ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 176645
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

蛾ヶ岳 四尾連湖〜精進湖 テント泊〜♪ 久し振り〜♪

2012年03月21日(水) ~ 2012年03月22日(木)
 - 拍手
GPS
27:14
距離
22.0km
登り
1,913m
下り
1,249m

コースタイム

1日目
12:22 市川本町駅 12:26
12:41 碑林公園 12:55
13:18 市川大門分岐
14:22 展望台 14:33
15:12 四尾連峠
15:30 水明荘 15:55
16:00 テントサイト着

2日目
07:01 蛾ヶ岳登山道入口
07:28 大畠山分岐
07:32 大畠山山頂
07:39 大畠山分岐戻る
08:11 西肩峠
08:27 蛾ヶ岳山頂 08:41
09:52 折門峠 09:57
10:14 地蔵峠
10:44 林道合流地点
10:57 林道から登山道分岐 11:10
11:28 作業小屋
11:50 三ツ沢峠
13:19 三方分山 13:35
14:16 女坂峠
15:09 舗装道路へ合流
15:40 赤池バス停
天候 21日 晴れ
22日 晴れ後曇り

温度計を忘れたので気温は判りませんが、朝フライシートの裏は凍っていました。
過去天気図(気象庁) 2012年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き 八王子駅〜甲府駅(JR中央本線)- 甲府駅〜市川本町駅(JR身延線)
帰り 赤池〜河口湖(富士急バス)- 河口湖駅〜大月駅(富士急行)- 大月駅〜八王子駅(JR中央本線)
コース状況/
危険箇所等
今回の山行きはfgfgさんの「身延線市川本町駅→蛾ヶ岳→三方分山→精進湖 誰にも会わないルートでした」
を参考にさせて頂きました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-171545.html

お世話になった水明荘さんのHP(縦走路等の参考に)
http://www17.plala.or.jp/suimeisoushibire/index.html

碑林公園〜四尾連湖
 道は明瞭で残り5Km〜残り2Kmまで1Kmごとに標識があります(残り1Kmは見落としたかも)
 整備されていますが崩落気味の場所もあり補助ロープが設置してある場所もあります。
四尾連湖〜蛾ヶ岳
 良く整備されていて安心して歩けます。
 何箇所か痩せ尾根もあります。
 西肩峠から山頂までは急坂です。
蛾ヶ岳〜折門峠
 蛾ヶ岳山頂からしばらくは急坂で補助のトラロープがある所が2箇所あります。
 折門峠は指導表にもありますが、左側に”レ”の字に曲がります。
 直進してしまうと集落に出るようです。
折門峠〜林道合流
 特に問題はありません
 林道は立派な舗装道路です。合流地点に登山ポストらしきものがあります。
 合流地点には車2台程度が駐車できるスペースがあります。
林道から登山道分岐〜三ツ沢峠
 4個目のカーブミラーの所から登山道へ入ります、見落とす事は無いと思います。
 昭文社の地図に作業小屋の近くに水場マークがありますが、
 これが作業小屋の側にある蛇口の事を指しているとしたら
 水は出ませんでした。(通年出ないのか今だけ出ないのかは不明です)
 ここ以外で水場らしい場所は気が付きませんでした。
三ツ沢峠〜三方分山
 三ツ沢峠も”レ”の字状に左へ曲がります。ここも直進すると集落行きのようです。
 トラバースの道で道が斜めになっていて(埋まっていて?)ズルズル滑る場所があります。
 踏み跡が不明瞭な箇所がありますが、ピンクテープが大量にありますので
 迷う事は無いと思います。
三方分山〜女坂峠
 急坂が多く片側が切れている所もありますし、全体的にザラザラしています。
 数箇所崩落地点もあります。
女坂峠〜登山道入り口
 多少石がゴロゴロしている以外問題ありません。
 数本の木橋があります。
 
