(剣山系)石立山
- GPS
- 08:20
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 1,264m
- 下り
- 1,255m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登りは、道は明瞭だが、ジャンクションピークまで急登が続く。 ジャンクションピークから石立山山頂までは笹薮が深い。要注意。 |
写真
感想
【山行No194】
※ 四国での未踏の山もだんだん少なくなってきた。
剣山地の南側にそびえる石立山は、日帰りでは距離も遠く、また標高差も大きいので、
なかなか行きづらい山だが、思い切って行ってみることにした。
6:20 自宅発
・夜明けまえの暗い町を出発する。
新居浜ICより高速道にのり、高知道を通って高知県へと入る。
7:30 南国IC
・ここから、国道195号に沿って、徳島との県境へ向かう。
早朝なので車も少なく、朝のピリッと冷たい空気を感じながら気持ちの良いドライブ。
8:30-9:00 別府峡登山口(標高=560m)
・ガイドブックに従い、別府峡の登山口より登り始めることにする。登山口には車が3台のみ。閑散としている。
と、その前にまず軽く朝食をとって腹ごしらえしてから出発。
・登り始めると、ガイドブック通りにいきなりの急登が始まる。
道自体は明瞭についている。石灰岩の山らしく、足元の石は白々としている。
10:00-10:10 竜頭谷(渡渉点)(標高=870m)
・今回唯一の水場。冷たくておいしい水を補給する。
・その後も相変わらず急登続きで、足は重い。
周りの木々は、落葉樹、照葉樹、針葉樹の混交林になっている。
木々の間から、登山口の駐車場が見えるが、それにしても真下に見え、いかに急な坂かがよく解る。
・標高が1100mあたりをこえるとさしもの急登も、ようやく一段落となり少し緩やかとなってきた。
周辺は松や檜の大木が多く、気持ちのいい森だ。
11:40-50 白い露岩のある場所(標高=1250m)
・ここは展望があるので、小休止。
遠く、峰続きの白髪山に登っている人が双眼鏡を使うと良く見えた。
上空は、北西側から積雲の群れが押し寄せてきているが、南の方は太平洋まで秋の青い光に包まれている。
・このあと、ようやく紅葉がパラパラとでてきた。
標高が1400mを越えると再び斜度は急になり、ゼイゼイ言いながら登る。
周りはブナ林に変わった。
13:00 ジャンクションピーク(石立山西峰)(標高=1690m)
・ようやく稜線の一角にたどり着いた。が、ここから見る石立山本峰は以外と遠くにあり、ちょっとがっかりする。
・ここから先は、笹が覆った道となる。笹はところによっては首まであり、
かき分け、かき分けしながら泳ぐように進む。
13:40-14:30 石立山山頂(標高=1708m、気温=15℃)
・山頂部は、広い笹原状の丸いピークで、ガイドブックにあったとおり、
周りは笹に囲まれてあまり展望はない。
6畳分くらい笹が刈り取られて、スペースが空いているだけ。
背伸びしてみると、ようやく、太平洋や高知市付近が望むことができた。
・見晴はイマイチではあるが、長い登りを登ってようやく山頂に着けて達成感はある。
遅い昼食をとり、持ってきた山の本を声を出して読めば、気分も良い。
人影もなく、晩秋の静かな山頂だ。
・帰りも来た道を下る。ジャンクションピークまでは笹の中、道を失わないよう、慎重に進む。
14:50 ジャンクションピーク
・ガイドブックによるとここから北に少し進むと、捨身が嶽という岩場がある、
とのことだが、時間がだいぶ押してきているので、寄らずにそのまま下る。
15:50-16:00 白い露岩のある場所
・だんだんと夕方となり、静かすぎるほど静かな山道を、日没と競争するようにどんどんと下る。
16:40 竜頭谷
・とうとう日が陰ってきた。日没は17時ころ。暗くなるのが先か、登山口に着くのが先か、秒読み段階になってきた。
17:20-17:30 別府峡登山口
・薄暗くなりつつある登山口にようやく到着。ヘッドランプを使わずに済んで、ほっとした。
・国道195号、土佐中街道をひたすら麓に向かい進む。
この道はいつも、なんだか淋しい印象のある道だ。
18:40-19:15 南国IC
・南国ICから高速に入った少し先のPAで軽く食事をとる。
今日は一日中かかった登山のせいで、かなりエネルギーを使った感じだ。
20:30 新居浜(自宅)着
・長い一日が終わった。
ふた昔前は今からは想像出来ない笹の山だったんですね!(';')
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