ状態になりそうでした。 三合目〜六合目は積雪は残っていますが傾斜もそれほどではないためツボ足で大丈夫です。 六合目避難小屋でアイゼンをつけました。 その先はほぼ真っ白な斜面で九合目まで直登します。 シャーベット状の雪ですが爪は刺さりますので疲れはしますがちゃんと進みます。 山頂の雪はかなり減っていて地面の露出も目立ってきました。 東側には雪庇の残るところがあります。 近づいてはいけない所です。 |
写真
感想
比良で出会ったフランス人Sebに絶景の山を紹介してあげようと計画した伊吹山。
当初の計画の日程から2度、1ヵ月半延びての今回でした。
このところの陽気で雪山登山を味わうにはもうリミットが近づいていそうな中でした。
自分がガイドの役回りだなんて生意気な話ですが、初めての人には山のいい顔を見てもらいたいと好天を祈っていました。
(自分だけの価値観とは別の願望が大きいです)
いざ当日を迎えてみるとウソのような快晴の空!
待ち合わせのJR米原駅に向かって車を走らせながら明けていく空を眺めていました。
駅から出てきたSebと顔を見合わせて思わずニンマリしてしまったのは、この空の下を歩ける期待感が広がってのことです。
ただ残念なのはManaさんが来られなかったこと。
男二人のコンビで歩きますか!
上野の登山口前で車を停めてスタートは8時半。
歩き出しても雪はありません。
気温は低めでまだ道は凍っていますが昼には融けてぬかるみの道になりそうです。
三合目に上がると雪溜りが目立つようになりましたがそのまま普通に歩けます。
ここから見上げると九合目までの登山ルートが一望できます。
Sebに一通りルートを説明しておきます。
(たくさんのハイカーが列を作っていましたのでルートはひと目でわかります。)
六合目からの斜面はさすがに全面が雪で覆われています。
ここで二人ともアイゼンをつけ、軽く腹ごしらえをしてスタートしました。
・・・この斜面では体力に勝る彼が常に先を歩き、余裕のない私は自分のペースを守るしかなくてはるか後方からえっちらおっちらと歩いていました。
彼はストックもピッケルもなしの手ぶらですいすい登っていきます。
私はダブルストックの恩恵をフルに使って両腕の力で体を持ち上げるものですから二の腕がぷるぷるしています!
(翌日は足より腕が筋肉痛です・・・)
それでもおじさんにしてはけっこうなペースで山頂部に達するとまずは四方の展望を楽しもうと周回します。
全ての方向の視界は申し分なくまるで初めて登った山のようで私のほうが感激していました。
案内の看板の前でここは雪が消えると花の山になることを話しましたが、自慢してみても私では花の案内人にはなれそうもないです(苦笑)
下りは同じルートだと彼は思っていなかったようで、か・な・り・びっくりしていました!
登りでは先頭を譲ってあげていました(?)が、ここぞとばかり下りは先行します。
怖かったシリセードもマスターしました!
こんな楽しいものはないですね!!
振り返るとSebも最初は難儀していたのがすぐに慣れたようであとを着いてきています。
(生意気言ってます)
避難小屋まで13分で下りてきました。
(・・・Sebはともかく人相の悪い黒サングラスのおっちゃんがシリセードで滑ってきたらちょっと怖いかも・・・)
三合目のホテル前で食事です。
彼の持ってきたのを見てびっくりしました!
野球のボールくらいあるおにぎり!(うまそう!)
私のといえば、松茸のお吸い物に餅を突っ込んだだけの一品。
実は朝コンビニに寄るのをすっかり忘れていてメインの食材を買えなかったんです(涙)
たくさんの人で賑やかだったこの日の伊吹山。
この日に登った幸運をSebと喜べたのは何よりでした。
ガイドという慣れない役割をどうにか果たせたんじゃないかと
天気に感謝したことです。
いい顔を見せてくれた伊吹の山にも感謝ですね!
