浅川から権現山に登り雨降山を経て要害山へ
- GPS
- 06:13
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 976m
- 下り
- 1,260m
コースタイム
- 山行
- 5:12
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 6:54
天候 | 曇りのち雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道標等もよく整備されており、特に危険個所は無い。 |
写真
感想
今日は、山岳会の仲間と中央線沿線にある権現山〜雨降山〜二本杉山の尾根筋を歩き、更に上野原市にある要害山まで16劼僚珍山行に参加してきた。この山塊は、中央道の談合坂SA辺りを走っていると、右側に見えている山塊で、雨降山には沢山の電波鉄塔が立っているのが見え、いつの日か登りたいと思っていた山域であった。
中央線猿橋駅で下車し、8:18発の富士急山梨バスで権現山の登山口にあたる浅川BSを目指し、8:49に浅川BSに到着した。朝方は、青空も覗いていたが、登り始めるころには、厚い雲に覆われていた。この日の天気予報では、9時過ぎから小雨となっていたため、眺望はあきらめ、春の野草と新緑を楽しむこととした。
登り始めると、様々な種類のスミレやヒトリシズカなどの野草が目に入り、写真撮影が忙しかった。9:38に浅川峠に着き、ここから尾根筋の路になった。10時頃からぽつりぽつりと雨が降り始めた。権現山への急な登りの途中で雨が無視できなくなってきたが、湿度が高く合羽を着ると蒸し暑いため、傘をさしての登りとなった。
10:48に権現山に到着した。晴れていれば、権現山山頂からは素晴らしい富士山の雄姿が望めるはずだったが、富士山は雲の中だった。小雨が降っていたため、林の中で昼食休憩を取らざるを得ないかなと思って権現山から先を急いで下ったところ、中腹にお堂があった。大ムレ権現のお堂で、中は、土間に板がはってあり、雨宿りができそうだったため、お堂の土間を使わせてもらい、昼食休憩をとった。11:24にお堂を後にして、雨降山を目指した。雨降山への尾根道は、なだらかな尾根道で非常に歩きやすかった。
今回の山行の一つの楽しみは、雨降山の手前にあるスミレの丘のスミレの鑑賞だったが、スミレの丘には、ぽつりぽつりスミレが見受けられただけで、期待外れだった。スミレの丘からちょっとの歩きで11:55に雨降山に到達した。この頃には、雨が上がり、視界が改善してきた。
TZ仙人が、メンバーを雨降山の鉄塔の奥の南面に眺望が開けた場所に案内してくれた。南の扇山の後方に目を凝らしてみると、雪を被った富士山の裾野の一部が確認できた。しかし、これがこの日の富士山眺望の限界だった。スミレは、雨降山の南面の方が種類&量ともに勝っていた。
雨降山から二本杉山の区間もなだらかな尾根筋の途だったが、途中巻道になっている区間でTZ仙人が尾根道に登り、詳しい地図に記載されている小ピークを次々と案内してくれた。この小ピーク探しもなかなか楽しかった。
二本杉山から要害山の区間は、山と高原地図では登山路の記載がないバリエーションルートであったが、結構多くのハイカーが歩いているようで、しっかりしたふみ跡がついており、標識もしっかりしていた。
尾林峠で小休止をとった後、コヤシロ山で小休止をとった。コヤシロ山も富士山方向の樹木が伐開されており、素晴らしい眺望が得られるそうだ。山頂には、山つつじの蕾が膨らんでおり、クヌギやコナラの新緑が眩しく感じられた。その後、風の神様のピークを通過し、14:42に要害山に到着した。
要害山は、かって山城が築かれていた場所で、南面が開けており、晴れていれば、丹沢から富士山にかけて素晴らしい眺望が得られる場所だった。富士山や丹沢山塊は雲に覆われてしまっていたが、中央線沿線の山々が良く見えた。また、中央道の談合坂SAも眼下にくっきり見えていた。この頃になると、またぽつりぽつり雨が降ってきたため、15:00に要害山を後にした。鏡渡橋BSからバスに乗る予定だったが、バスが出た後だったため、バスの本数が多い新井BSまで歩き、上野原駅に帰着した。
今回は、天候が曇り後雨の予報の中でも山行だったため、折角の素晴らしい眺望を楽しむことができなかった。しかし、新緑の芽吹き時の「山が笑う」素晴らしさを満喫でき、楽しい山行だった。また、機会を作って天気の良い時に歩きたいコースである。
なお、権現山から山ムレ権現の区間の記録が一部抜けております。
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