硫黄岳 暴風なり

2019年04月07日(日) [日帰り]

• GPS: 09:04
• 距離: 17.8km
• 登り: 1,271m
• 下り: 1,256m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:37
• 休憩: 1:25
• 合計: 9:02

3:33 桜台駐車場（下）
4:19 4:21 桜平駐車場（中）
4:35 4:35 桜平
5:16 5:33 夏沢鉱泉
6:40 6:50 オーレン小屋
7:20 7:20 夏沢峠
7:24 7:32 ヒュッテ夏沢
8:54 8:55 硫黄岳
9:34 9:51 ヒュッテ夏沢
9:53 9:53 山びこ荘
10:06 10:33 オーレン小屋
10:59 11:01 夏沢鉱泉
11:15 11:15 桜平駐車場（上）
11:20 11:20 桜平
11:42 11:43 桜平駐車場（中）
12:35 桜台駐車場（下）

天候

曇り&暴風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【桜平(下)駐車場】利用
積雪凍結なし
初めてここまで車で入りました
山の神分岐駐車よりはるかに楽
2kmのアドバンテージは大きい

【桜平(中)駐車場】
明け方凍結時でなければ普通に上がれそう
シカの遊び場になっていました

【桜平(上)駐車場】
腕と度胸次第!?
私は遠慮してコツコツ歩きます

コース状況／危険箇所等

【桜平(下)〜桜平ゲート〜夏沢鉱泉】
1700m辺りから積雪あり&日の出前はアイスバーン
溶けた氷でつるっつるです
登りは場所を選んでツボ足でいけましたが、下りは桜平までアイゼン付けっぱなし

【夏沢鉱泉〜オーレン小屋〜夏沢峠】
きれいなトレースがあります
オーレン小屋から上は雪も締まっていて歩きやすかった

【夏沢峠〜硫黄岳】
樹林帯を超えるとトレースが所々消えていました
いくつか交錯した跡もありますが、岩を巻くまでの急登はほぼ直登が◯
緩めの雪+ハイマツが出ているので、トラバース気味に歩くと逆に危険
岩を巻いてから頂上までは岩と雪のミックス
全般的に道は歩きやすいです

トレースを崩す美しくない尻セードがチラホラ...残念

写真

4/7 3:34

今日は楽をして桜平(下)駐車場スタート
駐車場ぼっちです

4/7 4:36

桜平あたりから全面的な雪道に
アイスバーン多発なので、隅っこをツボ足で

4/7 6:08

夏沢鉱泉を超えると雪もたっぷり残っています
アイゼンもしっかり効きます

4/7 6:47

晴れ予報だったのに、どうもその気配なし
上空はゴーゴーいってます

4/7 7:23

夏沢峠から暴風
東側の空は真っ黒
早いとこ登ってしまおう

4/7 8:09

天狗と稲子岳東壁が顔を見せます
ビュービューいってます

4/7 8:09

暴風はさらに悪化
しばらく岩陰に避難

4/7 8:10

こうして見ると結構な急登
4人パーティーが根石岳方面へ向かわれます
（手振ったけど見えないよね）

4/7 8:12

暴風もおさまるわけないので、とりあえず進みます
岩を巻けば傾斜も緩くなるし

4/7 8:31

しかし、ここからが爆風
さっきまでの風がかわいいくらい

4/7 8:45

あとちょっと
風がさらにヤバくなる
この山は稜線が広いのが幸い

4/7 8:46

天狗岳キレイだなー
あっちもこんな感じだろうか

4/7 8:48

頂上直下のケルンに避難
行くか戻るか、しばらく一人会議

4/7 8:49

あと数100mくらいだし、ラストいきます
頂上ではグローブも外せず、写真も撮れず2秒で下山
なので、これが最後の写真に

4/7 9:29

安全圏に戻ってきました
この時ばかりは樹林帯大好き

4/7 10:16

オーレン小屋にて
やっぱコレ

4/7 10:36

ネパール研修に惹かれます
でもカップラーメンしか作れないし男性だしな

4/7 11:01

夏沢鉱泉も今日はひっそり
立ち寄らずにそのまま下山します

4/7 11:03

雪解けが進んでます

4/7 11:03

アイスバーン

4/7 11:08

桜平まではまだこんな感じです

4/7 11:42

桜平(中)駐車場あたり
下りてきてこの辺りをのんびり歩くのは好き

4/7 12:37

無事終了
この後すぐに本降りの雨になりました

撮影機器：

PowerShot G9 X Mark II CANON

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ ゴーグル 毛帽子 靴 ザック アイゼン チェーンスパイク ストック ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト ナイフ カメラ

備考

そろそろインナーも着替えが必要な季節

感想

nori813

前日の予報では風速30m(?)
しかし快晴予報だし、稜線の広い硫黄岳なら...と、ダメ元で登ってきました

が、やはり当たり前に暴風
30mはいかないまでも、頂上直下は立っているのがやっとなくらい
最終近くのケルンに隠れて、少し風がおさまった時を見計らって、最終アタック
片足だけ頂上タッチ、霞む主峰群をちらっと見ただけで逃げる様にケルンに再退避しました

夏沢峠から根石〜天狗へ、と思っていましたが、天候も悪化しそうだし、即下山
午後は雪になったでしょうか
山の神様にお礼のお参りをした瞬間、下界は本降りの雨になりました

そんなこんなでしたが、人も少なく、それなりに楽しい登山に
暴風も、風の温度は春ですね