能郷白山の向こうに、白山まで見えてますね
伊吹山でこんなに大展望がきくのは
おそらく少ないはず。ガイド冥利に尽きますね〜
シリセード、めちゃくちゃ病みつきになりますよね〜
楽しいですものね
気持ち良さそう
春分の日は本当に天気良かったですね。
でも、雪は だいぶ融けてしまいましたね、春ですね 。
伊吹山、お二人でやっと行けたんですね !
本当に天候に恵まれて、景色も最高。
よかったですね
いよいよ春はもうそこまで。
伊吹山はお花の山になるんですね。[flower]]
私もうずうずしてきました〜
本当に有り得ないような展望でびっくりするやら嬉しいやら
Sebには一番取って置きの絶景を見せてあげられたことが何より良かったですね
もちろん私の力の及ばないところで山が手を貸してくれたことです。
伊吹の九合目からの特急下山 はもうスリル満点です
あの傾斜をシリセードで滑る楽しさは知るのが遅すぎました
どこかでまだチャンスはあるかも
もうすぐ雪のシーズンは終わりますね
代わってもう見えてきているのが花の季節ですよ
花のことはほとんど知識のない私ですが、
「きれいなものを見たときにきれいだと思いたい」
が自分のテーマでもあるので楽しみにしていますよ。
楽しむ材料なんて無限にありますもんね
伊吹だけではなくて、鈴鹿も湖南も春を迎えますよ
ドライブばかりじゃダメですよ
そろそろ出かけましょうか
サングラス決まってますよ!どちらがフランス人かわからないくらいです(スミマセン嘘をついてしまいました )
外国の方にも伊吹山を気に入ってもらえて 地元人としては うれしい限りです。monsieurさんのおかげです。
地元人を代表して御礼申し上げます。
そう言いながら結局私は雪の伊吹山に行きそびれてしまいました。
近すぎると眺めているだけで満足しちゃうんですかねぇ〜。
引き続きワールドワイドな山行を期待しています。
by yucon
伊吹山でこの空の下を歩けるとはラッキーでしたよ
前回の武奈ヶ岳はガスと強風の中で早々に下山してしまったので、今回はなんとか喜んでもらえる山行になったと思います
(本人曰く武奈ヶ岳にはもう一度行きたいと )
伊吹には今年に入って3回登りましたが全て違う顔でした。
奥の深い山です
やはり伊吹山に登ってみえたのですね。お二人のシリセードを竜ヶ岳から見ていましたよ。嘘で〜す。
いい天気で良かったですね。
小生も伊吹山からの眺望にビックリしました。人気の山だというのがよくわかります。
それにしてもSeb君は格好いいしオシャレですね。
monsieurさんも謎の東洋人ぽくっていい雰囲気ですよ。
これからも国際交流登山を。
同じ日に伊吹山登ってました。
フランス語を日常会話程度ですが話ますので、
ぜひお話ししたかったです^^ 岐阜県不破郡
に住んでますので、どこかで会えるのを楽しみに
していますとお伝えください。
Je fait Facebook.Si,Seb le fait aussi,
Cherchez moi'Hiroki Nishikawa'
みんな思っていても口にはださなかったのに
全国標準で見れば1377mは「低山」になるのですが、この山の魅力、スケール、厳しさなどどうしてどうして西から誇っていい山ですよね
逆に東に行くと1500〜1800mあたりでもハイキング気分で歩けてしまうのがウソみたいで、レコのルートで標高を見るたびに口が開いてしまいます
私も「なぞの東洋人」を極めるために、山で霞を食って生きられる修行を積みますよ
コメントありがとうございます。
お互いにいい日に登ることができましたね
私はフランス語は全くダメなのですが、ユーザー名を見て話せると思われる方が多くいらっしゃいますよ
Sebには伝えます。
コミュニケーションが取れるといいですね
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