塩山桃源郷:その名に恥じぬ彩り豊かな咲きっぷりと眺望、半袖隊長、一葉の里コースを行く
- GPS
- 04:34
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 378m
- 下り
- 366m
コースタイム
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 4:29
累積標高(上り): 438m /累積標高(下り): 420m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
★EK度数:19.55=13.07+(438÷100)+(420÷100÷2)
→→→判定「●EK16〜24未満 比較的楽」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
【参考ガイド】甲州市/同観光協会ホームページ
●ある〜くこうしゅうモデルコース:一葉の里コース【歴史】
https://www.koshu-kankou.jp/course/ichiyou.html
●甲州市塩山エリアガイドマップ
https://www.koshu-kankou.jp/pdf/enzanareamap.pdf
天候 | 晴れ晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
【復路】塩山駅16191743高尾駅17451849新宿駅1856地元駅 (注)JR区間は「北海道&東日本パス(普通列車限定)10,850円/連続7日間有効」を利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況【】 ^賤佞領ぅ魁璽 甲州市設定の桃源郷を巡るハイキングコースで、舗装路ばかりで危険箇所はない。 道標が随所に設置されているが、地図に載っていない農作業道も多いので、道を間違えやすい。 農作業繁忙期には、邪魔にならぬよう配慮して歩くこと。 塩ノ山 甲州(塩山)市民の山。よく整備され危険箇所なし。 |
その他周辺情報 | ★トイレ:ハイキングコース各所、但し塩ノ山にはない ★食料調達処:せず(塩山駅のNewDaysは6時50分から営業中) ★酒類調達処:NewDays塩山駅 ★お土産処:買わず ★飲食店:寄らず ★温泉:旅館ゆばた(塩山温泉街/塩山駅北口徒歩5分…宏池荘のはす向かい) http://yubata.com/onsen.html …宏池荘が定休日(水・木)だったので、観光案内所の案内で飛び込みで行ったみたら(HPでは日帰り温泉に触れていないが)500円で入浴できた。 |
写真
感想
[登録:2019/4/28]
塩山桃源郷のモモの花がちょうど見頃になったと聞き、善は急げとばかりに始発電車で出掛けました。
事前に塩山市HPをググってみたところ、市が制定した「一葉の里コース」が塩山桃源郷を巡るには最適と知り、ほぼ忠実にその道筋を辿りました。
(実際には、前半部分で間違えて大回りしている箇所があります。)
細い農作業道をもルートに組み込まれており、さすが地元をよく知る方の設営だと感心しました。
まさに桃源郷を楽しむにはピッタリの時季で、よく晴れた青空の下、モモの花を始めとして、スモモ、ハナモモ、サクランボ、ブドウ、菜の花、タンポポ、モクレン、遅咲きのサクラなどが躍動していました。
また富士山やアルプスはもちろん、小楢山・黒川鶏冠山・乾徳山の3山を中心に、甲府盆地北側を取り囲むように連なる山並みが見事でした。
歩くには実に好い天気で、朝方はまだ冷たく感じるも、日が高くなるにつれ、次第に暑さが増して来ました。
せっかく塩山に来たのだから…と、塩ノ山にも登って来たのですが、ちょうど真っ昼間で暑いこと、暑いこと…たっぷり汗を掻きました。
下山してから、いつもの宏池荘で温泉に入ろうと思い行ってみたら「本日定休日!」
がっくり…でしたが、駅に観光案内所があったことを思い出し、電話して他に入浴できるところがないか尋ねてみたら「ゆばた旅館に聞いてみたら…」と。
とにもかくにも押し掛けてみたら「いいですよ〜」と。
他に客人はおらず、拙者一人で「独占、大人の時間!」でした。
今回歩いた道は「一葉の里コース」と名付けられています。
市のHPでは「明治の女流作家 樋口一葉の両親が生まれ育った甲州市塩山エリアをめぐるコース」として紹介されており、決して一葉本人が生まれ育ったわけではありません。
「24年という短い生涯の間、この地に一度も訪れたことがない一葉」とも記述されていますが、コース途中にある慈雲寺境内入口には、幸田露伴が碑文を書いた一葉の文学碑が建っています。
これらの事情から、一葉が生まれ育った地を辿るかのようなコース名が付いていますが、それよりも「桃の花堪能コース」あるいは「桃源郷周回コース」などと名付けた方が、さらに現実を現してるように思いました。
その方が観光客(含むハイカー)もたくさん来るんじゃないかしらん?
余計なお節介でしたが、手軽に歩ける(アクセスはよい、高低差は少ない、全線舗装あるいは簡易舗装路)割にはビックリポンの眺望と彩りを楽しめます。
まだGW中でも間に合うんじゃないえしょうか?
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
コメント
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半袖隊長、こんにちは。
塩山の上の方は遅くまで桃の花が見られていいんですよね。
私も5年も前ですが、一葉の道を歩いて大菩薩峠へ行きました。
大菩薩ラインの旧道的なイメージでしょうか。
4月下旬でしたが、盆地ではとっくに終わった桃の花がピークだったのを記憶しています。
同じ果実でも、最近いろいろな種類が出ているので花の判別が素人では難しくなっていますね。
同じ白い花でも、スモモの枝は横へ伸びて、サクランボは上に伸びるイメージだそうです。
ちなみに6/70は花びらが八重なので花モモ、9/70と10/70はブドウではなくスモモだと思います。
こんにちわ。
まさに桃源郷ですね。すごくきれい!
栃木に行ってらっしゃると思っていたら、今度は山梨。あっちこっちに遠征ですね。
甲府盆地一帯が桃源郷ですが、主に笛吹・新府・塩山の三つでしょうか?
ソメイヨシノとは異なり、桃の花は濃いピンクなので、遠目からでも目立ちますね。
「淡」が好まれた西行法師の頃の日本とは異なり、次第に「濃」が好まれるようになってますね。
栃木の次は山梨…暇に任せてJR東日本パスを利用できるからこそ。
その次は会津⇒阿武隈⇒仙台⇒北上とつながりますが、レコ作戦が面倒くさくてサボっています。
隊長
少し標高を上げた山沿いは、花の咲き具合が1〜2週間違いますね。
実のなり具合も同じように時期に差が付けば、収穫期が分散されて、供給側(農家)にとっても都合がいいのかもしれませんね。
スモモが横で、サクランボは上…なるほど
確かに9/70と10/70は枝が横展開ですね。
拙者は横に伸びるのはブドウだけだと思っていました。
桜にも八重桜があるように、桃にも八重桃があるんですね。
それが花モモなんですね
花びらの色と濃淡でしか判定できないのが辛いところです
隊長
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