18時間15分 夜の塩屋からの六甲全山縦走
- GPS
- 32:00
- 距離
- 41.3km
- 登り
- 2,945m
- 下り
- 2,906m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
駅前にコンビニありましたが、24時間営業ではなさそうでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
六甲全山縦走のいいのは、いたるところでエスケープできる事 10km 横尾小(地下鉄妙法寺約1k) 18km 神戸電鉄鵯越駅 26km 市が原(新神戸へ2km) 30km 摩耶山〜38kmカンツリー駅(ケーブル・ロープウェイ・路線バス) |
写真
感想
cyuusan企画に参加させていただきました。
最近、平日はパソコン開く気力も無いほど忙しかったのですが、
さっそくの記録アップに、あわてて写真を追加しました。
が、やはり余裕が無くなったのか、摩耶を最後に写真が無い!!
疲れないように、とにかくゆっくりのんびり歩きましたので、
おそらく(参加したことは無いですが)神戸市主催の大会などで歩くよりは、
じっくり山や町の景色を堪能することができたのではないでしょうか。
また後日じっくり感想は書かせていただきます!
cyuusan、ありがとうございました!!
最後まで一番元気なのは、やはりcyuusanでしたね。
ほんと、恐れ入りました!!
まだまだ若かった頃、毎年のように会社の同僚を誘って行っていた六甲全山縦走、また周りに山好きが集まってきた(というか自分の山好きが復活してきた)のもあって、実に30年ぶりに企画した全縦、楽しい仲間が集まってくれました。
六甲全山縦走といえば、早い人で12時間くらいですが、目標は全員完走。朝一の電車に乗っても、へたするとその日に家に帰れない事もあるので、昔どおり前夜発に。
住民への配慮もあり、今では神戸市主催の全縦でも須磨浦公園が出発地点となっていますが、六甲山系西端の本来の始点である塩屋を夜11時に出発、周りに迷惑をかけないよう、多少迷いながら登山道に入ります。(塩屋は道案内も無く、距離的にもさほど変わらないので、特にこだわりがなければ須磨浦公園から出発された方がいいと思います。)
旗振山近くに行くと、山頂遊園地に到着(昔はドレミファランドと呼んでいた覚えがありますが)。振り返ると明石海峡大橋が間近に見えるではありませんか。また、ライトに照らされる桜がとっても綺麗な事。神戸の街も向こうに見え、とてもロマンチックな景色です。
高倉台の天に続く階段(300段以上真っ直ぐに続いています)を昇り、横尾山を越えるといよいよ須磨アルプスへ。風化が進んでいるようで、昔は鎖梯子だったところも安全のために階段に。明るかったら相当スリルのあるコースです。けれど右を見ると100万ドルと言われる神戸の夜景、左を見ても西神の夜景と、こんな町に挟まれて、まだこんな場所が残っているんだなと感慨無量になります。
さて個人で全縦する場合に問題となるのが街の通過。案の定、道を間違ってしまい、15分程度のロス(横尾に出たら右にいけばいいと思って車道横の遊歩道に入ってしまったが、一旦左に200m程行ってからT字路を右に曲がるのが正解)。高取山を登り、またまた鵯越の街中を道を探しながら菊水山へ。この菊水山、標高は大した事ないがとにかくキツイ。全縦を最初飛ばしてきた人は、ほとんどここでやられてしまいます。
やがて空も明るくなり、菊水頂上に到着と同時に御来光。この日の朝は天気もよく、信州の山に登っているのではないかと思うくらい、すばらしい御来光を拝む事ができました。
鍋蓋山から市が原へ下り、ほぼ予定の時間に摩耶山到着。ここまで来れば完走したようなものだが、眠さはピークに。意識もうろうとしながら六甲山上の町に到着してレストランで昼食。
昔はもう少し店があった気がしたが、絶好の行楽日和なのに人出も少なく、ちょっと寂しい気分に。
ところが、六甲山頂に到着すると、びっくりびっくり。何だこの人の山は。六甲山というのは訪れる人は多いが、六甲山頂に立つ人はほとんどいないのが普通。どうやら、有馬温泉へのツアー客がたくさん来ているようだった。
いつもはズルして車道を行くところを、今回は正調六甲全縦として登山道をあるいたため、少し時間を消費しながら、東六甲縦走路に突入。もうここからは降りるしかありません。
長い長い東六甲縦走路を歩き、最終地の塩尾寺に到着。ただし、全縦で最もツライのは、ここから宝塚駅までなんです。急なアスファルト下りが疲れたひざには相当こたえます。
さて、ほぼ予定どおりの時間に宝塚に到着、ひとっ風呂浴びてビール+ジュースで乾杯。ああなんておいしいんでしょう。けれどみんな眠さでダウン。誰かさんの眼はトロントロンになっていました。
ほんとに久しぶりにした六甲全山縦走、最高の天候と楽しい仲間のおかげで、とっても楽しい山旅になりました。そしてなんといっても待ちに待ってたサプライズ発表。完走した喜びが10倍100倍になりました。
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