鍋尻山 満開の福寿草群落でまんぷくです
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- GPS
- 05:31
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 849m
- 下り
- 837m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
保月へ下山すると駐車地へ戻るために林道を8km余り歩く必要があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
河内からの権現谷側の登山道は不明瞭で急坂です。特に植林帯に入ってからは踏み跡も殆ど無く、テープマークとは無関係に登りやすい所を見つけて登るしかありませんでした。GPSログをチェックしたり、地形読みの技量が必要です。広い尾根に出た後も特に踏み跡の無いのは山頂まで続きます。福寿草は北側の斜面を登る途中では見つけられませんでした。 山頂から南側の保月の廃村へ下る道は比較的分かりやすく整備もされているようでした。 保月へ下山する上部のカレンフェルトに大群落地が有ります。 また、保月の集落内や周辺の土手にも多くの福寿草が見られました。 |
写真
装備
MYアイテム |
![]() 重量:-kg
![]() |
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感想
鍋尻山の福寿草。以前からヤマレコなどで紹介されているのを見てはいたが、近くの霊仙山へ行ってもこの山へ来る機会はなかなか無かった。先週のレコで見事な群落の写真を見て、これは行ってみるしかないと日曜日に計画をしていたのだが、天気が悪く、晴天のこの日に決行する結果となった。
やって来た河内の集落の駐車地は、以前霊仙山へ行こうと今畑を目指した時に間違って駐車した場所。その時は、他にやって来られた方に指摘されて間違いに気づいた因縁の場所でした。
河内の集落からの登山口は、橋を渡った対岸の家屋の奥にあるようだが標識もなく分かりにくい。何となく踏み跡らしいところを見つけて取り付くことができたが、こちら側からの登山道は既に廃道になったと思った方が良いのかもしれない。特に一旦尾根に上がった後に現れる植林帯から先は杉の枝などが降り積もっているうえ踏み跡らしいルートを見出すこともできない。急斜面をトラバース状に移動するところも多く、滑りやすくて登っていて不安になることも多かった。
それでも上部の明るい尾根を登りながらは、北側に向かい合う霊仙山の南西稜がどっしりと間近に望めるのは素晴らしかった。
期待した福寿草は、北側の斜面を登る途中では見かけることが無かった。また、山頂自体は樹木に囲まれていて周囲の展望も得られなかった。
山頂で一緒になった御夫婦(南の保月から登って来られた)から南側に福寿草が咲き乱れてますよと聞かされて、まず数分歩いた展望地へ。正面にどっしりした御池岳を眺めながらランチ休憩をした。丁度、藤原岳は御池岳に隠れ、御在所岳もやはり隠れて見えないが、釈迦ヶ岳や竜ヶ岳、遠くは雨乞岳、綿向山などの鈴鹿の山々が一望できる展望は素晴らしかった。
また東北東方向に中央アルプスの白い稜線が薄っすらと浮かんでいた。
ランチを済ませていよいよ福寿草とのご対面。展望地から急斜面を少し下った樹林帯の中のカレンフェルト地帯の斜面にそれは黄色い群落となって咲き乱れていました。それほど広いエリアではないかもしれないが、花の密度は濃く、過去に今畑の廃村で見た光景に比べても遜色なく、むしろ上回るほどの群落に興奮して写真を撮っていた。
南の保月の廃村までは20分足らずで下山。集落の周辺にも福寿草の群落があちこちに見られ、歩き回るのも楽しかった。
保月からの延々8km以上の林道歩きはなんとも長い疲れる歩きだった。なお、この長い林道も途中落石などはあるようだが通行止めになるような障害は無かったので無理をすれば河内からでも車で上がって来ることはできたのかもしれない。
保月の集落跡には、西側からも林道が通じており、福寿草を見に来るならこちら側から車で来て登るのが良かったのかもしれない。
何れにしても見ごたえのある福寿草には大満足の一日だった。
【2019年の山行10回目】
今回の歩行距離:12.4km 2019年の累積距離:131.8km
(内 林道 8.4km)
今回の累積標高:1,200m 2019年の累積標高:10,997m
チャムちゃん こんにちは
もし次回、
保月の集落から鍋尻山へ行くんだったら
権現谷を通るのは結構ヤバイので
R307号線から左に入って河内の集落に行く途中の
来栖の集落から県道139号上石津多賀線
(ぎふけんどう・しがけんどう139ごう かみいしづたがせん)
を行ったほうがイイですよ
でもそれだとちょっと物足りないので
R139から高室林道を通って高室山に登って
山頂の360度の大パノラマ見ながらの
ランチなんてのもいいんじゃないですか???
ビタロさん、こんばんは
保月への行き方は山頂でお会いした方にもそのように聞きました。その方達はそちらから車で上がって来られたようでした。その林道もなかなか大変だそうですね。
どちらからにしろかなりの標高差を駆け上ることになるので大変なのでしょう。もう一人山頂で会った方は、予約の乗り合いタクシーで上がって来られたようでした。
今回、初めてでしたが鍋尻山の福寿草は見ごたえがありました。また、行く機会もあるでしょうから教えていただいたことを参考にさせていただきます。高室山のことも覚えておきます。御池岳がもっと近くてでっかく見えるのでしょうね。
ビタロさんのホームグラウンド、もっといろいろと教えてください
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