全体として
 集落にエスケープ出来る箇所もありますが集落までの所要時間や
 そこからのバスやタクシー利用の状況も不明なので、
 歩き始めたら精進湖まで行く事が前提になってしまうと思います。
今日は夜勤明けに直接来たのでおはようございますではありませんが身延線の市川本町の駅からスタートです。
綺麗な駅です。
2012年03月21日 12:25撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
3/21 12:25
今日は夜勤明けに直接来たのでおはようございますではありませんが身延線の市川本町の駅からスタートです。
綺麗な駅です。
本日の目的地蛾ヶ岳は昭文社の地図のタイトルの部分に隠れています。
至蛾ヶ岳としか書いてありません。
(それでも良いお山でした。)
3
本日の目的地蛾ヶ岳は昭文社の地図のタイトルの部分に隠れています。
至蛾ヶ岳としか書いてありません。
(それでも良いお山でした。)
駅前を歩いて行きすぐの丁字路を右に行きしばらくするとこの表示がありますので右に曲がり踏切を渡ります。
2012年03月21日 12:30撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
3/21 12:30
駅前を歩いて行きすぐの丁字路を右に行きしばらくするとこの表示がありますので右に曲がり踏切を渡ります。
左に道なりでも階段を上って直進でも同じ所に着きます。
2012年03月21日 12:32撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
3/21 12:32
左に道なりでも階段を上って直進でも同じ所に着きます。
fgfgさんのレコにもありますが、この看板を見ると右に曲がってしまいそうですが直進です。
2012年03月21日 12:36撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
2
3/21 12:36
fgfgさんのレコにもありますが、この看板を見ると右に曲がってしまいそうですが直進です。
碑林公園到着。
KOEIのゲームを思い出しました。
2012年03月21日 12:42撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
3/21 12:42
碑林公園到着。
KOEIのゲームを思い出しました。
公園の奥に登山道入り口があります。
熊への注意喚起とともに
「四尾連湖まで2時間以上かかります。」
と気楽に入山しないように釘を刺してありました。
2012年03月21日 12:44撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
3/21 12:44
公園の奥に登山道入り口があります。
熊への注意喚起とともに
「四尾連湖まで2時間以上かかります。」
と気楽に入山しないように釘を刺してありました。
1Km毎にこの様な指導標があります。
急坂ばかりではありませんが頑張りました。
2012年03月21日 13:05撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
3/21 13:05
1Km毎にこの様な指導標があります。
急坂ばかりではありませんが頑張りました。
こんな道や
2012年03月21日 13:08撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
3/21 13:08
こんな道や
こんな道です。
2012年03月22日 21:55撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
1
3/22 21:55
こんな道です。
展望台への階段。
落ち葉に埋まっています。
2012年03月22日 21:55撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
1
3/22 21:55
展望台への階段。
落ち葉に埋まっています。
八ヶ岳が見えます。
陽射しが暖かかったです。
2012年03月21日 14:23撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
3/21 14:23
八ヶ岳が見えます。
陽射しが暖かかったです。
崩落気味な所もあります。
ロープが張ってあります。
久し振りのテン拍装備なので慎重に行きました。
2012年03月21日 15:05撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
3/21 15:05
崩落気味な所もあります。
ロープが張ってあります。
久し振りのテン拍装備なので慎重に行きました。
ここまで来れば後一息です。
2012年03月21日 15:12撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
1
3/21 15:12
ここまで来れば後一息です。
四尾連湖方面に下ります。
2012年03月21日 15:19撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
3/21 15:19
四尾連湖方面に下ります。
水明荘到着。
大きな観光地と違って静かで落ち着いた雰囲気が素敵でした。
2012年03月21日 15:56撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
3/21 15:56
水明荘到着。
大きな観光地と違って静かで落ち着いた雰囲気が素敵でした。
山荘です。
2012年03月22日 21:58撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
3/22 21:58
山荘です。
テントサイトまでは湖畔をぐる〜りと歩いて行きます。
荷物を運ぶ一輪車も貸してもらえます。
使いませんよ。
2012年03月21日 15:59撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
3/21 15:59
テントサイトまでは湖畔をぐる〜りと歩いて行きます。
