記録ID: 1830255
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山滑走
白馬・鹿島槍・五竜
針ノ木岳
2019年05月04日(土) [日帰り]
富山県
長野県
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 08:23
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,412m
- 下り
- 1,441m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:29
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 8:23
距離 10.4km
登り 1,425m
下り 1,441m
2時の時点で無料駐車場は、ほぼ満車でした。
4時30分に目覚ましをセットしたが、起きたら周りが明るい。なんと6時になっていた…。急ぎ用意を済ませて行動開始。ゲート脇の登山道入口からシール登行出来る。
左岸を1540m地点まで進み沢を渡り、右岸のトレースに乗りあげ大沢小屋付近まで延々と高巻き気味に堰堤をかわして行く。エッジをしっかりと立てないと谷足側がズリ落ちる。
大沢小屋付近からは左右のデブリをかわして針ノ木雪渓を詰めて行く。風も日陰も無く暑い。暫くは半袖で行動する。途中に一部急登がありデブリが邪魔だ。
マヤクボ出合から進路を正面に針ノ木峠を目指す。シールのまま稜線まで乗り上げようと思ったが、途中からクトーを装着する。
稜線に到着し暫く休憩後、アイゼン&シートラに換装し山頂をめざし尾根歩き。出だしの岩稜帯を登り上げたら快適な稜線歩きとなる。ポコが出てきたら右側から巻いて行くが、右下は結構な急斜面で滑落したら大変だ。アイゼンの爪をしっかり蹴り込み進んでいく。ポコの巻きが終わってもトラバースは続く。精神的に疲れる。
マヤクボ沢上部のコルに到着したら正面に急斜面の登りだ。スキーをデポして行こうかとも思ったが山頂まで担ぎ上げる事に。
この急登は行動中一番の急斜面だと思う。わずか30m程度だが垂直にしか見えない。一気に登りあげ安全地帯でひっくり返って息を整え山頂へ。
針ノ木岳登頂。
山頂からは360°の絶景だ。遠く頸城山塊や乗鞍岳まで見える。一通り景色を堪能したら、山頂からスキー滑走。先ずは来たルートをマヤクボ沢上部のコルまで戻る。そこから本格滑走だ。フィルムクラストの斜面を一気に落す。この瞬間の快適の為に登り上げてきた。2530mの台地付近は中央部では雪切れる。上部から繋げて滑走する場合は左右どちらかに寄って下部に落した方がいい。
自分は雪切れの下部に面ツルバーンがあるのを見つけていたので、一度スキーを外し少しだけ歩く。やはりそこには滑走痕のないスベスベ斜面があった。距離は短いが美味しくいただいた。
マヤクボ沢下部からはデブリが現れる為、スキーをコントロールして針ノ木雪渓も落として行く。途中で右からアンモナイトが転がってきて、危うく衝突するところだった。左右の斜面にも注意が必要だ。
大沢小屋付近からは右岸のトレースに沿って戻る。これが太腿にジワジワときいてくる。最後は沢筋を高度を下げ過ぎないように総合案内センター裏手の橋まで疎林を滑ってゴール。
初の針ノ木岳は楽しかった。自宅からは乗鞍岳に行くよりも近く、来シーズンからは何度か来よう。パウダーの時期も滑ってみたいが、あのデブリを見ると安定してからでないと入山は出来ないかな。
4時30分に目覚ましをセットしたが、起きたら周りが明るい。なんと6時になっていた…。急ぎ用意を済ませて行動開始。ゲート脇の登山道入口からシール登行出来る。
左岸を1540m地点まで進み沢を渡り、右岸のトレースに乗りあげ大沢小屋付近まで延々と高巻き気味に堰堤をかわして行く。エッジをしっかりと立てないと谷足側がズリ落ちる。
大沢小屋付近からは左右のデブリをかわして針ノ木雪渓を詰めて行く。風も日陰も無く暑い。暫くは半袖で行動する。途中に一部急登がありデブリが邪魔だ。
マヤクボ出合から進路を正面に針ノ木峠を目指す。シールのまま稜線まで乗り上げようと思ったが、途中からクトーを装着する。
稜線に到着し暫く休憩後、アイゼン&シートラに換装し山頂をめざし尾根歩き。出だしの岩稜帯を登り上げたら快適な稜線歩きとなる。ポコが出てきたら右側から巻いて行くが、右下は結構な急斜面で滑落したら大変だ。アイゼンの爪をしっかり蹴り込み進んでいく。ポコの巻きが終わってもトラバースは続く。精神的に疲れる。
マヤクボ沢上部のコルに到着したら正面に急斜面の登りだ。スキーをデポして行こうかとも思ったが山頂まで担ぎ上げる事に。
この急登は行動中一番の急斜面だと思う。わずか30m程度だが垂直にしか見えない。一気に登りあげ安全地帯でひっくり返って息を整え山頂へ。
針ノ木岳登頂。
山頂からは360°の絶景だ。遠く頸城山塊や乗鞍岳まで見える。一通り景色を堪能したら、山頂からスキー滑走。先ずは来たルートをマヤクボ沢上部のコルまで戻る。そこから本格滑走だ。フィルムクラストの斜面を一気に落す。この瞬間の快適の為に登り上げてきた。2530mの台地付近は中央部では雪切れる。上部から繋げて滑走する場合は左右どちらかに寄って下部に落した方がいい。
自分は雪切れの下部に面ツルバーンがあるのを見つけていたので、一度スキーを外し少しだけ歩く。やはりそこには滑走痕のないスベスベ斜面があった。距離は短いが美味しくいただいた。
マヤクボ沢下部からはデブリが現れる為、スキーをコントロールして針ノ木雪渓も落として行く。途中で右からアンモナイトが転がってきて、危うく衝突するところだった。左右の斜面にも注意が必要だ。
大沢小屋付近からは右岸のトレースに沿って戻る。これが太腿にジワジワときいてくる。最後は沢筋を高度を下げ過ぎないように総合案内センター裏手の橋まで疎林を滑ってゴール。
初の針ノ木岳は楽しかった。自宅からは乗鞍岳に行くよりも近く、来シーズンからは何度か来よう。パウダーの時期も滑ってみたいが、あのデブリを見ると安定してからでないと入山は出来ないかな。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から山頂まで雪は繋がっている。 【登行】 針ノ木峠下2350m付近から針ノ木峠までクトー装着。 ※マヤクボ出合からクトー装着の方がストレスなく登れる。 針ノ木岳山頂までシートラ&アイゼン。 ※峠から山頂までマヤクボ沢上部のトラバースは斜度もあり滑落注意。 【滑走】 マヤクボ沢カール下部2530mの台地で一部雪切れあり。沢状地形に入る手前の左右は下部まで雪が繋がってる。 針ノ木雪渓から大沢小屋付近はデブリだらけ。 大沢小屋付近から登山口までは延々とトラバース滑走です。 |
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