記録ID: 1814589
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積雪期ピークハント/縦走
甲信越
阿弥陀岳北稜 単独
2019年04月28日(日) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 13:12
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,498m
- 下り
- 1,481m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
南沢は入ってすぐ積雪あり 行者小屋あたり完成冬レベルの雪 |
写真
装備
個人装備 |
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
ネックウォーマー
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
水筒(保温性)
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
ツェルト
ヘルメット
ザイル&登攀具
|
---|
感想
12月に足を故障しリハビリする事4ヶ月半。
今期の最低(単独)目標であるここをギリギリ雪のあるうちに達成しました。
時期的には当然残雪期。むしろ終盤という事もあり行者小屋から北稜へのトレースはゼロ。
こんもり積もった雪面を吟味して、適所であろう場所から入り込みました。
この時期異例の降雪とあり、初冬はブッシュだった斜面も立派な雪壁に。殆どをバイルと前爪で登ります。病み上がりでこれは非常にしんどく(笑)ふくらはぎがプルプルしてました。
途中何度か踏み抜き、足の付け根まで落ちました。だけど脚は付かなかったのでもっと深そうな感じです。体重移動に気を使いながら静かに慎重にに登りました。
そして岩が所々露出し始めるとそれは見事なベルグラ。勿論これは想定内。前日にアイゼンを研いでいたので爪を利かせ登りました。
1,2岩峰に雪は一切なく、むしろグラつきボロボロ。手がかりを選び慎重に越えました。
最後のナイフリッジも積み上がった岩のようでグラグラ。なんとも不安定。
ここはビビりちゃんらしく、腰を落としてノロノロと通りました。
最後のビクトリーロード(山頂への道)まで全てトレースを着ける事が出来、ほんの少しですが成長を感じました。そして過去いろんな環境で経験してきた事を活かせる達成感のある山行となりました。
1年前の私なら厳冬期には行けても、この状況下では挑めなかったでしょう。
全ては沢山の経験をさせてくれた兄貴に感謝です。
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利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
こんにちははじめまして。
本日、ほぼ同じコース登りました。
モンベルのスノースパイク10で登りました笑。こえーのなんのって。
今年のGWは雪が多いと思いませんか??
やまのこ村にクルマ置いていたのですが、もはや北稜戻りたくなかったので、御小屋方面に逃げました。御小屋からイッキにショートカットして、美濃戸山荘に出ました。
こんにちは。確かに昨シーズンより多かったですね。北稜は過去2回は初冬に登りましたが、その時の雪付き薄い方が恐かった記憶にあります。
残雪は腐るわ踏み抜くわ、アイスもあるわで、結局神経使う箇所はどちらもありますよね。連休後半となると尚更たちの悪い状況だったのではないでしょうか??
ナイスです!お疲れ様でした。
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