荷物を運ぶ一輪車も貸してもらえます。
使いませんよ。
テントサイトから水明荘を望んで。
2012年03月21日 17:21撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
4
3/21 17:21
テントサイトから水明荘を望んで。
湖面に映る景色が素敵でした。
紅葉の季節にもぜひ訪れてみたいです。
2012年03月21日 17:22撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
3
3/21 17:22
湖面に映る景色が素敵でした。
紅葉の季節にもぜひ訪れてみたいです。
テント張りました。
本日独り占めです。
2012年03月22日 22:01撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
6
3/22 22:01
テント張りました。
本日独り占めです。
湧き水だそうで本当に水が澄んで綺麗でした。
2012年03月22日 22:02撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
1
3/22 22:02
湧き水だそうで本当に水が澄んで綺麗でした。
晩御飯はロールキャベツ入りチリコンカンとクラムチャウダー。
出来合いですが美味〜^^
夕食の雰囲気のためだけにキャンドルランタン持って行きました。
2012年03月21日 19:15撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
11
3/21 19:15
晩御飯はロールキャベツ入りチリコンカンとクラムチャウダー。
出来合いですが美味〜^^
夕食の雰囲気のためだけにキャンドルランタン持って行きました。
朝です。
爆睡してしまいちょっと寝坊しました。
2012年03月22日 22:04撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
1
3/22 22:04
朝です。
爆睡してしまいちょっと寝坊しました。
貰った地図を頼りに蛾ヶ岳へ登ります。
地形図も持っていますよ勿論。
1
貰った地図を頼りに蛾ヶ岳へ登ります。
地形図も持っていますよ勿論。
登山道へ入ってすぐの指導標。
水明荘さんのこの山域への愛情がそこここに感じられました。
2012年03月22日 22:06撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
3/22 22:06
登山道へ入ってすぐの指導標。
水明荘さんのこの山域への愛情がそこここに感じられました。
実際は大畠山は左に上がります。ここは山頂では無いようです。
往復で10分程度の距離です。
2012年03月22日 07:28撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
3/22 7:28
実際は大畠山は左に上がります。ここは山頂では無いようです。
往復で10分程度の距離です。
大畠山山頂。
山頂標はここにありました。
この塔以外特に何もありません。
眺望も無しでした。
2012年03月22日 22:06撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
3/22 22:06
大畠山山頂。
山頂標はここにありました。
この塔以外特に何もありません。
眺望も無しでした。
蛾ヶ岳への道の痩せ尾根。
2012年03月22日 07:44撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
3/22 7:44
蛾ヶ岳への道の痩せ尾根。
良く整備されています。
古いブログ等の写真を見ると、ここはかつて丸太橋だったようです。
2012年03月22日 08:05撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
3/22 8:05
良く整備されています。
古いブログ等の写真を見ると、ここはかつて丸太橋だったようです。
西肩峠にある絵地図。
2012年03月22日 08:11撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
1
3/22 8:11
西肩峠にある絵地図。
西肩峠からは急登です。
「ふぅ疲れたって云う程度」とは水明荘ご主人の弁。
とても良い方でした。
2012年03月22日 22:11撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
3/22 22:11
西肩峠からは急登です。
「ふぅ疲れたって云う程度」とは水明荘ご主人の弁。
とても良い方でした。
山頂到着。
右に富士山!
2012年03月22日 08:27撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
11
3/22 8:27
山頂到着。
右に富士山!
後ろを見れば八ヶ岳!
2012年03月22日 08:27撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
5
3/22 8:27
後ろを見れば八ヶ岳!
隣には悪沢岳〜北岳を背景に四尾連湖。
隠れて欠けて見えますが丸い湖です。
2012年03月22日 08:30撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
6
3/22 8:30
隣には悪沢岳〜北岳を背景に四尾連湖。
隠れて欠けて見えますが丸い湖です。
奥秩父の山々も、中央が金峰山(多分)
2012年03月22日 08:36撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
1
3/22 8:36
奥秩父の山々も、中央が金峰山(多分)
それでは三方分山方面へ下ります。
っと、結構な急坂!
こちらにはトラロープがありました。
写真では分りづらいですが。
2012年03月22日 22:15撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
3/22 22:15
