二子山中央稜全6P
コースタイム
抜け口から股峠まで30分ぐらいか
天候 | 晴れ 日陰はかなり寒い |
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過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
二子山西岳頂上から股峠方面への下山は超急傾斜でさらにこの日は雪がところどころ凍結していて非常に下りづらかった。要注意です。 なお参考にした雑誌(山と渓谷2010年九月号)には西岳からローソク岩へ南面を直接下れる道があるように書いてありましたが、どれだけさがしても下降できる可能性のある踏み跡をみつけられませんでした。本当にあそこを下るのだろうか?やはり北面の登山道を股峠に向かっておりるのが無難な気がします。 また中央稜を懸垂しているパーティーもいましたが、ロープがスタックしてたいへんそうでした。 |
写真
感想
マルチピッチクライミングです。
山と渓谷2010年9月号の特集を参考とする。ぼくにはちょうどいいグレードでかつ岩の安定したすばらしいルートばかりがのっているのでひとつずつ登っている。
今回は秩父の二子山の中央稜。いわずとしれたハードルートの有名エリアだ。
林道をすすみ北登山口前の駐車スペースから入山。股峠から中央稜とりつきへ。
取りつき前には赤いドラム缶がある。
1P リード:CAPP
凹角からピナクル状を登って右のテラスへ。
日陰はかなり寒い。パタのキャプリーンロングとコットンのTのみ。寒い。
2P リード:O川
いくつかラインがあり迷う。左のカンテ付近を登る。いがいにランナウトして
しまった。しかし寒い。手の感覚がなくなるのでフォローでも怖い。
3P リード:CAPP
核心ピッチ。核心まではまあ簡単といえるがやはりナチュプロはあるとうれし
い。あれをノープロでいくのはちょっといやだな、最近地震多いし。
カバフレークをすすむと突然2本のボルトがあらわれ、その先が核心、
甘目のフレーク状とスメアでのレイバック。うーん怖い。しばしもじもじ。
手のかじかみがやばいので思い切って突っ込んで抜けた。
そのあとはボロハーケンくらいしかプロテクションはない。カムあってよかっ
た。 3Pをぬけると別世界のあたたかさと展望のある幸せテラス。
4P リード:O川
ボロ目のピッチ、一応いっかしょ、ハーケンでプロテクションをとる。
5P リード:CAPP
快適なピッチ。比較的岩も安定していて、日当たりもいい。きもちよく登れる
。当たりピッチですね。ただ終了点の足元は大き目の浮き石多いので注意。
6P リード:O川
5Pの終了点から右上。かなりボロく、浮き石に気をつかう。なんとなく登ってい
くとところどころボロハーケンが現れる。しばらくすると灌木帯になり、中央稜
終了。あとは歩きを20mほどで西岳の稜線。
**このルートつるべで登るなら奇数ピッチがおいしいですね。
o川さん、ボロボロピッチばかりになってしまい、すいませんでした。
下降はさんざん探したが結局一般登山道を股峠まで歩くのが楽にかんじた。
ただ一般道といってもかなりの急坂です。
〆は祠エリアで10aを一本。ふたりそろって一撃。花粉がひどいので早めの撤収。
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