524 至仏山



- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 834m
- 下り
- 834m
コースタイム
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 7:03
天候 | 20日快晴、21日高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
<参考> 駐車料金 戸倉駐車場 1,000円/日、鳩待峠駐車場 2,500円/日、乗合タクシー980円/1人一律 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はなし。昨年より雪が多いとのこと。 |
その他周辺情報 | 山の鼻の小屋は大雪のため、売店営業なし。飲み水は無。(鳩待峠寄りの沢水を汲みました)。トイレの水は出る。 下山後の温泉 寄居山温泉ほっこりの湯 電話 0278-58-4568 営業時間10:00〜20:00 定休日第1・3水曜日 料金大人550円 下山後のとんかつ屋「とんかつ げんき」 場所は鎌田からの国道沿い。白沢小学校の近く。 ボリュームは満点。ごはんの量も多い(普通盛は2膳以上ぶんくらいある)ので、少食の方はごはん少な目メニューがよろしいかと思います。 ロースにしてもヒレにしてもカツはうまいが、エビフライはイマイチと案じた。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
食器
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
シェラフ
ピッケル
アイゼン12本爪
象足
|
---|---|
共同装備 |
調理用食材
調味料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ポール
テント
|
備考 | 車に荷物をデポで来たので山行用の小さなザックを用意すべきだった。 |
感想
所属する会の山行で、至仏山へ。
初日は、鳩待峠から山の鼻に下って、キャンプ宴会を楽しんで、翌日鳩待峠からピストンする計画。
早めの集合にしたS号は快調に関越を飛ばして、10時半には鳩待峠に到着。
S号で丁度駐車場が満車になったため、後続のT号、Y号に戸倉でバスに乗り換えるようメールを送る。
到着を待っている間、一人の登山者が下りてきたが・・・なんとおなかが真っ赤。けがをしているとのこと。
ちゃんと歩けているし大丈夫だというので特に何もしなかったが、慌てていたのだろう。アイゼンを忘れて行った。駐車場の人に預ける。
そうこうしているうちに、他メンバーも到着し、峠の小屋でうどんを食べてから出発。(ちなみに小屋のトイレも埋まっていて、「男の小は外で」と呼び掛けていた。)
鳩待峠からの道は、全区間雪の上。ワカンは要らないくらいだが、時々踏み抜いてしまう。
1時間ほどで山の鼻に到着。
しかし、そこは真冬の状態だった。
小屋は雪に埋まり、営業していない。
最初に思ったことは「酒が買えないじゃないか?!」
でも、テント代はタダだった。
水は渓鳩待峠寄りの渓流まで汲みに行った。後でトイレの手洗い場の水が使えることが分かり一安心。男性用トイレのみ、入り口が除雪されていた。
雪面を皆で踏み固めて2つテントを張り終えると14時を大分回っていた。豊富な雪を積み上げ足を入れる溝を掘ってくれた。それを綺麗に慣らして真っ白な雪のテーブルが出来上がった。
メンバー持参の貴重なビールを恵んでもらって皆思い思いのつまみを持ち寄り、4月のあたたかな雪面で最高の宴が始まった。もうこれでだけでも最高な雪の1日だ!
小屋の営業はしていないが、なぜか豊富なアルコールとつまみ類。
こりゃ、帰りのザックはだいぶ軽くなるな・・・
日暮れ前、尾瀬ヶ原方に少し歩くと、燧ケ岳が白い雪原の向こうに、長い尾を引いていた。
明日も晴れるといいなぁ~。
翌日。今日は曇り空。
朝は各自なので、スキムミルクをお湯に溶かして、ホットグラノーラの朝食とする。
朝食後、テントを撤収して鳩待峠に戻る。
ここで、リーダーがピッケルを車にデポしないで持ってきた訳が判明。
竹ペグを掘り出すときに、凍っているのでピッケルで掘り出すのだ。
私を含め冬山初心者は、「なるほど~」と感心することしきりであった。
鳩待峠で、s号に不要な荷物を放り込み、身軽になって至仏山へ。
いっぱい人はいるが、8割がたスキーかスノボーの方々・・・。登山者はここでは、完全にアウェイであった。
雪の林の中、ぐいぐい高度を上げる。
悪沢岳手前で、
「ああ、去年は、ここでリタイアしたんだ〜」とK氏はつぶやく。
昨年は飲みすぎて体調不良でここでリタイアしたとのこと。
今年はちゃんとセーブしていたので、一緒に登頂できそうだ。
田代辺りまで来ると、周りの展望が開けてくる。曇り空だが、結構遠望が利く。
燧ケ岳や上州武尊山、赤城山、谷川岳などがぐんぐん見えてくる。
小至仏山は山の鼻側を巻く冬道を使う。
踏み跡が切ってあるので問題ないが、滑ったらスキーをするつもりがなくても下まで行ってしまいそう。
山側にピッケルを指しながら慎重に歩く。
斜面にシュピールを描いて下りていくスキーヤーが散見されるようになってきた。
スキーは得意でないし、山スキーもやらない私だが、
「気持ちよさそう!」と思う。
きっとそうなんだろうなぁ~。
至仏山では、さえぎるもののない大展望が広がる。
ああ、雪山ってきれいだなあ。幸せ〜。
スキーヤーたちもここで一息入れてから下っていくようだ。
名残惜しいが、記念写真を撮ってから、もと来た道を下山する。
田代の分岐は、はっきりした方の尾根は谷川方向へと続く道。左手の方に下りていく感じ。
今日は遠望が利くので迷うことはないが、分岐の辺りの尾根も広くて、視界が悪いとこれは迷いそう。
無事鳩待峠まで下山して、復路に。
今回も、下りでは足首が痛くなってきた。アイゼンをつけての長時間歩行が堪えるようだ。足首の強化も必要だなぁ。
帰りの温泉は、鎌田集落にある「寄居山温泉 ほっこりの湯」に立ち寄る。550円で清潔。露天はないが、冷えた体が温まる。
入浴したら、おなかが減る。そして、山から下りると肉が食いたくなる。
幸い、沼田インターへの道は「とんかつ街道」。
どこかで「とんかつを食べよう!」と衆議一決。
仲間の一人が「名物オヤジのいる店に行こう!ボリュームも満点だ!』という店に行くことにする。
店の名前は「とんかつ げんき」
場所は鎌田からの国道沿いの白沢小学校の近く。
時間が中途半端だったせいで、店内は空いていた。
確かにボリュームは満点。ごはんの量も多い(普通盛は2膳以上ぶんくらいある)ので、少食の方はごはん少な目メニューがよろしいかと。
ロースにしてもヒレにしてもカツはうまい。
が、エビフライはイマイチだった。
(あと、オヤジが注文を間違えた残念な人がいた・・・・)
水とお茶とコーヒーはセルフサービスで無料。
店のオヤジは個性的だった。
「ほかの店ではこんなことはしない!」ということをとうとうと語ってくれた。
好みは分かれるかも・・・。
満腹になってのった関越道は沼田から渋滞・・・。
食べておいてよかった。
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