それでは三方分山方面へ下ります。
っと、結構な急坂!
こちらにはトラロープがありました。
写真では分りづらいですが。
しばらくは下り基調、道はフカフカでした。
マイナールート様様。
2012年03月22日 22:16撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
3/22 22:16
しばらくは下り基調、道はフカフカでした。
マイナールート様様。
右や前方に富士山を眺めながらの尾根歩きです。
嬉しい〜。
2012年03月22日 09:16撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
1
3/22 9:16
右や前方に富士山を眺めながらの尾根歩きです。
嬉しい〜。
ここからカメラのバッテリーを持たすためにスマホの写真が増えます。
朽ちて落ち葉に埋もれるベンチ。
by  001HT, HTC
ここからカメラのバッテリーを持たすためにスマホの写真が増えます。
朽ちて落ち葉に埋もれるベンチ。
折門峠。
ここは”レ”の字に曲がります。
2012年03月22日 09:52撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
3/22 9:52
折門峠。
ここは”レ”の字に曲がります。
ちょっとだけ崩落している場所もあります。
2012年03月22日 10:06撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
3/22 10:06
ちょっとだけ崩落している場所もあります。
歩いているだけで楽し〜♪
by  001HT, HTC
1
歩いているだけで楽し〜♪
1度林道に出ます。
by  001HT, HTC
1度林道に出ます。
2台程度の駐車スペースがあります。
登山ポストらしきものもありましたが、使われていなさそうでした。
by  001HT, HTC
2台程度の駐車スペースがあります。
登山ポストらしきものもありましたが、使われていなさそうでした。
通行止めのお知らせと予告。
この先車が通らないので気楽でした。
by  001HT, HTC
通行止めのお知らせと予告。
この先車が通らないので気楽でした。
登山道へ再突入!
by  001HT, HTC
登山道へ再突入!
お地蔵様と青空。
春の陽射しですねぇ、写真には撮れませんでしたけれど蝶も飛んでいました。
by  001HT, HTC
2
お地蔵様と青空。
春の陽射しですねぇ、写真には撮れませんでしたけれど蝶も飛んでいました。
作業小屋。
床はありませんがビバーク出来ます。
by  001HT, HTC
作業小屋。
床はありませんがビバーク出来ます。
トラバースの道に落ち葉が積もっていてラッセル、ラッセル。
by  001HT, HTC
トラバースの道に落ち葉が積もっていてラッセル、ラッセル。
三ツ沢峠。
ここも”レ”の字に曲がります。
ここから三方分山への登りが始まります。
by  001HT, HTC
三ツ沢峠。
ここも”レ”の字に曲がります。
ここから三方分山への登りが始まります。
ここは落ち葉が積っているのではなく、道が斜めっています。
ズリズリして写真で見るよりも怖かったです。
(一番怖い場所では写真撮ってられませんし・・・。)
by  001HT, HTC
ここは落ち葉が積っているのではなく、道が斜めっています。
ズリズリして写真で見るよりも怖かったです。
(一番怖い場所では写真撮ってられませんし・・・。)
稜線に出ました。
疲れたーっ
by  001HT, HTC
稜線に出ました。
疲れたーっ
振り返って、
ピンクリボンてんこ盛り!
by  001HT, HTC
振り返って、
ピンクリボンてんこ盛り!
ここからも急坂が多いですが気持ちイイ尾根歩き再開〜!
by  001HT, HTC
ここからも急坂が多いですが気持ちイイ尾根歩き再開〜!
し・あ・わ・せ
by  001HT, HTC
2
し・あ・わ・せ
三方分山到着!
新しい標識もありましたけれど、こちらの方がかっこよかったので。
by  001HT, HTC
三方分山到着!
新しい標識もありましたけれど、こちらの方がかっこよかったので。
そして正面には大きな富士山ドーン!
泣きそう・・・。
2012年03月22日 13:26撮影 by  FinePix REAL 3D W3, FUJIFILM
11
3/22 13:26
そして正面には大きな富士山ドーン!
泣きそう・・・。
山頂の雰囲気はとても良かったです。
by  001HT, HTC
山頂の雰囲気はとても良かったです。
もう1度富士山。
って云うか、ず〜と富士山眺めていましたけど。
by  001HT, HTC
3
もう1度富士山。
って云うか、ず〜と富士山眺めていましたけど。
それでは下山。
こんなのどかな道が続くと思ったらかなりの急坂が続きました。
甘くないデス。
by  001HT, HTC
それでは下山。
こんなのどかな道が続くと思ったらかなりの急坂が続きました。
甘くないデス。
女坂峠到着。
結構疲れました。
ここからは安心の登山道(本来そんなもの無いかな)。
by  001HT, HTC
女坂峠到着。
結構疲れました。
ここからは安心の登山道(本来そんなもの無いかな)。
木橋を数本渡ってそろそろフィニッシュ!
by  001HT, HTC
木橋を数本渡ってそろそろフィニッシュ!
舗装道路まで後少し。
by  001HT, HTC
舗装道路まで後少し。
疲れた体にはありがたいニャーゴ様。
なごむ〜
by  001HT, HTC
10
疲れた体にはありがたいニャーゴ様。
なごむ〜
精進湖到着。
ちょっと雲行き怪しかったですが一安心。
by  001HT, HTC
1
精進湖到着。
ちょっと雲行き怪しかったですが一安心。
ヘラ鮒発祥の地だそうです。知らなかった。
by  001HT, HTC
ヘラ鮒発祥の地だそうです。知らなかった。
舗装道路を歩きながらも大きな富士山。
そろそろサヨナラだね。
by  001HT, HTC
5
舗装道路を歩きながらも大きな富士山。
そろそろサヨナラだね。
赤池バス停到着。
何だかめいっぱいな2日間でした。
お疲れ様です。
by  001HT, HTC
赤池バス停到着。
何だかめいっぱいな2日間でした。
お疲れ様です。

