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Yamareco

記録ID: 1843578
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雪山ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳(なかなかの残雪期大雪渓)

2019年05月11日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
13.1km
登り
1,690m
下り
1,690m

コースタイム

5:50猿倉荘→ 6:50白馬尻7:06→ 10:43白馬岳頂上小屋10:53→ 11:20白馬山荘→ 11:40白馬岳11:50→ 12:07白馬山荘→ 12:10昼食12:30→ 12:35白馬岳頂上山荘→ 14:23白馬尻→ 15:10猿倉荘
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
■デブリ: 大雪渓の下半分に、大きなデブリの跡がありましたが、最近のものではなさそうです。
■落石: 大雪渓の上の方を登っているときに、杓子岳側から3回ほど落石を見ました。3回とも15cmほどの大きさ。その中の1回は、小さいものを含めて20個ほどの石が一度に転がっていきました。あまり杓子岳沿いは通らない方がいいかもしれません。効果はわかりませんが、念のため、ヘルメット着用。
■クラック: 大雪渓上部の急斜面などに、クラックがあります。上の方から見ていても気がつきませんので、気をつけて。
6時前の猿倉荘の駐車場、GW明けのためか、思っていたより空いていました。
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6時前の猿倉荘の駐車場、GW明けのためか、思っていたより空いていました。
まずは、白馬尻まで林道歩き。まだ雪がありました。
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まずは、白馬尻まで林道歩き。まだ雪がありました。
白馬尻に到着、山荘はまだこの雪の下。
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白馬尻に到着、山荘はまだこの雪の下。
アイゼンを付けて、アウターを脱いで出発。
アイゼンを付けて、アウターを脱いで出発。
この辺りは、デブリの跡がたくさん。
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この辺りは、デブリの跡がたくさん。
デブリの脇を通って、
デブリの脇を通って、
デブリの山を越えて、
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デブリの山を越えて、
うわー、やばいね、ひとり言を言いながら、
うわー、やばいね、ひとり言を言いながら、
先行者の後を追います。
先行者の後を追います。
振り返って、やっぱりすごいね。
振り返って、やっぱりすごいね。
この急な斜面を上がると、
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この急な斜面を上がると、
デブリの跡がない大雪渓、最高。
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デブリの跡がない大雪渓、最高。
振り返って、やっぱりやばいね。
振り返って、やっぱりやばいね。
美しいね。夏のようなスプーンカットでない残雪の上を歩きます。赤いチョークもありません。
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美しいね。夏のようなスプーンカットでない残雪の上を歩きます。赤いチョークもありません。
ここからすぐのようで、なかなか遠い。
ここからすぐのようで、なかなか遠い。
でも、最高の景色。
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でも、最高の景色。
広角にするとこんな感じ。
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広角にするとこんな感じ。
前の人たちに近づいてきた。
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前の人たちに近づいてきた。
振り返ると、自分が急斜面を登ってきたことがよくわかる。
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振り返ると、自分が急斜面を登ってきたことがよくわかる。
かっこよい杓子岳の岩が迫ってくる。
かっこよい杓子岳の岩が迫ってくる。
この辺りだったかな、20cmぐらいの岩が3回ほど転がり落ちていった。
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この辺りだったかな、20cmぐらいの岩が3回ほど転がり落ちていった。
葱平(ネブカッピラ)の手前。さらに斜度は上がる。
葱平(ネブカッピラ)の手前。さらに斜度は上がる。
正面に高妻山など頚城の山々が
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正面に高妻山など頚城の山々が
ここは、たいへん急だった。
ここは、たいへん急だった。
登っても、まだまだ先がある。
登っても、まだまだ先がある。
振り返ると、杓子岳。絵になるね、ほんと。
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振り返ると、杓子岳。絵になるね、ほんと。
この辺りは、お花畑になるところ。頂上宿舎も見えてきた。
この辺りは、お花畑になるところ。頂上宿舎も見えてきた。
ここが、またまた急斜面。なかなか登っていかない。
ここが、またまた急斜面。なかなか登っていかない。
もう少し。
頭の上には、おもしろい雲が
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頭の上には、おもしろい雲が
白馬鑓も見えてきた。
白馬鑓も見えてきた。
頂上宿舎、まだ雪に囲まれ冬眠中。
頂上宿舎、まだ雪に囲まれ冬眠中。
頂上宿舎の上の平らなところに出ると、とうとう山頂も見えてきた。
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頂上宿舎の上の平らなところに出ると、とうとう山頂も見えてきた。
そこから、頂上宿舎。
そこから、頂上宿舎。
立山方面も、良く見えてます。
立山方面も、良く見えてます。
旭岳、この時は登っている人はいませんでした。
旭岳、この時は登っている人はいませんでした。
アイゼンは脱いで登ることにしました。
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アイゼンは脱いで登ることにしました。
雪倉岳と朝日岳。
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雪倉岳と朝日岳。
久しぶりの雷鳥さんとの出会い、雌が2羽に、雄が1羽。
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久しぶりの雷鳥さんとの出会い、雌が2羽に、雄が1羽。
その雄。
白馬山荘。山頂はすぐそこに見えるのですが、もうヘロヘロ。
白馬山荘。山頂はすぐそこに見えるのですが、もうヘロヘロ。
やっと白馬岳山頂、久しぶりです。
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やっと白馬岳山頂、久しぶりです。
