伯耆大山(弥山)
- GPS
- 04:05
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 934m
- 下り
- 921m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り、ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
南光河原の駐車場は一部凍結していたが、問題なく入れる状態だった。 |
写真
感想
週末の晴れを待っていてもなかなか晴れず、代わりに天気が良い日に会社に閉じ込められる日が続き、憂鬱だった。
なので、22日(木)に会社を休んで大山へ行ってきた。
天気予報では昼前まで晴れ、その後曇り。当然日の出ごろから歩き始めようと思ったが、準備が遅く情報館の下の駐車場を出たのは6:30。
南光河原の駐車場からアイゼンを装着して入山する。
一昨夜に5cm程度雪が降ったようだが、トレースは幅広く踏まれている。
進んで行くと徐々に傾斜が増し、はっきりとした尾根になる。
トレースは硬く、傾斜がキツいところでは足先をかなり開かなければ辛い。
そして急な登りをこなしていると、「暑さ」という問題が起こり始める。
上は厚手のシャツにアウターシェル。ベンチレイターとザックのウェストベルトを開放して冷却する。
下は3シーズン用のパンツにオーバーパンツ。中のパンツを脱ぐのが面倒なのと、オーバーパンツを脱ぐとゲイターが無いので、こちらはオーバーパンツのサイドジッパーを開放して冷却する。
5合目を過ぎ木もまばらになってくると、西から強い風が吹きつけてくる。一歩一歩が左に振られる。ザラメ雪が飛んできて痛いときは進めないので背中を向けて耐える。
再び歩こうとすると、吹き付けられた雪で前の人のトレースが消えかけているところもある。
8合目からは傾斜が緩くなり、スムーズに歩いて8:50に弥山へ到着する。
360°の展望を目に収め写真を撮ろうとしていると、北から厚いガスが襲来してきた。
剣ヶ峰、烏ヶ山〜蒜山のほうは間に合ったが、道後山や三瓶山のほうは間に合わなかった。
あと2〜3分遅かったら何も見えなかったので幸運だった。
風が強く物が飛んだら困るので、避難小屋に入ってフリースを着込み、パンを齧って休む。
外は依然として真っ白だが、天気の好転が期待できないので下山することにする。小屋から出たところ、本当に真っ白で何も見えなかったので「人生初のホワイトアウトか?」と思ったが、サングラスのレンズが曇っていただけだった。やはりこのバラグラバ(○ン○ル製)は通気性が悪いのでダメだ。
サングラスを外すとトレースがはっきり見え、遭難防止のポールも最低1本は見えたので、慎重に進めば問題なく下山できそうだ。
判断力を養うのにちょうど良いなと思っていたが、たった2〜3分でガスから抜け、先に歩いていた人の姿が見えたので、少し残念だった。
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