感想

 このところ最低気温も高くなりそろそろテント泊を再開したくなってきましたので
以前から気になっていた四尾連湖湖畔のキャンプ場へ行ってきました。

 四尾連湖(しびれこ)の名前も印象的ですし、側にある蛾ヶ岳(ひるがたけ)も
何故この字でヒルガタケなのかも不思議で気になっていたという事もありましたし、
どなたかのブログの写真での風景が綺麗だったのと紹介文に
「管理棟と駐車場のある場所からテントサイトまで離れていて人気が無いのでは?」
との趣旨の文章があり、それならば静かな宿泊が期待できそうなので
1度訪れてみたいと思っていた場所でした。

 実際は離れているといってもオートキャンパーさんにとっての離れているで、
山屋さんにとってはなんでもない距離(5分程度)です。

 山のテント場ではなくあくまでもキャンプ場ですので水道も非水洗トイレも
ありますし電気も点きますのでこの便利さをどう思うかは人それぞれだとは思います。


 市川本町まで身延線で向かうのですが、初めての身延線の運賃支払いシステムに
戸惑いました。
 乗車はどのドアからでも良いのですが降車は1両目の最前のドアからのみで
支払いはその時に運転席にある料金支払機に投入します。(一部の駅では駅で精算出来る様です)
乗車時に整理券を取るのもバスと同じで、PASMOやSuicaは使えません。
 私は甲府駅でそのまま身延線に乗り込んでしまった為Suicaの精算が出来ず
後日大月駅でその旨伝えて精算しました。
甲府駅で乗り換えるときの正しい精算手続きの仕方はまだ理解出来ていません。

 市川本町駅で降り碑林公園へ向かいます。
不思議な雰囲気がする碑林公園奥にある登山道から登り始めると程なく初老のご夫婦と思われる
方達と擦れ違いました。
このお二人が2日間の山歩き中に出会った最初で最後のハイカーさんでした。

 登山道はごく普通に整備された道で歩きやすく、八ヶ岳が望める展望箇所もあり楽しいコースでした。
ただ久しぶりのテント装備にだいぶヘロヘロ&ノロノロではありましたけれど・・・。

 四尾連湖湖畔の水明荘に到着すると大旦那さんに歓迎して頂きました。
ロビーに飾ってある四尾連湖や蛾ヶ岳の写真を見ながら、
昔冬には湖面にスケートが出来るほどの氷が張った事やブラックバスが繁殖するまでは
ワカサギが釣れた事、武田信玄の住む躑躅ヶ崎館から見て昼に太陽が来る事から
ひるヶ岳と呼ばれそこから何故か蛾ヶ岳に転じた事などを話して頂きました。
 また蛾ヶ岳までの道の説明と精進湖までの縦走路の説明が書かれた紙もここで
貰うことが出来ました。
 冬季は水道の凍結防止のため水はここで補給してもらいます。