北方面の写真をゆっくり撮ろうかとファインダーを覗いてたら、またまた雷鳥さんが横切って行った。
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北方面の写真をゆっくり撮ろうかとファインダーを覗いてたら、またまた雷鳥さんが横切って行った。
山頂の雪庇の上で、何かを追いかけている。
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山頂の雪庇の上で、何かを追いかけている。
どうも飛んでいる虫を食べたいらしい。
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どうも飛んでいる虫を食べたいらしい。
小蓮華山の上に、頚城の山々。焼山、火打、妙高。
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小蓮華山の上に、頚城の山々。焼山、火打、妙高。
雪庇だけ、まだ解けていない。
雪庇だけ、まだ解けていない。
正面奥は雪倉岳、手前は小蓮華山。
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正面奥は雪倉岳、手前は小蓮華山。
南南西方面、言わずと知れた立山と剱。
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南南西方面、言わずと知れた立山と剱。
剱岳をさらにズーム。
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剱岳をさらにズーム。
立山、雪渓が美しい。
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立山、雪渓が美しい。
剱の北側。 左が猫又山、右が毛勝山。
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剱の北側。 左が猫又山、右が毛勝山。
下り始めると、またまた雷鳥さん。
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下り始めると、またまた雷鳥さん。
剱岳方面、手前が白馬山荘。
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剱岳方面、手前が白馬山荘。
山頂から少し下ったところに、日本で最初の山小屋『白馬山荘』開設者、松沢貞逸の碑
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山頂から少し下ったところに、日本で最初の山小屋『白馬山荘』開設者、松沢貞逸の碑
ここも雪庇だけまだ解けずに残っている。
ここも雪庇だけまだ解けずに残っている。
また雷鳥、これは最初に見た雄かな?
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また雷鳥、これは最初に見た雄かな?
白馬山荘の下の平らなところで小休止。景色を見ながら、のんびりメロンパンをいただく。
白馬山荘の下の平らなところで小休止。景色を見ながら、のんびりメロンパンをいただく。
広角レンズで・・
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広角レンズで・・
望遠レンズで、杓子岳山頂付近。
望遠レンズで、杓子岳山頂付近。
望遠レンズで、白馬鑓ケ岳。白馬鑓温泉小屋から来たという青年と話したけど、彼はどこを通ってきたのだろう。
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望遠レンズで、白馬鑓ケ岳。白馬鑓温泉小屋から来たという青年と話したけど、彼はどこを通ってきたのだろう。
さて、下山します。頂上宿舎後辺りの斜面、急斜面過ぎて下りるのも楽ではありません。
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さて、下山します。頂上宿舎後辺りの斜面、急斜面過ぎて下りるのも楽ではありません。
雪はだいぶ柔らかくなっていて、ズボッ、ズボッの繰り返し。
雪はだいぶ柔らかくなっていて、ズボッ、ズボッの繰り返し。
お花畑の下辺りまで来たら、またまた雷鳥さん。
お花畑の下辺りまで来たら、またまた雷鳥さん。
杓子岳、絵になります。それにしても急です。
杓子岳、絵になります。それにしても急です。
ここが急で、ズボッ、ズボッとやるたびに雪が転がり落ちていって、恐る恐る下った。
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ここが急で、ズボッ、ズボッとやるたびに雪が転がり落ちていって、恐る恐る下った。
ただ景色は最高。
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ただ景色は最高。
この岩肌の感じがなんともいい。
この岩肌の感じがなんともいい。
新しいデブリか、その前で4人がずっと見ているようだった。
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新しいデブリか、その前で4人がずっと見ているようだった。
急な斜面を下っていたら、小さなクレバスに気がついたが、時すでに遅く、そのままズルッと腰の辺りまで滑り落ちた。長さ3m、亀裂の幅40cm、深さ2m以上。腹が引っ掛かって助かった。
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急な斜面を下っていたら、小さなクレバスに気がついたが、時すでに遅く、そのままズルッと腰の辺りまで滑り落ちた。長さ3m、亀裂の幅40cm、深さ2m以上。腹が引っ掛かって助かった。
急な斜面を下り終えて、少し歩きやすくなった。
急な斜面を下り終えて、少し歩きやすくなった。
ここがデブリの供給源。
ここがデブリの供給源。
たまに振り返って、大雪渓の上部を撮る。
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たまに振り返って、大雪渓の上部を撮る。
クラック
デブリの跡
ほんとにすごい景色
ほんとにすごい景色
白馬尻を通過、ここまでくれば、もう大丈夫。
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白馬尻を通過、ここまでくれば、もう大丈夫。
後は、だらだらと残雪の林道を下って、
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後は、だらだらと残雪の林道を下って、
猿倉荘に無事到着、おつかれ様でした。
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猿倉荘に無事到着、おつかれ様でした。

感想

・GWは、乗鞍岳と白馬乗鞍岳に行って、なかなか充実したGWだったなと、これで今年の残雪の山はおひらきにするつもりでしたが、なんと週末はまたいい天気になりそう。せっかくなので、白馬岳に行くことに。
・この時期の白馬岳は初めてですが、夏とは違って、残雪期もなかなかいい感じ。デブリの跡は嫌というほど見られるし、転がり落ちていく落石を3回も見られたし、クラックにも落ちたし、冷や汗をかきながら楽しんで行ってこられました。無事に帰ってこられてほっとした面もありますが、これまでの五本の指に入る山行になったと思います。ありがとうございました。また雷鳥さんもありがとう。

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ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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