85.皇海山「よろしく 令和」不動沢ルート
- GPS
- 05:00
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 812m
- 下り
- 808m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1750メートルあたりから急坂になって、それが不動沢のコルまで続きます。山頂直下では残雪が残っていましたがアイゼンがなくても問題がなかったです。 |
その他周辺情報 | 宿泊した、ペンション てんとう虫 http://www.tentoumushi.com/ 入浴した、花の駅・片品「花咲の湯」 https://oze-katashina.info/hanasakunoyu/ 入浴料は大人650円ですが、てんとう虫さんから割引券を頂き550円で入浴しました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
スマートフォン
時計
タオル
手ぬぐい
ツェルト
ストック
カメラ
三脚
自撮棒
充電器
|
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備考 | 山頂直下は残雪があったので、ゲイターは装着すべきだった |
感想
第85座 「よろしく 令和」
5月1日から皇太子殿下が即位され天皇となられて、元号も「令和」となった。その前後は休日となって世間では10連休となったが、僕は旅費とクルマの維持費を稼ぐために10連休のうち8日は本業、派遣バイトで働いた。10連休を如何に働くかで今年の山旅が目標通りに行くかどうかが問われるだけに、働けて良かったと思う。
数か月前にペンションてんとう虫さんから、皇海山送迎日がHPにて発表があった。僕はすぐさま一番早い19日に予約を入れた。20日に武尊山に登る予定だったが、直前になって「武尊山は積雪が思ったよりも多いので、登山は考え直して欲しい」とメールがあったので、今回は武尊山は諦めて、皇海山一本に絞ることとなった。
18日、昼頃に東京に入って、16時前に集合場所の上毛高原駅にてオーナーと合流。僕を含めて男性5人を乗せてペンションに向かった。夕食の時に、16人ほどの宿泊者と一緒に夕食を共にしたが、皆、明日皇海山登山をするようで(他に2人は遅く到着したらしい)顔ぶれを見ていると、僕よりも登ってるなと感じて、果たして「制限時間」と設定された14時までに登頂を終えられるのか? 不安になった。
そして、19日となった。無事に登山が出来るかどうかという不安のあまり、ほとんど眠れてなかったのだ。5時30分に朝食。6時30分に出発するのだが、出発する時におかみさんが登山靴を履くのに難儀しないようにという配慮か? 折りたたみ椅子をいくつか外に置いて下さるのは流石! と思った。
6時30分、18人ほどの登山者を乗せてペンションを出発。ここから皇海橋の登山口まで1時間半かかるということだが、栗原川林道に入ると僕達が乗ってるマイクロバスと同じぐらいの幅の林道をオーナーが運転は上手くて、凄いなぁと思いながら景色を眺めていた。真下を眺めると転落したら奈落の底の谷が深くあった。少なくても僕のクルマではこんな道走りたくはないなぁ〜。
7時45分に皇海橋の駐車場に着いた。僕はトイレで用を足した後、7時50分に出発した。序盤は眠れていないとは言え、いい感じで登れているなと思った。朝食後にケイレン対策として芍薬甘草湯を飲んでいた。果たしてそれが効くかどうか?
沢を横切ったり並行して登っているうちに、僕の登山用腕時計の標高は1750メートルを示していた。ここからは急坂となってきつくなった。この頃から早発ちの登山者とすれ違うことが多くなって譲り譲られ上を目指した。9時30分に不動沢のコルに到着。そこから見る鋸山は山並みがノコギリの歯みたいな山容が印象に残った。
ここから山頂に向かうのだが、残雪が多く残っていたし、急坂だし、本当に辛かった。それでも何とか10時20分山頂に到着した。やはり山頂は開けておらず展望はなかった中で日光白根山が冠雪した山容が見えた。再来月はお前の番だ! と僕は睨みつけた。思えば皇海山という名前は素敵だと思う。この名の由来は深田久弥の「日本百名山」にも書かれているので転用はしないが、「スカイ」という読みが空を意味する英語の響きと通じているので今思えばナイスネーミングだと思う。
「制限時間」である14時に間に合わなければならないと思った僕は、ペンションで作ってもらった弁当を平らげた後、下山の途についた。残雪に足を取られないよに慎重に下って不動沢のコルに着いた。急坂を慎重に降って、1750メートルのところまで降ったところで、緩やかになったが、「制限時間」に間に合えと思いつつ歩を進めた。降る時に左膝にケイレンを感じたが、緩やかになった時に痛みはなくなった。
12時50分、丁度5時間で登山を終えた。「制限時間」より一時間強早く登山を終えて良かったと胸を撫で下した。14時前には全員揃ったので、マイクロバスは皇海橋を後にした。しかし、僕の足はこの登山で精一杯となって、翌日の武尊山登山を取り消して良かったと思った。しかし、いろんな意味で計画を立て直さなければならないと実感した今回の山旅ではあったが、アクセスが困難な皇海山を登れて良かったと思う今回の山旅であった。
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