 キャンプ場は要予約という事で電話した時に、多分貸しきりと言われた通り
誰もいませんでした。
 テントサイトは数箇所に分散していて全部でファミリータイプのテントを50張りくらいは
出来そうな広さがあります。

 白樺の木の下にテントを設営して湖畔を散策しました。
周囲1.2Kmの湖は周りを山に囲まれていて眺望はありませんが落ち着いた隠れ里の様な
風情があり、水は湧き水の為とても澄んでいて夏場は気持ち良さそうですし、秋の紅葉シーズンも
かなり期待出来そうに思いました。

 食事をして星空を眺めシェラフに入って少し横になったとたんに眠ってしまい
8時間以上の爆睡!6時の予定が7時出発と完全に出遅れてしまいました。

 蛾ヶ岳までの道はキツめの登りや痩せ尾根、眼下に眺められる四尾連湖など
飽きさせない道が続きます。
 山頂は広くはありませんが、富士山や南アルプスの山々,八ヶ岳,奥秩父などが一望できて
一気にテンションUp!もっとゆっくり眺めていたかったのですが、スタートが遅れたので
中休止程度で先を急ぎました。

 蛾ヶ岳から精進湖への下りはトラロープのある急坂で相変わらずビビリながら下りました。
いつまでたっても下りは苦手です。
 しばらくの下り部分が過ぎると正面や右側に富士山を眺めながらの
素晴らしい落葉樹の尾根が続きます。
 林道へ合流するまではこのフカフカの尾根歩きを楽しみました。

 林道から再度登山道へ入ると植林基調になりますが天気が好いせいか
特に悪い気はしませんでした。

 しかし三ツ沢峠から先は少々雰囲気が変わります。
自然林の素晴らしさは相変わらずなのですが、トラバースの斜面に道らしい道が失われかけ
砂と落ち葉が積もって斜めになった地面は谷側にズルズル滑りやすい感じでした。
 こういう地形での正しい歩き方というのを知らなかったので、
取りあえず斜面につま先を蹴り込みながら通過しました。

コースも不明瞭になりがちでしたが、大量のピンクリボンで迷う事はありませんでした。
このリボンは水明荘の御主人が付けたものだそうで、
この縦走路への御主人の愛情が感じられましたし、とても助かりました。

 稜線へ出てそこそこの急坂を登りきり三方分山の山頂へ到着したとたん、
とてつもなく見事な富士山が目の前に飛び込んできました。
 稲村岩尾根を登りきった時に広がる鷹ノ巣山の眺望にも似た感激があり
思わず他にハイカーさんがいるかどうかも確かめずに
ヒャーともホーともつかない歓声を上げてしまいました。
幸い誰もいませんでした。

 このエリアで登った事がある山は三つ峠しかなく
それもガスガスで全く富士山が見えない山行きでしたので、
これ程大きな富士山を見るのは生まれて初めての事なので少し怖いくらいの感動でした。

 ここで大休止の予定だったのですが、暗い雲が出てきて風も強くなってきたので、
名残惜しくはありましたが、最後に雨に降られる展開は避けたかったので下山することにしました。
結局その後も雨は降りませんでしたが、ゆっくりご飯を食べていたら
バスに間に合わなかったかもしれなかったので、それで良かったようです。

 ここからはメジャールートで安心という変な思い込みがあったのですが、
片側が切れ込んだザラザラした急な下りもあり結構気を使いました。

女坂峠からは安心できる広い道がほとんどで、途中の沢で手と顔を洗い
登山道が終わる手前で着替えをして赤池バス停まで舗装道路を歩き
今回のテント泊縦走は終了しました。

