記録ID: 1765384
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ハイキング
東海
消滅集落を抜け夏焼山に登る
2019年02月16日(土) [日帰り]
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体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 02:59
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 485m
- 下り
- 482m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 2:55
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 2:57
距離 6.3km
登り 486m
下り 482m
登山途中にある夏焼集落を見学して登山した。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
約1.2kmに及ぶ薄暗い「夏焼隧道」を抜け、4年前に消滅したという「夏焼集落」を通る。時々見られるピンクテープを見逃さず、踏み跡を丹念に辿れば、迷うことはない。 |
その他周辺情報 | 旧富山村に、 土日13時−19時のみ営業の日帰り温泉「湯の島温泉」(420円/人)がある。 |
写真
感想
今回は水窪周辺の観光を兼ね、ツゴノ沢大滝と夏焼山へ登った。
ツゴノ沢大滝の帰路に「塩の道」の名所旧跡を訪ね、道の駅「国盗り」で昼食後、JR飯田線を利用して大嵐駅に向かい夏焼山に登った。
コース途中にある夏焼集落は、随分前から一度訪れたいと思っていた場所である。熊谷家伝記によると、この集落は、戦国時代の終わり頃に滅びた、下伊那床山城主「知久頼氏」の子女のために、地元郷主「熊谷一族」が拓いて与えた山里である。1595年、木を伐り山を焼いて初めて「あわ」を蒔いた。焼いて作り始めたので「夏焼村」と名付けたという。
昭和40年国勢調査によれば8世帯38人をピークに、10年前には3世帯まで減り、4年前まで、たった一人で住んでいたお婆さんが介護施設に入居したのを最後に、誰もいなくなってしまった集落である。
しかし、今回訪れてビックリ!消滅したはずの集落の一軒に、男性とおぼしき洗濯物がベランダに干され、風に揺らいでいる。おいおい!男性一人住んでいるではないか!元住民の一時的な帰省在宅かどうかは、定かでないが。。。
いずれにしても、生活に不便を感じさせる斜面集落だが、南向きの斜面で、日中、陽が昇ればポカポカで暖かい。眼下に佐久間湖を俯瞰する絶景の地であった。
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