硫黄岳:マニアックなラインで周回


- GPS
- 09:14
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,525m
- 下り
- 1,506m
コースタイム
天候 | 晴れのち吹雪のち小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
乗鞍大権現からの稜線は南側に雪庇が多数 硫黄岳から三角岩へのトラバースは視界不良だと迷うリスクあり |
その他周辺情報 | 平湯民族資料館の露天風呂 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(mhmパウダーケグ32)
スキー板(ディナフィットバルトロ 158cm)
ビンディング(G3タルガアッセント)
クトー(G3アッセントクランポン)
テレマークブーツ(スカルパT2X)
セルフアレストピック(BDウィペット×2)
ヘルメット(ベアールアトランティス)
ビーコン(マムートエレメントバリーボックス)
プローブ(オルトボックス320cm)
スコップ(BDディプロイ)
ヘッドランプ(ペツルアクティック)
クランポン(BDセラッククリップ)
サングラス(オークリーレーダーパス)
ゴーグル(スワンズRUSH-XED)
日焼け止め
リップクリーム
ビーニー(BD)
ヘルメットビーニー(BD)
ヘルメットビーニー(テルヌア)
ヘッドバンド(マムート)
バラクラバ(ホグロフス)
テムレス
インナーグローブ
予備グローブ(マウンテンハードウェア)
スキーシール(BDグライドライトモヘアミックスカスタムSTS)
シールワックス
スキーワックス
カメラ(CANON IXY32S)
GPS(ガーミンeTrex20J)
スマホ
携帯
予備電池(単3
単4
モバイル用)
予備ランプ
ドライバー(+
-)
コンパス
笛
ナイフ(ビクトリノックススイスチャンプ)
飲料
行動食
防寒着(ユニクロウルトラライトダウンジャケット)
ファーストエイドキット
|
---|
感想
今日は平湯周辺ピークで登頂が残っていたマニアックな硫黄岳を目指すことにした。
板をスキー場にデポして平湯野営場の駐車スペースに行くとktn92さん!と声を掛けられた。
何とtooruohさんではないですか。山好き(スキー)な東海人はやはり行動が似てますね。
四ツを登る予定だったらしいのですが、私の予定していた素敵なラインも楽しそうですねとなって一緒に登ることとなった。
先にスキー場を出発し、ゆっくりとtooruohさんを待った。
平湯尾根は相変わらず登りやすい道です。
天気は下降予定だが、昼過ぎまでもてば硫黄岳から四ツを目指し、だめなら金山岩からワサビ谷にでも下りようかと考えていた。
金山岩手前の森林限界付近まで来たところとりあえずはまだ天気は持っていた。
単独なら躊躇する条件であったが、パートナーがいたことから予定通り硫黄岳へ向かうこととした。
硫黄岳への稜線は南側に大きな雪庇が発達し、アップダウンも多く、たまに北側に崖も出てくるので、慎重に歩く。ここでホワイトアウトなら危険だ。
tooruohさんはピークに拘らないとおっしゃっていたが、私が拘ってピークを踏む。
しかし、既に目の前の三角岩も見えなくなり、ホワイトアウトな状況だ。
一旦丸山方面に進んで、2500mほどの沢床へ下りる。ここは姫ヶ原と言うらしい。
少し標高を上げながら、三角岩の裾の平坦地を目指す。視界のない中、GPSを頼りに登ると三角岩の真横に出た。天気が良ければ素晴らしい展望だったことだし、四ツのピークを目指しても良かったのだが、こんな天気では止めましょうとここから滑走の準備に入る。
レアな池のある窪地を通過するが、ホワイトアウトで普通に立つのがやっとのこと。
周りの岩を目印に下っていくとようやくパウダーランの開始だ。
どんどん高度を下げ、樹林帯のパウダーを満喫する。今日は4月ですよね〜、有り得ません。
渡渉点まで辿り着くと、ME-JINさんたちがダイブする崖に出た。当然天国チームの私はそろりそろりと安全に。(笑)
ブリッジはまだ何か所か渡れそうでした。
最後の沢地形はモナカの洗礼であったが、マニアックでも楽しいラインが引けました。単独ならだめだったかもしれません。お付き合いいただいたtooruohさん本当にありがとうございました。
ktn92さんとは山の中でバッタリ会ったり、ニアミスしたりしていて突然会うことには慣れてきていた(笑)今日は駐車場で硫黄岳を目指しての周回コースを計画していると仰る。そんな、魅力的なルートを聞かされて後先考えずに思わず同行を申し出てしまった。気持ち良く受け入れていただき出発はしたが、すぐにお荷物になってしまっているな(汗)と気づいた。にも関わらず優しいktn92さんは嫌な顔一つせずに最後まで付き合ってくれました。充実した一日をどうもありがとうございました。感謝!
山スキーの機動性を活かした楽しい周回コースでしたが、自分が足を引っ張らなかったら四ツ岳も回れたかもしれませんね・・・後、天気が良かったら言うことなしですかね。
これに懲りずにまた、よろしくお願いします。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
硫黄岳の稜線はまだ未踏の場所です。何時かは行かないとな〜と思いながら放置でした。この時期天候は安定のはずですが、やはり今シーズンは後半のほうが雪が多くなってきていますね。不思議です。昨年は3月4月の雨で壊滅状態でしたが・・・
もう少し平湯のシーズンは続きそうですね。
天気が良ければ大展望稜線歩きでしたが、これも山スキー。
稜線歩きはアップダウンも多く、うろこ板が楽しめそうでした。
雨が降らなければ、まだもう1週間ぐらいはパウダーを十分楽しめそうな感じです。
硫黄岳は目立たない山です。
冬季ワンシーズン中、山スキーなら1パーティーが登頂するかしないかのピークだと思います。
どうせならその勢いでさらにお隣の大丹生岳や烏帽子岳もゲットしましょう。
不遇の山、硫黄岳への稜線歩きは以外と楽しかったです。
大丹生岳、烏帽子岳も行ってみたいですね。
平湯から行けるかな?
スカイライン経由なら行けますよね?
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する