 赤池バス停の側で強くなってきた風に吹かれ、じんわりと広がる疲労感を感じながら
バスを待っている時間もまた良いものでした。


 久しぶりのテント泊、色々な事がギュッと詰まった充実した山行きでした。

【四尾連湖】
秋の紅葉の季節にはまた行きたいな〜♪

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3409人

コメント

おーっテン泊でしたかっ!
早々にテン泊されてきましたかっ、素晴らしい〜〜

こんにちわ、udou1192さん。
ぬくぬくと小屋泊してきたHorumonです(;^ω^)
テン泊、お疲れ様でした。

蛾ヶ岳と三方分山、どちらも山梨百名山ですねっ
いずれは制覇したいと思っていたので参考になります。
早速お気に入りに登録させて頂きました(;´∀`)

オートキャンパーの友人夫婦もそろそろキャンプを
したいと言っていたので、そんな彼らを連れて行っても
いい感じのキャンプ場ですねφ(`д´)メモメモ...

なんで下山中にネコちゃんに会うと普段以上に
癒されるんでしょうかね??と、ふと思いました(;^ω^)
2012/3/23 18:05
ぬくぬく良いですよねぇ〜
Horumonさん、こんにちは

いい歳をして初対面が苦手なので小屋泊はハードル高いなっと思い
気楽なテント泊のみなudou1192です。

Horumonさんのレコに比べて客観性や観察が足りない私のレコを
お気に入り登録していただいて嬉しくもあり、恥ずかしくもありといった感じです。
ありがとうございます

 実はここに決める前にもう少し標高の高い山を考えていまして
暖かめのシェラフをカードでつい・・・
という訳でテント泊でもぬくぬくで寝坊してしまいました

水明荘のテントサイトは一部直火もOKみたいでしたから、
大人数で行くと楽しいかもです。

雲取山には今年必ずテント担いで行くつもりですが、
他に良いテント泊山行きコースがあればレコで紹介お願いしますね
2012/3/24 13:38
晴天で良かったですね
udou1192さん

こんにちは、fgfgです。
私の拙いレコを参考にしていただくなんて、恐縮です。

日頃の行いが悪いのか自分の時は曇天で、富士山は全く見えませんでした。それと、南アは悪沢岳まで見えるんですね。羨ましいです。

udou1192さんも出会ったのは、私と同じ二人だけなんですね。蛾ヶ岳を過ぎると本当に誰もいませんね。
でも自分の時はすれ違っていないのに、違う二人分の足跡が登場してビビりました。さらに、熊鈴の音が聞こえてきたのに人の姿は見つからず、、、走って逃げようかと思いましたよ。

あと、三方分山手前の稜線に出るまでの枯葉の道は、物凄く斜めになっていて歩きづらかったですね。枯葉が多すぎて、大量の赤テープがなければ迷いそうな道でしたね。

udou1192さんの他のレコを拝見しましたが、物凄いペースで登られていますね。真似したいところですが、現在甲府に単身赴任中で週末は東京に戻っていることが多いので、なかなか山に行けません。でもudou1192さんのレコを参考にして計画してチャレンジしたいと思います。

これからもレコを楽しみにしています。
2012/3/26 22:58
レコはとても助かりました。
fgfgさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

 私はもっぱら奥多摩のメジャールートばかりを歩いているので、
興味はあれども昭文社の地図にも載っていない山に行く事にかなり不安があったのですけれど、
fgfgさんのレコで紹介されていた”市川三郷町の地図”のpdfやレコのコース状況の説明を拝見して、
自分でも歩けそうだと判断できたのでとてもありがたかったです。


 実際歩いてみてすっかり気に入ってしまいましたけれど、
人よりもカモシカの目撃数の方が多かったあの寂しい山域で、
何処からともなく熊鈴の音が聞こえてきてっいう状況はビビるの分る気がします。

 それにしても勝沼ぶどう郷駅を過ぎてからの車窓からの眺めは本当に素晴らしいですね、
あれ程の景色を毎日眺めていながらその山に登る時間が持てないのはさぞや・・・っとお察し致します。

 私の人生最高地点はまだ大菩薩嶺なので今年こそ八ヶ岳や仙丈ケ岳をと狙っている感じなので、
fgfgさんの過去のレコなどを参考にして2500m越え、そして南アデビューを果たせたらと考えています。

ビールの美味しい季節にはfgfgさんの山行きの時間が多く持てるようにとお祈り申し上げます。
2012/3/27 14:51
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら