檜洞丸へようこそ！令和元年、西丹沢の山開き。

2019年05月19日(日) [日帰り]

• GPS: 08:24
• 距離: 10.2km
• 登り: 1,214m
• 下り: 1,217m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:38
• 休憩: 0:47
• 合計: 8:25

距離 10.2km 登り 1,216m 下り 1,219m

9:10 ウェルキャンプ西丹沢
9:16 ツツジ新道入り口
10:05 10:20 ゴーラ沢出合い
11:02 11:19 展望台
12:35 ツツジ新道・石棚山稜分岐
12:54 檜洞丸
13:12 13:14 青ヶ岳山荘
14:20 14:27 檜洞丸
14:35 ツツジ新道・石棚山稜分岐
15:21 15:26 展望台
16:42 ゴーラ沢出合い
17:25 17:26 ツツジ新道入り口
17:35 ウェルキャンプ西丹沢

天候

曇りのち晴れ、時どき雨。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

ツツジ新道
例年よりもツツジの開花が遅れているようです。見頃は来週あたりかも。
登山者が多いのでよく整備はされていますが、足の置き場の悪い岩場や浮き石、ザレた所は要注意。

その他周辺情報

ウェルキャンプ場のＰに駐車。
１日６００円、受付は９時からですが、帰りに支払いでも大丈夫です。

西丹沢ビジターセンター
トイレ、更衣室、登山届けの記入と提出が出来ます。

ぶなの湯
大人二時間７００円。美人の湯という温泉はとても良い湯でした。

写真

5/19 8:10

今日は西丹沢の開山祭へ。
ビジターセンターに訪れるのも4ヶ月振りです。

5/19 8:10

今年の巫女さんは茶髪のギャル系。
私が神様なら全然許容範囲…いや、むしろ大歓迎だ！

5/19 8:10

事前の情報でツツジの開花が遅れているのは知っていたが、大事なのはツツジよりも開山祭に参加する事なので全く問題はない。

5/19 8:38

コーラス隊の丹沢賛歌にしばし聞き入る。
私の父母に近い年代の方々が歌う魂の一曲に心打たれます。

5/19 8:43

最後まで式典に居るとお神酒が頂けます。
私は下戸なので飲めませんがウェーイ。

5/19 9:16

準備を整えて出発。ツツジ新道入り口から入山です。

5/19 9:31

ここからゴーラ沢出合いまではハイキングコースのようなユルいトレイル。

5/19 9:53

…でもなく一部荒れていました。

5/19 10:05

ゴーラ沢出合いに到着。渡渉してちょっと休憩をとります。

本日ご同行するのは、去年、富士山登頂を見据えて塔ノ岳をガイドした山登りビギナーのお二人。
更にステップアップを計り檜洞丸にチャレンジです。

5/19 10:05

檜洞丸は標高1601メートル、丹沢山塊で4番目に高い山です。
昔は車でアプローチする道がなく登頂がとても困難だった為、怪峰と呼ばれた西丹沢の盟主。

5/19 10:20

ゴーラ沢出合いから登って一つ目のベンチでも休憩。
我々には今でも登頂が困難な山のようだ。

5/19 10:24

先日の荒天の時に折れたと思われる巨木から落雷の破壊力が伺える。

5/19 10:45

ツツジ新道は急登ではありますがとてもよく整備されています。
それでも山道なので、浮き石や西丹沢特有の白ザレには注意が必要。

5/19 11:18

展望台に到着。元キャビンアテンダントにスニッカーズを貰う。
無条件に旨い！

5/19 11:31

少しだけトウゴクミツバツツジやヤマツツジは咲いていましたがゴヨウツツジは全然なし。

5/19 12:14

肉厚で旨そうなキノコだ。塩ふって網焼きで食べたい。

5/19 12:14

今日も幻想的な山頂付近。

5/19 12:41

ビクトリーロードの木道を進み、

5/19 12:44

太陽光パネルが見えたら山頂は直ぐそこ。

山頂に到着。
丹沢の富士山ビュースポットではトップクラスを誇る檜洞丸へようこそ！

今日は何も見えないから令和元年の安全祈願の杭と記念撮影。

5/19 14:09

メシを食ってる時は寒かったが、時折り雲の切れ間から射す太陽の光が暖かい。
周りは幻想的でも北側の下界だけは見えました。

5/19 14:12

どなたかお忘れ物ですよ。

5/19 14:48

帰りも安全と体力を考慮してツツジ新道で下山。
登ってる時は咲いていなかった気がするゴヨウツツジが開花している。

5/19 14:49

単に気付かなかっただけかもしれんが、お二人が見たがっていたのはこちらの方なので良かった良かった。

5/19 16:08

安定の下山時は晴れ。今日も絶好調だ。

5/19 17:25

つつじ新道入り口に無事到着。

5/19 17:35

ウェルキャンプ西丹沢の駐車場にて山行終了です。

5/19 17:55

西丹沢の帰りはもちろん『ぶなの湯』で汗を流す。
お二人とも、お疲れ様でしたー。

撮影機器：

SH-03K SHARP

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 タオル

感想

takeshimaru

ツツジの開花が遅れ、尚且つ幻想的でガスガスな山頂でしたが、お二人揃って檜洞丸は良い山だった。と感想を述べていたのには驚きと嬉しさがありました。

登ると伝えるまで名前も知らなかった西丹沢の怪峰も、ビギナーの彼女達には少ないながらも咲いている花やブナの新緑が美しい山と感じたらしい。

山登りを楽しむ気持ちに何ら変わりはないが、見る物全てが新鮮だったあの頃を一緒に歩いてみて思い出しました。
富士山や槍の天辺に立った時より初めて登った大山や塔ノ岳の方が遥かに楽しかった気がする。

どんなに苦労して成し遂げた山行も最初に受けた感動を越える事はないのかもしれない。

案内をしながら、経験や体力がなくても心の底から山登りを楽しんでいた4年前の自分を見ているようで何だか羨ましく思える…、そんな山行でした。