祖母山(尾平鉱山〜黒金山尾根〜祖母山〜三県境〜緩木山)
- GPS
- --:--
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 1,745m
- 下り
- 1,833m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 9:25
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
飛行機
小田原〜緒方\14,470 + 新幹線自由席\7,460 + 特急指定席\1,750 宮迫石仏〜尾平鉱山(豊後大野コミュニティバス)\300 豊後荻〜大分\1,480 + 特急自由席\820 大分駅〜大分空港(大分交通)\1,550 大分〜成田(Jetstar)\7,270 空港第2ビル〜日暮里(京成本線)\1,030 日暮里〜新宿\200 新宿〜本厚木\500 + 特急指定席\570 |
写真
感想
全体で89座目、今年初の百名山です。
当初阿蘇の予定でしたが、火山活動のため規制強化されたため祖母に変更しました。
傾からの縦走や上畑から障子岩尾根も検討しましたが、アプローチと途中の小屋状況から断念。バスもある尾平鉱山から入って、下りは比較的駅に近いところに降りられる緩木山までとしました。
行きはやはり鉄道で。緒方駅からのバスは16時過ぎのため、出発ゆっくりでも良かったのですが、緒方駅から原尻の滝に寄り道するため小田原6:15のひかりに乗車。新大阪からはみずほで小倉へ、さらにソニックに乗り継いで大分へ。緒方に着いたのは15時近く。小田原から8時間余りの移動は流石に疲れます。
緒方駅から原尻の滝を目指します。線路を越えてさらに南へ向かうと国道にぶつかるので、西へ行くと意外と早く着きました。水量は余り多くなくて迫力という面ではいまいちでしたが、なかなか興味深い景色だったと思います。
さて、ここから尾平鉱山へのバスに乗るためバス停を移動。時刻表と地図から石仏のあたりだろうと目当てはつけていましたが、多少不安はありました。石仏のところでバス停見つけて一安心。緒方駅から滝が40分、そこから石仏まで25分です。石仏も見てきました。あまりに暗くて写真撮れなかったのですけど、いわゆる磨崖仏で、思った以上に立派で驚きましたが、大分県にはこういう石仏が多いそうですね。
今日の宿はLAMP豊後大野。かなり立派な建物ですが、廃校の校舎の活用だそうです。2段ベッドでシーツなどはセルフですが、お値段を考えれば不満はありません。
翌朝。4時に起きてゆっくり支度。十分明るくなって5時過ぎに出発。登山口はバスが来た道を数分戻ったところです。駐車場もあります。しばらく沢を遡行。二つ目の吊り橋を渡り、さらに沢沿い。パイプ橋をわたり、しばらくして徒渉したらいよいよ尾根に取り付きます。これが結構いい感じの登りであっという間に高度が上がります。気づいたら水場があって稜線に着く感じでした。
天狗岩に立ち寄ります。最初わかりづらい標識がありますがそこは左に入らず右へ行って次の標識で左へ。アケボノツツジが見事でした。祖母山・障子岳などの非対象山稜に鮮烈な印象を受けました。
祖母山の登りは最後かなり険しい岩場。ここの岩が角が丸まっている感じでかなり手掛かりに苦労します。ロープに頼りながら何とか登り切って山頂。
昨年の九重は少し天気悪かったのですが、今年は文句なし。祖母傾はもちろん、阿蘇・九重など見事な展望を楽しみました。
ちなみに、山頂にいるときに携帯から緊急地震速報。日向灘での地震予告でした。
下りに入ります。最初はそれなりに勾配があって、前日の雨残りのため滑る状況でしたが、国観峠から三県境までは全く問題なし。ここから緩木山方面ですが、踏み跡薄く入りが難しいです。ペンキ・リボンをよく見て進めばうっすらと踏み跡があります。序盤だけクリアできればその後は明確な尾根上になるので、また県境を表すものかプラスチックの杭がしばしば設置されているので、それも目安になります。この稜線は土が軟らかめでとても足にやさしく歩きよいですね。しばらく下っていくと目の前にかなりのピークが見えて、それを巻き気味に登っていくと標識があって、右に登っていくと烏帽子山です。ここから振り返る祖母山も見事でした。
烏帽子山からさらに下って、カヤの斜面を抜けると越敷岳との分岐。さらに数回アップダウンを繰り返して緩木山。山頂の表示によると、山城として機能していたそうです。なかなか興味深いですね。
ここからの下りもリボンに注意して歩き、コンクリート舗装が出てきて、車道に入ります。ここから豊後荻駅まで約9辧参ったのは意外に登りが多いこと。結構疲れました。ついた荻駅はビビッドなグリーンの駅舎が印象的でした。それから、この情報ほしい人も少ないでしょうが、2018の山と高原地図に載っている、竹田市方面から「二俣」に行くバス路線上を一部歩いていますが、バス停らしきものは全くありませんでした。バス会社のHP見てみましたがよくわからず、運行されている可能性はかなり低いと思われます。
帰りの飛行機は大分からジェットスター。連休の翌週でかなりお得な料金でした。昨年のバニラエアのときほど機内狭く感じませんでしたが、実際に広いのか、それとも慣れただけかな?それから、今回第3ターミナルから連絡バスに乗ってみました。第2ターミナルまで移動距離は500mそこそこなんですが、待ち時間ほぼないし、これは使う方が賢いと思いました。
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