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トレイルラン
石鎚山
石鎚山周回 石鎚山温泉手前の無人駐車場より
2019年04月27日(土) [日帰り]
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 05:33
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,182m
- 下り
- 2,089m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 5:31
14:05
ゴール地点
天候 | 曇り後晴れ 強風 -3℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
当日、私が登った少し後に、二の鎖で滑落された方がいたようです。ドクターヘリで運ばれたそうです。その後の安否が気がかりでなりません。 少し厳しい言葉も使いますが、今後、事故がおきないために、私見を述べさせていただきます。御容赦ください。 試しの鎖は長いが足場も良いです。ここを何の苦も無く登れないようならば、二の鎖にはいくべきではないとおもいます。途中まで登って動けなくなるようならば、きっと降りることも難しいでしょう。「行けるところまで行ってみて、考えよう」的なトライは避けるべきです。 二の鎖は足場をきちんと考えて、足置きしながら腕をサポートできないと危険です。本当に腕力が必要な時に、力尽きているようでは、滑落の危険性がかなり高くなります。当日は鎖が凍っていて氷や霧氷が沢山ついていましたので、ワークマンで売っている薄手のスーパーグリップという手袋をしました。足場の崖もあちこみに雪や氷が乗っていて、きちんと足場を確認しながら登れないと危険です。鎖の輪っかも重要な足場として利用できます。二の鎖にてこずるようならば、三の鎖は絶対に行くべきではありません。 三の鎖は、鎖と足場の崖が離れているので、腕だけで登ろうとすると体幹が伸び切ってしまい、体が振られる可能性があります。登る前にきちんと状況を把握し、装備を検討し、コース取りを考えてからイメージできない方は登るべきではありません。当日は鎖が全面凍結していただけでなく、足場の崖もすべて完全に凍っていました。私はここではチェーンアイゼンをはきましたので、特に問題ありませんでしたが、トレッキングブーツでも滑る可能性が高いです。 二の鎖からは、趣味のボルダリングの足上げや体重移動も多少使い、特に苦も無く登れましたが、当日の状況では、装備や体力、経験値が少ない方は、ちょっと危ないのでは?と感じました。 三の鎖は、当日の状況では、ボルダリングをやっていなかったり、チェーンアイゼンを持参していないかたは登るべきではないと感じました。とても危険です。個人的には、だれでも登って良いような鎖場ではないとおもいます。「自分の技量を図ることができない方」もいるとおもいますので、鎖場の前にかなりしっかりとした注意書きを大きく設けるなり、第三者が何かしらのチェックをするなり、あるいは年配者や子供などは登るのを禁止させても良いような気がします。特に凍結しているときは、登ること自体を禁止させるべきだとおもいます。 鎖は、軍手や毛糸の手袋など滑る手袋は厳禁です。素手か、薄手でグリップが良い手袋が良いです。運動靴は氷で特に滑るとおもいます。おもいザックも危険です。ザックの重量で体が振られ、より多くの筋力と持久力が必要となります。 ボルダリングならば、5級程度を簡単に登れて、しっかりとした装備をした方ならば、大丈夫だとおもいます。 鎖場の斜度、高さ、岩盤は、落ちたら簡単に命を落とすレベルです。楽しく登るためにも、無理は禁物だとおもいます。 |
その他周辺情報 | 石鎚山温泉、500円。 |
写真
地面の鎖は地面とつながってはいません。ぶら下がっているだけです。つまり、横に振れます。絶対に1人づつ登るべきです。複数人が同時に登った場合、上の方は下の方の動きで振られますし、下の方は、上の方が落ちた場合、巻き添えを食います。
天狗岳へ向かいます。足場は凍っておらず、安全でしたが、1、2箇所、ナイフリッジのような場所もあります。少し風が強いですが、ちょうど風裏を通る形になりました。ナイフリッジのような場所のみ、強風ですので注意です。
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ズボン
靴下
スーパーグリップ手袋
防寒着
雨具
トレッキングブーツ
トレラン用ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
サングラス
ツェルト
カメラ
テムレス手袋
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